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19 大逃走


しばらくして、トカゲが動かないことを確認すると

二人は、崩れ落ちるように一息つく。


だが、油断はしていない。


相手は機械だ。

再起動して動き出すかもしれないからだ。


「どうやら、動かないようだからとっとと逃げようぜ」

ノムイッカ・ラシタの提案に


「そうだな、ここで気を張っているいるよりマシか。

外の様子も確認したいしな」

ノブテル・ミズマも同意する。


二機は、部屋から入口のある部屋まで撤退する。

そこまで来ると二人は改めて一息ついた。


トカゲが再起動してもここまでは来ないだろう。

もし来るのであれば、二機がここにいる間に攻め込んできているはずだ。


更に岩の生き物たちもこの部屋には来ない。

完全なセーフエリアなのだろうと判断したからだ。


この部屋に逃げ込んでから

ノムイッカ・ラシタはドローンを展開し、

トカゲの様子と遺跡入口近くの状況確認を始める。


AIから送られて来る情報では、トカゲは動く気配もなく

遺跡の外にあふれかえる岩の生き物たちは、崩れるように動かないでいた。


岩の生き物たちは、小さなドローンでもその動きの反応して攻撃を仕掛けていた。

だが、いまはその気配がない。


つまり、あのトカゲは目論見通り、指令塔だったことが分かる。

工場は何処にあるかまで気が回らなかったが、

司令塔を破壊できた。


他に司令塔があればすぐにでも岩の生き物たちは息を吹き返す。

その為、用心ではあるが、ドローンを展開して

動き出すか、確認を行う。


動く物があれば、すぐに動き出す岩の生き物たちが、

10分を経過しても動き出さない。


その事を確認し

「問題ないみたいだ、出るか」

ノムイッカ・ラシタの提案に


「そうだな、いい加減に日の光が恋しいね」

とノブテル・ミズマも同意する。


とか言いながら、あの数を敵を体験した彼らは覚悟して

遺跡の外に出る。


岩の生き物たちは、動きを見せないが

彼らからすればいつ動き出すかわからないので全力で逃げ出す。


移動中にいきなり動き出してさらに囲まれでもしたらたまったものではない。

岩の生き物たちが、攻めてこない境界線まで全力疾走である。

気が気じゃない状態で必死に逃げる。


とにかく一目散に逃げる。

動かない岩の生き物たちを横目に逃げる。


司令塔を倒したが、動き出さない可能性はない。

手持ちの武器は、ほぼ使い切り、燃料も心もとない。


今囲まれると確実に詰んでしまうから必死だ。

神経をピリピリと研ぎ澄ませ、周囲を見ながら境界線を目指す。


その境界線までがすさまじく長く感じていた。


その長い体感の中で彼らは、境界線を越えて、振り向き後ろ見るように止まる。


遺跡入口から境界線まで岩の生き物たちが動く気配はなかった。

どうやら指令塔はあのデカいトカゲで間違いないようだ。

しかも再起動もしていない。


していれば、逃げる途中で確実に囲まれているからだ。

それも無い。

二人は、シートに深くもたれかかり、大きく息を吐いた。



「何とかなったみたいだな」


「何とかなったみたいだね」


ノブテル・ミズマと

ノムイッカ・ラシタが気の抜けたような声色で言う。


今までの緊張状態から解放され気が抜けていたのだ。


時間として約三時間の遺跡解放戦は、終わった。

二人は、休憩してから基地への帰路につく。


基地に帰還した二人は、盛大な出迎えを受ける。

今までいくつかのチームや軍隊の投入できる部隊がことごとく逃げ帰った遺跡を

見事に開放した英雄である。


あの遺跡がどれだけ手ごわいか知っている基地関係者は、驚きを隠せない。

問題遺跡の解放は、彼らにとってもこれ以上、上からの文句がなくなるので

有り難い限りなのだ。


そこに現れた学者連中が、遺跡が解放されたことに歓喜して

遺跡に向かう。


彼らにとっては、解放されたことより新たな遺跡が調べることが出来る事の方が

嬉しいのだ。


解放者たちをほったらかしにして遺跡に突撃していた。


ノブテル・ミズマとノムイッカ・ラシタからすれば終わったことなので

どうでもよくなっていた。


二人からすれば、激闘が終わったので早く休みたいという思いしかなかった。

だがそうは問屋は許さない。


疲れ果てた二人の元に満面の笑顔の女性が近づき

「お疲れ、二人とも部屋に戻る前に戦闘データの提出と報告をお願いしますね」

と言ってきた。


「たまにお前が悪魔に見える」

「ソプラちゃんのいけず」


ノブテル・ミズマ

とノムイッカ・ラシタは疲れ果てた顔で

満面の笑顔の女性ソプラ・バリトンに抗議した。


昔の映画のタイトル見たいです(笑)


私の子供の頃に昔の映画に感じたので

今に人たちにはさらにそれを感じることになりますね。


今みたいなCG何かがなく、人の手による工作で

全て賄った時代。


今の子たちには、子供のお遊びみたいに見えるかもしれません。

それでもそのころは輝いて見えた物なのです。

それは、作り手の願いと熱意が物語にあふれ出ているのかもしれません。


だから、小説に人は引かれるのかもしれない。

伝える思いと触れ合った時、世界が広がるそう思えると

何か宝探しをしている気分になります。


どんな話も語り手と受け取り手の歯車がかみ合った時、

名作が生まれ、長く続くものだと改めて思いましたね。


物語は、語り手と受け取り手があって作られる。

そして、文句と喜び、感動で魅力が出来る。

そう思いますね。


現在、妄想街道徐行中です。


爆走はできません。

落とし物も増えて気ばかりです。

申し訳ございません。


では、改めて

誤字脱字、感想など、どんと来いです。


まあ、単純に自分では見えないところを見つけてほしい、

ってのが本音というか、情けない限りです。

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