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一発ぶん殴らせろ!  作者: 団栗山 玄狐
3 謀略代理戦
34/53

34 対艦戦1

ミサイルが三発、等間隔で撃ち込まれる。

北側小型機は迷わず迎撃する。


そして、まき散らされる光る粒子を見て


「しまった」

と、北側パイロットたちは後悔した。


あの光る粒子がまき散らされるとシールドが使えなくなる。

それに頼った戦闘をしていると攻撃をよけることが大変になるのだ。


気づいた時には、更にミサイルの攻撃を受けた時だったのだ。

その為、北側小型機は数を減らすことになる。


「いい加減に遊んでないでノムイッカ!!

ノブテルを戦艦にぶち込んできなさい!!

もうこれ以上、北側の癇癪に付き合うつもりはないわ」

とジャスタ・ホワイトからの通信が入る。



「お、おう。結構イラついてんね」


「そりゃそうよ、物量でここまで来られるといい加減迷惑よ。

それに北側の代理戦機がまだ出て来ないし…

ここで仕留めてしまいたいのよ」


「わかったよ。相棒行くぞ、きちんと戦艦にぶつけてやる」

ノムイッカ・ラシタの嬉しそうな声が出ると


「オレをミサイル扱いか?」

ノブテル・ミズマが不満を漏らす。


「何言ってんのミサイル扱いじゃないよ。

ハンマーとしてぶち込むんだよ」


「それもどうかと思うが…」


「間違ってないだろうが、ほら連結するぞ」

といい、人型機の背中に回り込み、小型機動戦闘機の前方下部に連結する。

見た感じでは戦闘機の下に爆弾を抱え込んでいるようだ。


それを邪魔しようと北側小型機が迫るが、

そうはさせじと西側の二機の小型戦闘機がそれを許さない。

ミサイルや重粒子ビームが北側小型機を撃ち抜く。


撃ち抜かれた北側小型機は無残にも爆発四散する。


その隙に人型機を積んだ小型戦闘機は、敵戦艦に突っ込んで行く。


それはもう勢いよく。

器用に敵の遠距離攻撃をよけながら、


「ほら、タクシー代は、デカ物どもの撃沈で許してやるよ」

ノムイッカ・ラシタは言うと


「加減くらいしろよ、乗り物酔いするじゃないか」


「嘘つけ、いつもお前がやってることを考えたら

優しい部類だ、よっと」

ノムイッカ・ラシタは、戦艦の真上から勢いそのままで、

人型機を切り離し離脱をする。


人型機は、勢いがついたまま、戦艦上部の砲台に突き刺さる。

最早、人型機は爆弾扱いで戦艦にぶつけられたのだ。


ノムイッカ・ラシタは人型機を戦艦にぶつけた事を確認すると

支援艦に目を向ける。

戦艦は、攻撃は通らないだろうが、支援艦ならなんとかなる。

という事で支援艦と周囲にいる小型機を狙う為にSJ弾を放つ。


支援艦は、迎撃をする。

ミサイルを山ほど抱えているので

誘爆する危険性がある為だ。


たとえ、それが罠であっても支援艦のシールドは弱いため

気にする必要もないと判断したのだろう。


突き刺さった人型機は立ち上がり、戦艦の艦橋を見据える。


だが、その戦艦を両側から別の戦艦二隻が挟み込む。


そして、真ん中の戦艦の上に立つ人型機めがけて

主砲を撃つ。


両側から挟み込むように砲撃をされたのだ。

人型機は、両腕を広げハンマー先端を上に向け、側面を両側に向ける。

ちょうどガッツポーズをしているような形で、

両側の戦艦から来る重粒子ビームを受け止める。


両腕のハンマーで受け止められた重粒子ビームは、

散らされて光の粒となり、人型機が乗る戦艦の両側面に突き刺さり、

爆発する。


人型機が突っ込んだ戦艦を捨て石にしたのだ。

捨て石にされた戦艦は大変だ。


すぐに退艦命令を出し、逃げ出し始めるが、

それ以上に攻撃が激しくそれどころじゃなくなる。


両側から戦艦が重粒子ビームを撃つたびに散らされて

散らされた重粒子ビームが中央の戦艦に突き刺さる。


戦艦のあちこちが爆発し乗組員が必死に逃げるが、

それ以上に爆発が早く逃げ切れない。


もはや、轟沈まで秒読みだろう。

両側の戦艦は、何としてもここで人型機を葬り去りたいのだ。

何としても戦局を一機で変える事が出来るこの機体を。


両側の戦艦からの攻撃で人型機は動きが取れないでいた。

もう確実に潰しにかかってきている。


「人気者はつらいね」

