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天に愛された王女は、王国を再興します!  作者: Hälou


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プロローグ 天の加護と王国の盾

はじめまして。Hälouと申します。はじめての投稿になりますが、これから少しずつオフィリアの成長を描いていきたいと思います。

ドゴォォオオオオオオーーンッ!


「お怪我はありませんか!」


その声は、絶叫と城壁が砕ける轟音にかき消されそうになった。


ここはフォースフォリア王国。


城壁の上で兵士に声をかける彼女の名は、オフィリア・デル・フォースフォリア。 齢15歳にして、大陸史上最大の防御力を誇るといわれた王国を護る姫君である。


オフィリアは、自らが生み出す風の障壁のすぐ傍、兵士たちと共に敵を迎え撃っていた。彼女の全身から放たれる神聖な風の力が、幾重にも結界を築き、降り注ぐ敵の魔弾や矢から兵士と国民を守っている。


「ええ、大丈夫です、王女殿下!」 答えた兵士は息を切らしているが、体は無傷であった。彼らの眼前に、敵の巨弾が打ち込まれた跡から、熱い硝煙が噴き上がっている。


「誰も傷つけさせません!」


王女が手をかざしながら決意の声を響き渡らせると、**全ての兵士の身体を薄い結界が覆い、士気を極限まで高めた。**その一瞬の輝きは、日光を凌駕し、戦場全体を白く照らした。


城壁の外側で戦う、**王家再興の誓いを胸に刻んだ先鋭部隊ロイヤルガード**の剣が、疲労を忘れ、再び敵の群れへと突っ込んでいく。


しかし、この戦いは、後に大陸全土の運命を揺るがすことになる、小さな火種に過ぎなかった。






時は遡ること15年前。


物語は、まばゆいばかりの光に包まれた王城の一室から始まる。


生まれたばかりの小さな王女は、その身に「天の加護」を宿していた。その証として、彼女の髪は夜明けの空の色を映したような水色に輝き、瞳は透き通ったエメラルドの宝石のようだった。


だが、その祝福は、遠い魔族領まで届くほど強いものであった。


魔族の王は、その力を魔族の脅威と見なした。「今すぐその生まれた赤子を殺せ。さもなくば、王族全員皆殺しだ。」という通告が、国王の元へ届いた。


しかし、王は愛娘を自らの手で殺めることはできなかった。


愛する我が子を守るため、彼は長年の旧友である、遥か遠い没落した王国の国王に、王女を託すことを決意する。


この日、天に愛された王女は、生まれて間もない頃、故郷を追われることになった。


この物語は、天の加護を受けた一人の少女が、自らの命を狙う魔族の脅威に立ち向かいながら、血の繋がった故郷ではなく、彼女を受け入れてくれた没落した王国を守り、再興するまでの、壮大な物語が今始まる。

今回、プロローグとなりました。いかがだったでしょうか。

是非今後の投稿も楽しみに待っていただけると幸いです。

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