開戦・カミナリ VS ペレノア卿 No.１ 雷霤剣(らいりゅうけん)・蓬莱
『カムラン高原』ペレノア卿陣営
「‥‥‥‥ペレノア卿！トリスタン軍‥‥‥来ます！」
「あぁ、広角の陣で迎え撃つ！備えさせよ！」
「はっ！」
トリスタン軍
ブラックキャット部隊
「勢いで着いて来ちゃったけど！いきなり、本陣に突っ込む気なのかな？トリスタン卿は？」
「‥‥‥‥いや、その前に俺が突っ込む！」
「‥‥‥‥？ セツナ君！ 今なんて？」
「雷魔法『疾風迅雷』！ タマキ！！」
「はい！ ご主人様！」
「アルをアルディスを死ぬ気で守ってくれ！お願いだ！頼む！」
「了解です！ご主人様！！！」
ペレノア卿陣営
「ん？‥‥‥‥ペレノア卿！」
「なんだ？ ガイ将軍？」
「いえ？！ その‥‥‥‥何かが‥‥来ます」、
「何かが来る？ どれ、双眼魔鏡を見せて‥‥‥」
「雷魔法『放雷・極』」
「は？‥‥‥なっ誰だ？ 君は？‥‥‥グアアアアア！」
「「「ギャあ！！！！」」」
「「「だ、誰か助けて！！！」」」
「兵士が多いな。流石、敵本陣の１つ。‥‥‥‥神代・回帰‥‥‥」
「なっ！君、止めろ！！！」
「『万雷・雷霆将来』！！！！」
大きな雷雲がペレノア卿陣営に表れ激しい雷撃の嵐を生む。
「おまけだ！ 神代・回帰・雷召喚術『雷龍・鳴神』・『雷獣・巌雷』・『雷鬼・酒呑童子』」
「今回は」
「なに用」
「で？」
「‥‥‥‥南側の兵なら好きにしてください。それが今回の報酬で。足りませんか？ 皆さん？」
「いい！」
「よい！」
「では！」
「「「血祭りだ！！！」」」
「だ、誰だ？ 君は？」
「ここは、敵が多いな。ペレノア卿。移動しよか」
「だから、何を言っているんだ。君は」
俺はペレノア卿の首元を掴み『ペレアスの湖』へとおもいっきり投げ飛ばす。
「う、うおおおお？？？！！！！！！」
「後は頼みます！ トリスタン軍の人達」
「へ？ は、はい。ナルカミ殿も気をつけて‥‥‥もういない？」
「それになんだ？ あの怪物達は？ 味方なのか？」
「いや、でも俺達なんかには目もくれずペレノア軍を襲ってるぞ！」
「ならば加勢しなければ。彼らに申し訳ないぞ！」
「あぁ！ いこう！」
「「「「おおおおおお！！！！！」」」」
『ペレアスの湖』
「くうぅぅ！。なんだと言うのだ！ 全く！神代魔法(青緑)『生命の枝木』！。何処かに捕まれ！」
ドガアアアアアンン！！！
バシャーーン！！
「はぁはぁはぁ！なんだというのた？何が起こっている開戦そうそうに？！」
「反乱軍に加担したんだ。何をされても文句は言えないぞ！ ペレノア卿」
「君は？いったい！」
「俺はナルカミだ。よろしく。蓬莱様、行きます！」
「おうよ。ずっと寝てたから元気いっぱいだぜ！」
「はい、雷霤剣」
「神代・回帰・神煌具現化」
「神代・煌具『雷霤剣・蓬莱』」
「‥‥‥‥なんだい？ その雷光の武器は？」
「新たな神煌具だ。よろしく、『雷帝』」
俺は『雷霤剣・蓬莱』をただ、振り下ろす。
ズザアアアアンンン！！
「なんだ。その威力は‥‥‥‥うおおおお」
「本気で来な。ペレノア卿！ アーサー王の盟友殿」
「くっ！ 神代魔法(青緑)『緑道青銅』」
ペレノア卿は猛獣を型どった。青銅を神代魔法で作り、俺の方へと投げつける。
「雷霤剣・蓬莱『雷獣行』」
俺は雷霤剣・蓬莱に自身の魔力を流し込み。軽く一振する。すると、複数体の雷の雷獣を作り出す。
「雷獣？」
「行け！お前ら！」
「「「「グオオオ！！」」」」
複数体の雷獣がペレノア卿の青銅に向かって行く。
ドカン！バーン！等と青銅が破壊されていく音がそこらじゅうから聞こえてくる。
「俺の『緑道青銅』がこんなに容易く」
「もう時間もないんだ。容赦も手加減もしない」
勇者は雷剣を振るう……
