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17 司令塔



焼け野原の一本道を人型機と六脚小型戦車が地面を滑るように駆け抜ける。

目標は、遺跡入口。


そこにあるであろう、岩の生き物工場と

その岩の生き物を統括管理しているであろう司令塔。




あればそれを破壊、なければ逃げ出す。

単純なこと。


言うのは簡単成し遂げるのは困難という作戦。



逃げる場合は

遺跡の周囲に湧いて出る岩の生き物たちをどうするかである。

もし、目標となる工場と司令塔がなければ、退却の為の飽和攻撃を再び行い

逃げ道を確保して、即刻退却。


という手はずになっている。


二人は、周囲に集まり始める岩の生き物たちに目もくれず、遺跡にツッコむ勢いで

焼け野原の一本道を突き進む。


瓦礫は多いが、遮るものはなく敵もいない。

だが、追い付かれる可能性はある。


そんなことにも目もくれず、目指す先にある遺跡の入口を目指す。

二機は、土煙を上げ入口にツッコむ。


幸い遺跡の入口は大きく、中は大きなドーム状になっているのは事前情報にあったので問題はなかった。


これはドローンで入口手前から中をサーチできたのでわかったことだ。

勿論すぐに岩の生き物たちにドローンが破壊されたが、貴重な情報には違いない。


分かるのはここまでで中の情報はない。


二機がその入り口に入る。


中は情報通りにドーム状になっていた。

人型機が立ち上がりそれでも高い天井。


人型機の高さが約15mほど、それよりも高い天井つまり20mはあることになる。

広さは目算で100mくらいはある。


その中に人型機と小型ではあるが戦車が入るまだ10台以上入るほどだ。


この遺跡は岩山の麓に開いた穴が入口だ。

岩山の中をくりぬいた遺跡である、これは事前情報通りだ。


中に入って気が付くこともある。


「どうやらアノ岩どもは、遺跡の中には入ってこなうようだな」

ノムイッカ・ラシタが、後方カメラとレーダーの情報を確認して言うと


「助かるな、遺跡を壊さなくて済む。

それにこっちの残弾確認する時間も出来たしな」

ノブテル・ミズマは、周囲の情報の精査と機体の状況確認を行う。

周囲の情報を確認しつつ、機体の被弾状況と残弾確認を行う。

勿論、ノムイッカ・ラシタも行っていた。

それ以上に彼は行動を始めていた。


「ZAI、ドローンを展開しドーム内の索敵を行え、

そうだな、第一目標は、ドーム内の索敵

第二目標は、遺跡入口外側の状況確認

第三目標として、遺跡深部の状況確認だ」



「ok、サー。命令を実行します」

電子音声が答えてきた。



機体に搭載されていたコンテナの一つが開き、約30cmほどの大きさのドローンが

無数飛びだしドーム内に展開する。


それぞれが、ドーム内、遺跡入口外側、遺跡奥へと向かい動き出す。


「遺跡内の探索をする。少し待て」

ノムイッカ・ラシタが冷静な口調で言うと


「待つよ、そのくらい。機体はオールグリーンだし、敵も見当たらない。

待てる時間はあるしな」


「こっちも問題ない。因みに残弾は?」


「移動式地雷が100、ネット式爆雷が3、地対地ホーミングミサイルが1

後は刺突型ミサイルが1ってところだ」


「こっちは、移動式地雷が100、ネット式爆雷が3、ドローンが残200、主砲が60、

迫撃砲が81、機銃が6000だな」


「心もとに無い数だな。外のあの数を見てると…」


「何言ってやがる。オマエは本来、兵装なんて積んでないだろう。

あるだけマシだ。それに司令塔を潰せばお手軽に撤退できるだろ」

ノムイッカ・ラシタは普段の柔らかい口調に戻っていた。


「その通りだが、お目当ての工場と司令塔があるかもわからないからな」


「上は工場は残してほしいだろうな、使いまわししたいだろうし…」


「それが本音だろうな、だからこそ無理してでも無傷でこの遺跡が欲しいんだろう」


「軍事利用のために駆り出されたわけか、迷惑極まりないね」

ノムイッカ・ラシタは、呆れた口調になっていた。

それはノブテル・ミズマも同意だった。


「サー。ドローンからの情報を開示します。

また、一つ奥にある部屋で敵生体を確認。

索敵ドローンが攻撃されています。

電子音声が伝えてくる。



「ZAI、情報を目標別に提示しろ」

ノムイッカ・ラシタが新たに命令を出す。



「OK、サー。情報を目標別に開示します」


情報を確認すると

遺跡入口外の状況は、入口から10mほど離れた場所から岩の生き物はいない。


つまり奴らは、それ以上遺跡に近づかないことが理解できる。

更に今彼らがいるドーム内に敵生体は確認できない。

完全なセーフエリアであると判断できる。


問題は、このドームの先の部屋である。

敵生体がいて、ドローンを攻撃している。

