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私的指名手配植物

こちらの「S S S少し不思議な忘備録」とは別で、「S S Sゆる旅日記」を書いている。

その「S S Sゆる旅日記」のep24「2012年2月国東半島巡り」に名前が判らない植物の話が出てくる。

もう何年も折に触れ、図鑑で探していたが、この度ようやっと岩の台座に生えていた植物の名前が特定出来た。イワヒバと言って、日本からロシアや東アジアにかけて分布するシダ植物で、日本では本州~九州の岩場に自生している。一般の園芸店ではあまり見かけないが、古典園芸植物として江戸時代から栽培されている。葉の付き方からすると、慈雲寺で見たのはイワヒバの園芸品種の錦木だろうか。樹木で探していたのに、シダ植物だったとは…。ここ一年ほどは方向性を変えて盆栽や作庭の本をあれこれ漁っていたが、イワヒバはかなり上級者向けの植物だったようで、やっと見つけた感がある。

「S S Sゆる旅日記」のep24「2012年2月国東半島巡り」の後書きにも同じ内容の報告を追加したけれど、こちらでも積年の課題が一つ片付いたことを書きたくなってしまった次第。

それにしても、作庭って奥が深い。一度作って終わりじゃない。日々手入れしながら、経年の中に深みを出していく。丹精した庭を花の見頃の時期に限って、一般公開されるガーデナーさんの心持ちがちょっぴり理解出来るようになった。

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