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12 題名遂行



戦いは終わり、ぎりぎりとは言え勝利を手にした。

幸いこちらには死者も無く、けが人は出たが問題ない程度だ。


向こうは知らんが…


さて、オレは、思わず座り込んでいた。


みんなへとへとだ。

こんな無理な案件をよくこなしたと思う。


これもあのバカ交渉官のおかげだ。

何か腹立ってきた。


あのバカのせいでオレの貴重な癒しの時間は削られるわ、

考えたくもない戦略も考えたわ、

やる気のないチームメイトの機体改修プランも上げたわ、

向こうさんの罠対策も考えたわ、で、もう大変だったんだよ。


なのにあのバカ交渉官は、今ここに来て能天気熱弁している。


「わかってんのかね、あのおバカさん。

今回の件でどれだけ周囲に迷惑をかけたか」

オレの横に座り込んだノムイッカ・ラシタが、

ヤレヤレと言った感じで横目で見ていた。


「知らんね、とにかく関わり合いになりたくない。

ソプラには悪いが、相手してもらうさ」


「そうもいかんだろ、オマエさんのおかげで勝てたところもある。

最大の功労者だろ、来ない方がオカシイ」

などと話しているとやはり来ました。



満面の笑みを浮かべ、フランクな外国人みたい見える。

ムカつく笑みだ。


「やあ、キミが今回の功労者だろ。

勝てる戦いだったけどさ、よくやってくれた」

と、握手を求めてきた。


『なんて言ったこいつ』

と、思いながらもオレは立ち上がり、握手を受ける。

戦闘を見ていたはずだ。



なのにこれが言えるとは見事にバカを突き進んでやがる。



「結構な苦戦でしたよ、チームでこなすのがやっとでした」

と、愛想和合を浮かべた。


『とりあえず我慢かな』


「何言ってるんだい?

私の見事な交渉で向こうを乗せて、キミらが黙らせる。

見事な連携だろ」

ウィンクをかましてきた。

うん、こいつはダメだ。

何もわかってない。



「そうでしょうか?」



「そうだよ、私の見事な交渉あっての話だ。

キミらも今回の案件に参加出来て光栄だろ。

これでキミたちの株はまた上がることになる。

私のおかげだよ、感謝したまえ」

と、上から目線が気に入らない。



『周囲からの視線がすさまじくな、殺気出してるやつもいるのに』

と、感心してしてしまった。



それすら気にしないこのバカは、ある意味大物なのかもしれない。


だが、

オレは握手したまま、

「ならその感謝をしたいんだが、かまわないか?」

と、笑顔で言うと


「構わないよ、私は一向に」

と、いうと手を離し、大きく手を広げて見せる。

上機嫌にハグしてくるとでも思ってるかね。


それを見てオレは拳を下から斜め下から

にこやかな笑顔を浮かべるバカの横っ面に叩き込んだ。



斜め下から殴られたせいか、わずかに身体わずかに浮き上がり後方に転がる。


殴られた後、何事かわからず呆けていたが、

痛みが状況を理解させたらしく…腫れている頬以上に顔を赤くする。


そして、体を起こし

殴られた頬を抑えながら


「な、なな、なななっ何をするんだ。

私は、エリートでキミらの恩人でもあるんだぞ」


と、動揺しながら言ってきた。



「本気で言ってんのかよ、アンタ。

この案件はどんな状況になってるかも知らん能天気ヤローが!

