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2025.4.8 本が栄養

文庫本のタイトルをなんとか思い出せないか頑張っていた。ようやっと思い出せたので投稿。


神戸新聞の記事に共進牧場の学校給食用牛乳にかなしきデブ猫ちゃんのコラボパッケージが導入されるという記事があった。そのピンポイントメッセージとして「本もミルクも栄養だ!」という文章が目に入る。

本が栄養か…。

そう言えば、昔角川スニーカー文庫からそんな設定の作品があったなと思い出した。

残念ながら、蔵書整理の為とうに手元に無い。

確か作者は北海道で小学校の先生をされていたんだったか。何冊か出版された後、ヒロインのバックボーンがちらりと明かされてきたところでぷっつりと続巻が途絶えてしまった。

朧気な記憶から、ネットでタイトルを調べること半月。ブックメーカー?ブックイーター?違うなぁ…。そう言えばヒロインの名前はなんだっけ。…り?りの後はなんだろう。

リンネ…?

ようやっと思い出せた。清野静氏の「時載りリンネ」シリーズだ。あー、すっきりした。

ちょっと疑問なのは、ある書籍を一度読んでしまうとそれっきり次からは読んでも栄養にならないという設定。そんなん直ぐに飢えてしまうような気がするのだが。原本の多言語への訳本はどうなるのか。抄訳本の扱いはどうなるのか。新聞や販促ペーパーは?今だったら、web小説もある。概念みたいなもので特定するのだろうか。

私としては、何を何度読んだとしても、読むことで栄養になるのが一番だと思う。

2007年の刊行当時、確定した地方で活躍するラノベって珍しかった気がする。地名は確定してなくても都会、な感じが大半だったような。

涼宮ハルヒシリーズに感化されているのか、元気なヒロインに何かにつけて振り回される語り手 (幼馴染の男の子)という設定だったはず。

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