ツバメの羽根休め
2025.7.16
風の強く吹く朝、ため池で強風に負けないように奮闘しているツバメの飛翔を眺めていると、飛ぶのに疲れたのだろうツバメが二羽フェンスの上に羽根を休める為に無防備に留まった。
あんな所に留まるなんて、巣立って間もないツバメに違いない。兎にも角にも、証拠写真を撮る。ようく見ると、風に負けないように踏ん張っているのがかわいい。
さらにゆっくりと近づいて行く。一羽は人の気配に飛び立ってしまったが、もう一羽はまだ疲れが酷いのかじっとしている。とうとうすぐ横まで歩いて来てしまったが、飛び立つ素振りも無い。もうちょっとだけ、そのままでいて…と祈りながら写真を撮る。暫く羽根休めするツバメの姿を至近距離にて愛でていたけれど、人の気配に動ずることなくじっとしたまま。燕尾がまだちょっぴり短いのがご愛嬌。
2025.7.24
ツバメ特有の囀りを耳にして空を見上げると、電線に二羽のツバメが羽根休めしていた。これぞ正統派ツバメの羽根休めだ。
2025.8.1
ため池の管理道を歩いていると、ツバメにしては珍しく、アシの茎や葉に羽根休め。微風がアシを揺らし、アシの揺れるに併せてツバメもゆうらり揺れる。ツバメの囀りが、なんだかとても愉しそうに聞こえた。