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少し不思議
ずいぶんと昔、SFをSukosi Fusigiの略とする文章を目にした。どなたの何という作品の中での文章だったか、さっぱり判らない。ただ、SFと言ったら、Science fictionの略が定番なので、意外性があって面白いなと感心した記憶がある。
すこし不思議。それはファンタジーの入り口であり、科学への第一歩と言えようか。或いは、好奇心のとば口。
そんな文章を綴って行けたらと思う。
幼い頃は単純明快に見えていた世界は、歳を重ねるにつれて複雑な様相を現してくる。昔の自分の当たり前であったことが、本当は大したことだったなんてザラにある。