一発で済んで助かったと思いやがれ!」

と、吐き捨てた。



バカは吠え続けたが、周りの連中も納得したみたいだから良しとしよう。

スカッとしくれたようで何よりだ。



下手すりゃ死んでたしな、お互い。


これでチャラにしてやるんだから

むしろありがたく思ってもらいたい。



喚き散らすバカの言い分を完全スルーしていると



そこに

「ああ、ダメじゃないか」

と、飄々とした態度でやって来たテノール・フォム・バースピリ。



その姿を見た瞬間、しまったと思ってしまった。



それを見逃さなかったバカはすぐさま立ち上がり、

テノール・フォム・バースピリに抗議を開始する。



「どういうことかね、テノール局長。

キミのところでは野良犬を放し飼いにしすぎではないのか?」

と、オレの事を野良犬扱いしてきた。



このバカは、ケンカを格安で売るのが趣味なのか。



「そう怒らないでいただきたいですな。

エート・コゴジャン交渉官殿、私も困ってるんですよ」

と、のらりくらりと対応する。



「抗議しますよ。いや、こんな野良犬殺処分してくれ」



「まあ、落ち着いてください。

因みに殴っちゃたのかいノブテル君?」

と、オレの方をちらりと見てくる。


「すまない、殴った。

我慢できなくて」

と、申し訳なさそうに言った。


「殴っちゃったか。

困るんだよね、きちんと説明したよね」



そうだそうだ、と調子に乗り始めるバカ。

うっとうしいなこいつ、何で無駄に元気なんだよ。

こっちは、疲れ果ててんのに。



「何を軽く言っているのか!

この野良犬は、極刑だ!!

局長、君には監督不行きで訴えるからな、覚悟したまえ!」

と、バカは吠え続ける。



バカの言い分を聞いてか聞かないか、

完全にスルーしてんなコレ。


「言ったよね、私が来てから殴ってねって」

と、言った言葉に先ほどまで

元気に暴れていたバカの動きが止まる。



「そうなんだけどさ、我慢できなかった」

と、オレが言うと


「何をバカなことを言い始めている。

どういうことだ局長!」

息を吹き返したようにバカが吠え始める。



「ああ、そうですね。

説明しておきましょうか」

と、いうとテノール・フォム・バースピリはバカの方を向き



「簡単に行きますね、エート・コゴジャン交渉官。

アナタは解任されました。罪状は背任在です。

今回の代理戦を完全に我が勢力に不利になるように仕向けた事。

そして、今までの行動と失敗の数々。

今回の代理戦にしても代理戦協定違反もありますし、

アナタの家にも家宅捜索が入りました。

おめでとう、家の没落も決定です」

と、嬉しそうに言う。


「そっそんな、バカな」

と、茫然とするバカ。


そして、それを確認したテノール・フォム・バースピリは、

今度はオレの方を向き、



「困るんですよ、殴った映像が欲しいとあちこちから要望があったのに

先に殴るなんてどうしようかね」

と、言い始める。


「しょうがないから、もう一発いっとくか?」

オレからの思いもしない提案に



テノール・フォム・バースピリは驚きながらも、

口角をわずかに上げる。



「それもいいですね、すでに顔は腫れてますが…別にいいでしょう。

彼の被害者たちの溜飲を下げる為にもいいですよ。

むしろ、お願いしたいくらいですね。

今度は、ちゃんと撮影させて下さいね、お得意様方も待ち望んでいる絵なんで」


と、いう話になった。


お得意様方=被害者の方々ってわけだ。

バカが殴られるところを望んでくれていたようだ。



『申し訳ないね、期待されていたのに』



それを察してしまい、オレは言ってしまった。




そんな中、息を吹き返し、不満をぶちまけるように

騒ぎ立てるバカが暴れていた。



もうどうしようないのに元気だね。

状況が理解できないのかな。






まあ、いいか。






せっかくだし…もう、一発いっときますか。





オレは、振りかぶってバカの顔面をぶん殴る。




絶賛妄想街道爆走中の妄想族(古い古すぎる)のオッサンです。




これは、行き当たりばったりの話です。

もう、勢いで作った話です。


しかも、お題の題名遂行は、ぶん殴らせろ!を完遂しましたよってやつです。


一発じゃ済んでませんが(笑)

最後だけ、主人公目線ですいません。



いかがでしょうか、うまく出来ていますか?



続きも考えてません。

絶賛妄想街道爆走中だったのですが、すでにガス欠です。


と、いうか考える余裕がありません。



我が妄想力が~、計測できない値まで~。

いや、結構余裕ありますね、私。


それはさておき、

完全なキャパオーバーです。

いや~オッサンが無理するとろくな目にあいませんね。


私生活もいっぱいいっぱいです。

ボロボロですね。


でも、楽しんでいただければ幸いです。


評判も良ければ頑張りますが…


燃料が欲しいですね、〇ムライ・ト〇ーパーの続編とか。

〇ン〇ラを作るとかしないと割ときつい…かな。


充電して爆走出来るくらい…

いや、徐行くらい…になれば続きが浮かぶと思うのですが…さて?



もう私事ですね、妄想族(古い古すぎる)のオッサンは退散します。


では、良いお年をお元気で。


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