と、ノブテル・ミズマは軽口を叩くが、顔にはいら立ちが見える。


「サー。両側の戦艦主砲の耐熱限界が近づいています。

あと二、三発で使用不可になると思われます」


「そうかい、ならオレの足場になってる戦艦はどうなる」


「サー。あと二発ほどで轟沈確定です」


「左右どちらが狙い目だ?」


「サー。右側をお勧めします。

敵支援艦は、左側に集中しており、

更にノムイッカ・ラシタとチュク・ロイドカンの攻撃を受けています。

その為、こちらの動きまでは対応できないと思われます」


「じゃあ、それでいく。

足元の戦艦が沈んだら右の戦艦の腹に向かうぞ」


「ok、サー」


足場の戦艦が大爆発を起こし、そのタイミングで両端の戦艦の上部主砲も

放熱が間に合わずに爆発した。

その煙を隠れ蓑にして人型機は移動を開始する。










目標は右側の戦艦のさらに艦橋下の右側面。

完全な戦艦の横腹である。爆発の煙が思いのほか大きく広がり人型機を

完全に見失った。


いや、正確には人型機が爆発したものだと思ったようだ。

中央の戦艦の爆発が大きく、両側の戦艦にも衝撃が大きく降り注ぐ。


首尾よく戦艦の右側面に来た人型機は、

右腕を振りかぶりハンマーに仕込まれているブースターを点火した。


ただでさえ凶悪な質量兵器が、加速して戦艦の横腹に突き刺さる。

戦艦では、突然の衝撃にアラートが艦内に響く。


何事かと確認すると、倒したと思われていた人型機の攻撃を受けていたことを確認する。

戦慄が艦内を駆け巡る。


戦艦の主砲を受けてなお動けている人型機。

そして、理解する【狂気の圧殺者】の名は伊達ではないことを。








ノブテル・ミズマは焦っていた。

調子に乗ってハンマーに仕込まれているブースターを点火したことで

右腕が、抜けないのだ。



「う~ん」

唸り声をあげ、考える。


そして、

「DON、右腕のシールドを平面展開しろ」

とAIに指示を出す。


「ok、サー。

出力と方向を確認します」

AIからの確認内容に


「右腕のみで前方に向け、出力六十で。それから時間は三分でいい」



「ok、サー。

方向を右腕前方に限定、出力六十%でシールドの展開。

展開時間は三分開始します」

AIは、命令通りにシールドを展開する。

人型機が使うシールドは、SJ弾と同じ粒子を使用しているため、

ビーム収束干渉を受けない。


もっと言えば、エンジンから供給されるそれは、

転換粒子と呼ばれ、反物質に近いものであるため、正物質の影響を受けにくい。


それでも限界はある。

特殊すぎてエンジンは現在三機のみ。


ノブテル・ミズマ

ノムイッカ・ラシタ

ジャスタ・ホワイト


の機体に搭載されている。

しかも機体自体が協定管理局の扱いになる為、

軍は使用できずにいる。


話を戻すと、人型機の右腕にシールドが展開され、

そのシールドにより戦艦が切り裂かれる。

人型機は、引き抜きやすくなった右腕をそのまま引き抜くと、


戦艦は真っ二つになり爆発四散した。


引き抜き終わったころにシールドの展開は終了していた。


「あと、一つ。支援艦は何隻残っている?」


「サー。現在確認できる支援艦は、撃沈が二隻、

大破が三隻、小破が四隻、無傷が三隻になります」

AIは冷静に答えてくる。


「ならまず、あと一隻の戦艦を狙う。

それから北側代理戦機はどうなっている?」


「サー。北側代理戦機二機ともに健在です」


「そろそろ動いてくれないと困りものだ」

AIの報告を聞いてノブテル・ミズマは考えた。


まだ動かないのか、と。



妄想は膨らみますが、上手くまとめれません。

これは年のせいか、単に能力不足か。

悩みにふけることが多いですね。


妄想族のオッサンは

現在、妄想街道徐行中です。



爆走はできません。

それどころか一時停止も多いですね。

進みません。


落とし物も増えて気ばかりです。

拾いきれません、道路清掃会社に迷惑ばかりです。

申し訳ございません。


では、改めて

誤字脱字、感想など、どんと来いです。


まあ、単純に自分では見えないところを見つけてほしい、

ってのが本音というか、情けない限りです。


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