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一発ぶん殴らせろ!  作者: 団栗山 玄狐
2 策略の遺跡
15/53

14 宇宙でごねる



帰還した二人は、食堂にいた。

しゃべりながらコーヒーを飲み、佇んでいる。


そこに女性が不満げな顔で近づいた。


彼らの前に立つと腰に手を置き、棟を張る。

「何やってるんですか!帰還したら私の所まで来てくださいって

言いましたよね!何で食堂にいるんですか!」

怒りをにじませながらも冷静に言うと


「ああ、ソプラちゃん。

何ね、気持ちを落ち着かせてから行くつもりだったのよ」

ノムイッカ・ラシタが飄々と答えると


「気持ちを落ち着かせるどころか、

腰を据えてるじゃないですか!」


「逃げるわけじゃないだ、そう怒るな。

それに何を急いでいる?普段なら時間をもらえただろう」

ノブテル・ミズマの言い分にソプラ・バリトンは言葉に詰まる。


「えっとですね・・・二人には追加の仕事が入ってます。

一週間後に」

と言葉をつづけた。


「勘弁してよ、ソプラちゃん。

連続じゃないの」

ノムイッカ・ラシタがゲンナリした。


「そういわれてもこれは上からの命令で断れないんですよ」

涙目で訴えかけてきた。


「なるほど、その説明があったから急いでいたのか。

納得した」

状況を無視したずれた感覚で理解できたことに納得できたノブテル・ミズマは

コーヒーを口にする。


「そうですよ、だから執務室まで来てください。

お願いします、落ち着いてないで」

彼女は目に涙を浮かべ、強めに訴えかける。


あまりにも不憫吸いる彼女を見て二人は仕方なしに

執務室まで移動することになった。



執務室では、今回の代理戦の報告と次の仕事の説明が行われた。

今回はデブリ帯の回収権利の争奪戦。

資源の乏しい宇宙では、デブリでさえ必要な資源なのだ。

代理戦でさらにデブリは増えたこともあるのでデブリを増やしておいて

という言い分がきそうではあるが、それは気にしないでいた。


そして、次の仕事の説明に入る。

ノムイッカ・ラシタとノブテル・ミズマは不満げだが、指名依頼でもある為

無下にはできないでいた。


内容は、入植前のある惑星で発見された遺跡調査である。

場違いな依頼だと突っぱねたが、話には続きがある。


その遺跡を守る守護者がいるのだ、大量に。

その排除を二人に依頼してきたのだ。

遺跡を傷つけず、守護者を早々に排除する。


他のチームでも又は、軍隊でもいいのだは無いか、という質問に


入植惑星は、猫人系が入る為、多色人系の軍隊が入ると

西側勢力圏で問題になる為できないとのこと。


さらにすでに他のチームが守護者排除に動いたが、失敗が続いていることを

上げてきた。


時間も迫り、困った上層部はウチのチームに白羽の矢を立てた。


との説明を受けた。


代理戦じゃないのになぜこの仕事しないといけないのかと反論したが、

彼女のいる管理局のさらに上の部署から命令であり、

断ることができないと返答された。


その代わり、報酬は代理戦の三倍出ると言ってその場を納得させた。


二人が部屋を出た後、


二人に依頼という名の説得が済んでほっとした彼女は、椅子に座り込んだ。

「もう、貧乏くじバッカ・・・」

天井を見上げ、小さくつぶやいた。


執務室を片づけて部屋からでて彼女は自分のデスクに向かう。

デスクには彼女上司であるテノール・フォム・バースピリがいた。


彼は、西側の代理戦管理局の責任者である。

普段は昼行燈で兄を考えているかわからないが、行動と考え方は的確で鋭い。

敵に回したくない、やる時はやる人間である。


彼がにこやかに

「どうでした、彼らは受けてくれましたか?」

と彼女に質問する。


「受けるも何も命令じゃないですか、断れません。

納得させるだけで骨が折れましたよ」

デスクに座りながら彼女が答えると


「すまないね、これも宮仕えの仕事だと思ってくれ」


「思ってますよ、仕事だって割り切って。

でも今回の件は何です?遺跡を無傷でほしいから守護者を倒せって。

どこのアニメかゲームみたいな内容の仕事をウチがやる必要あります?」


「前もっていっただろう。

上層部があの遺跡を最重要物として必要だからだよ。

キミも見ただろう、あの奇妙な守護者たちを」

彼も自身のデスクに座り話を続ける。


「ええ、アレは一体何なんですか?情報が少なすぎます」


「確かにね。

でも今開示されている情報しかないのも事実だ」

真顔になるテノール・フォム・バースピリ。

普段見せない表情にこわばる彼女は、


「そんな未確認状態で彼らを向かわせるのですか?」


「この案件は失敗しても構わないよ。

まあ、守護者を排除出来れば御の字だよ」


「なら無理をしなくてもいいのでは?」


「あの遺跡の情報は必要です。

猫人惑星人が入植を開始すれば、

彼らが守護者たちもろとも遺跡を灰塵にしてしまいます。

彼らにとっては意味の無い遺跡ですからね。

その前に何としても遺跡を調べたいというのが上層部の本音です。

時間もつぎ込める戦力も限られている状況で

守護者を突破するための彼らです」


「わかりますよ、代理戦最強格チームの中核である二人。

少ない人間で何とかしたいわけですよね」


「そういう事です」

テノール・フォム・バースピリは普段の気の抜けた顔になり答えた。


「持ち込める兵器に制限はありますか?」

真顔で迫る彼女に


「出来るだけ善処しよう。

そのくらいはする、後はキミたち次第だ」

テノール・フォム・バースピリは、満足げに答えた。


彼女が納得すれば、あの二人も渋りながらも動いてくれる。

なんだかんだで優しい二人だから見捨てるという選択肢はないだろうと

踏んでいるのだ。


今回はネタ不足です。


敵のバリエーションを増やしておきたいところですが、

基本設定がまったくできていない状態ですね。

見切り発車も良いところですが行けるところまで行きましょう。


現在ですが

妄想街道徐行中です。


爆走はできません。

落とし物も拾いたいんですがね、出来てません。

申し訳ございません。


では、改めて

誤字脱字、感想など、どんと来いです。


まあ、単純に自分では見えないところを見つけてほしい、

ってのが本音ですけどね



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