先の部屋は、さらに大きなドームになっており

壁にはシールド展開されているようだ。

壁に敵生体が攻撃するたびに薄い緑の膜が光る。


攻撃事態を無効化しているようなので多少の荒事も可能なのが分かる。


そして、敵生体の情報だが、大きさ的には中型戦闘機ほどありトカゲみたいな風貌。

ドームもそのトカゲが暴れまわれるほど広い空間だ。


そのトカゲも生き物ではなく作られたものなのが分かる。

金属の皮膚に発行する目、継ぎ目がある可動部。

その上、動きが生物的なものだ。


速い、上に大きく、更にロボット。

攻撃も強力に見て取れる上に、まだ隠されていると思える。

戦えば苦戦必至が見てわかる。


見た感じは大きなトカゲ。

というよりはハリウッド映画のゴ〇ラに近いフォルムだ。


尻尾と爪だけでも脅威だ。

ノムイッカ・ラシタは、この情報をノブテル・ミズマと共有する。


「いつからここは、撮影所に変わったんだ。

それとも異世界にでも来たか?

勘弁してほしいんだが…」

ノブテル・ミズマが困り果てたような声色で言うと


「それは、オレがいいたいよ。

異邦ではあるけど異世界?

アノ化け物を倒さないで逃げないか?」


「無理だろうな、額に光る何かがある。

もらった情報では通信電波が出ていることが分かる。

それが、岩の生き物たちが受信している電波と同じ波長だ。

という事は、十中八九アレが司令塔である確率が高い」

ノブテル・ミズマの見解に


「そうだろうな、何だろうね。

司令塔が化け物みたいなロボット?

なにこのテンプレ展開、悪意を感じるね」

ノムイッカ・ラシタに困り果てた感じがしていた。


ノブテル・ミズマがその意見に同意しながらも話をつなぐ。

「ホントに。

オレはハリウッドのアクション俳優になったつもりはないんだけどな」

と弱音を混ぜる。


「それは分かるが、SF役者になったつもりもないんだけどな」

笑いながら答えると


「そうだな、何でこうなったんだろうな」


「オレも聞きたいよ、それ」

二人して今の境遇に対して不満を言う。


言っても仕方ないのだが、理不尽な田尾sないといけない敵を目の前にすると

泣き言が出やすいようである。



ノムイッカ・ラシタは、今展開しているドローンを全て化け物の索敵に

投入した。


倒さないといけないであろうハリウッド版メカゴ〇ラもどき。

出来るだけの情報が欲しいところだ。


それに展開させたドローンのバッテリーも限られているので

使う潰すつもりでもある。


ハリウッド版メカゴ〇ラもどきの動きは早く動物のようだ。

その上、硬そうな外殻。


弱点らしいところは見当たらず、投入したドローンが次々と撃墜されていく。

既に投入したドローンは20をきっていた。


全滅までそう時間も無い。

なんて考えている間に投入したドローンは全滅した。


「どうするよこれ」

ノムイッカ・ラシタの呆れた声色で言うと


「ここから刺突型ミサイルをぶち込んで爆発させてから二人で突入。

相手の攻撃をよけつつ、頭と関節を狙って攻撃して、

弱点を探りそこを狙えれば狙い撃破ってところか」

ノブテル・ミズマは、呆れというか諦めを込めて答えた。

定番の戦い方しか浮かばない。

相手未知数で、動きが生物的。

その上外殻が堅そうだ。


もうこれだけで帰りたくなる情報だ。


「そうだろうね、それが一番の安パイか。

基本に忠実にが確実性が高い。勝てるかは別だけどね」


「ふぅ、じゃあ始めますか。

先送りにしてもどうにもない無いしな」


「そうですな、面倒事を遅らせても状況が変わらないしな」


「じゃあ行くぞ」

そう言うと人型機が、腰にマウントしていたミサイルを前方の部屋に向けて撃ち出す。


「DONカウント。ミサイルの最終爆発に合わせろ」


「ok、サー。カウントダウン開始します」

電子音声がカウントダウンを開始する。


そのカウントがゼロになった時、彼らのいる部屋に地響きが起きる。

彼らは、その地響きも無視して先の部屋に飛び込む。


「〇ジラ退治の開始だ!」

ノムイッカ・ラシタの声が力強く響く。




話のテッパンの様な内容になりつつあります。


難しいです。

話の筋道は、異世界物でもSF物でもそう変わりないんですね。

世界観と作り手の思いと伝えたい事で

物語が変わり、魅力が出来る。



それでもSFチックになる様にはしてます。

現在ですが妄想街道徐行中です。


爆走はできません。

落とし物も増えて気ばかりです。

申し訳ございません。


では、改めて

誤字脱字、感想など、どんと来いです。


まあ、単純に自分では見えないところを見つけてほしい、

ってのが本音というか、情けない限りです。

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