表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/221

2025.5.4 倍々ゲームモドキ

日々の散歩で、ため池にヒシの葉の緑が増えていくのを眺めていて、ふと思い出した。

昔何で読んだか忘れてしまった話がある。話の詳細もうろ覚えだ。

あるところに一つの池があった。池に睡蓮の葉が一枚生えてきた。睡蓮の葉は翌日には二枚、翌々日には四枚、その次の日には八枚と倍々になって増えていく。睡蓮の葉はちまちまと増えて、とうとう池の半分まで覆うまでになった。さて、池一杯に睡蓮の葉が塡まるのはいつでしょう?答えは翌日。

この話のオチが、「努力する者は報われる」という美談になるのか、「半分までは時間が掛かったのにそこからはあっという間」という恐怖であるのか、覚えてない。

ヒシの葉の芽吹きは倍々ゲームまでは行かずとも、それに近いものがある。恐怖ではなく、自然の猛威。


4月11日 ほぼ水面に浮遊物無し

挿絵(By みてみん)


4月16日 桜の花びらとヒシの葉が少し

挿絵(By みてみん)


4月21日 ヒシの葉がだいぶ増えてきた

挿絵(By みてみん)


4月27日 ほとんどヒシの葉で水面が覆われている

挿絵(By みてみん)


5月18日 びっしりのヒシの葉で水面が見えない

ヒシの葉を掻き分けないといけないので、カモやバンの姿はほとんど無い。その内、オタマジャクシがカエルになったら、ヒシの葉の上で日向ぼっこする姿を見ることが出来るはず。

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