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沖縄防衛線の崩壊

一方、南の海域ではC国海軍の艦艇群が日本本土を睨むように展開していた。航空部隊が護衛する中、戦闘ヘリが海上自衛隊の護衛艦に猛攻を仕掛けている。


沖縄の防衛線は、圧倒的な物量差の前に崩壊しつつあった。陸自部隊の必死の反撃もむなしく、次々と拠点が失われていく。

「俺たちはどんな状況でも諦めない。それが、自衛官の誇りだ。」

恭介は部下たちに檄を飛ばしながら、最後の戦闘車両に乗り込んだ。その手には、今もなお冷たい汗が滲んでいる。


だが、次の瞬間。激しい爆風とともに視界が白く染まる。衝撃が全身を襲い、耳鳴りが鼓膜を突き破るように響いた。


そして、すべてが消えた――音も、光も、そして命も。

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