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20 原因究明



ここは、西側管理局。


テノール・フォム・バースピリが珍しく慌てていた。

彼は、ここ管理局の局長だ。


代理戦の各チームの情報や戦局、各勢力圏の状況なども彼の元に

集まる。その情報を彼は精査して必要情報を各担当者に配る。


呑気なようで忙しいのだ。


そんな彼が渋い顔で部下たちの中でも

優等生たるソプラ・バリトンの元に声をかける。


不意に声をかけられた彼女は書類と向き合っていたその手を止め

顔を上げ、上司の顔を見る。


最近続く面倒事の後始末が一区切りして

本来の代理戦の準備と出場メンバーの選出中である。

今回は宇宙戦。


重力戦を嫌がる者も多いチームでも参加可能な案件である。

しかも準備期間が結構長い。

有り難い限りなのだ。


面倒事ほど短期決戦が多い。

つかえる時間が多い事は、気持ち的に落ち着けるので彼女は

油断していた。


上司の渋い顔に嫌な予感がよぎる。


そして、予感は当たる。

予想もしない方向で…


テノール・フォム・バースピリからの連絡はこうだ。


北側の協定違反戦と遺跡解放戦は、実はつながっていた。

北側の諜報工作員によって踊らされた西側上層部が引き起こしたらしい。


西側上層部内の好戦派が、うまく誘導されたのだ。

西側勢力圏は他種族で構成されている。

保守派の長命種と調和を好む多色人種と草食系獣人種、

好戦派の肉食系獣人種である。



好戦派の獣人種の中でも特に好戦的な熊人種が、今回の原因達だった。



北側の協定違反戦は、単純だ。

煽られただけである。

「この程度でアナタたちは不満を言うのですか?」という言い方で

煽られて、あの代理戦になった。


だからこそ、あそこまで不利な条件になったのだ。

当初代理戦の担当チームは、熊人種が当たるはずだったのだが、

その前の代理戦で担当チームの負傷が出てしまった。


その為、待機中のチームで負傷の少ないチームがソプラのチームで

白羽の矢が立ったという事だ。


完全なとばっちりである。

文句を言わせないようにバカな交渉官を立てて話を進めたのだ。

迷惑な話である。



次に遺跡解放戦。

これも同じだ。


北側諜報員にそそのかされた好戦派の獣人種が、

軍備増強に役に立つ情報が眠ると言われるあの遺跡の話を聞かされ、

見事に食いついたのだ。


好戦派の獣人種は軍備増強した立役者となり

上層部でも発言力が増すと乗せられたのだ。


であの解放戦となる。


なぜ、このことが発覚したかというと、

西側の潜入諜報員が、各勢力圏に入り込んでいる諜報員リストを

入手してその諜報員を確保して判明した。


好戦派の獣人種は軒並み逮捕。

そこでまたいろいろ情報が出たのだ。


それに巻き込まれた人間たちは、いい迷惑である。


その報告を受け、ソプラ・バリトンは机に倒れ込む。


理由がバカすぎる。

呆れてしまうより、巻き込まれてひどい目にあっているという事実が

彼女の気持ちを削いだ。


北側の諜報員もそうだが、乗せられた好戦派の獣人種にも

呆れかえるだけだ。


上司の報告と報告書データを受け取り、

乾いた笑いを浮かべる彼女。


でも、本題はこれからだった。


上司の話では、捕まえた北側諜報員は、

潜入してさらに協力者を増やして回るそうだ。


金銭的に思想的にまたは脅して協力者を増やし、

情報や隠密行動、誘導などを行う。


その中に脱北者の存在があった。


北側勢力圏からの脱走者、亡命者の略称だ。

彼らのほとんどが、西側勢力圏に散らばり、脱北者であることを秘匿していた。

北側から遠い星系であり、未成熟未開拓圏にいることが多い。


未成熟未開拓圏とは、精神的まだ未成熟な知的生命体がいるところを指す。

生息圏を宇宙に広げていない、惑星の統一がなされていない、

好戦的過ぎるなど条件があげられる。


そこで手を出しにくい平和に圏内だ。

そこに居れば安全に平和に暮らせるためだ。


そんな脱北者である彼らを探し出し、

脅して、協力者に仕立て上げた。



その協力者の一人がある惑星にいることが判明し、

厄介なことにある任務を与えられていたことが分かった。


























 惑星アガイヤス。




























西側勢力圏での地球の呼び名である。 


戦闘シーンが皆無ですね。

つまらないと思われる内容かもしれません。

でもこれも積み重ねかな、なんて思います


オッサンは

現在、妄想街道徐行中です。


爆走はできません。

落とし物も増えて気ばかりです。

申し訳ございません。


では、改めて

誤字脱字、感想など、どんと来いです。


まあ、単純に自分では見えないところを見つけてほしい、

ってのが本音というか、情けない限りです。

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