到着するは神々と魔法が奉られる列島の大陸
魔法世界七大大陸の一つ。
列島大陸は魔法大陸から遥か極東に位置する。
この列島大陸は、魔法世界で最も人々が住む為の陸地面積が少ないとされている。
その代わり本島、島々、海底島、神ノ島に住まう人類人口は七大大陸で最も多いとされる。
これも列島大陸を統べる『始祖・神集九煌・七原龍』がこの大陸に住まう人類に寛容だからである。
列島大陸は本島を〖和国〗の将軍と言う人物が治めており。
〖月詠〗〖灰神楽〗〖青龍〗〖天照〗〖八岐大蛇〗〖鳴神〗〖○○〗と呼ばれる七つの地方は、気候や環境が季節によって姿形が気候となっているとの事。
北方は常に雪が降り続ける大地が広がり、東側を帝都文化。西側を呪想文化がそれぞれの地域に浸透しているとされ、本島周辺には、八百万の小神達が所有する島々が数百以上に渡り存在している。
そんな神秘的な神々と和国の民達は協力しあい、神話~現代にかけて独自の思想や文化を生み出し続け、平和な大陸を維持し続けてきたのだ。
……それが〖呪い〗〖怪異〗〖神魔〗を撒き散らし、列島大陸を動乱の地獄へと導こうと暗躍する者達が現れた事で、その平和神話が崩壊し始めていると、魔法大陸では噂されている。
魔法世界・列島大陸
ズズズ……ガゴン……
「どわあぁぁ!……空? これってもしかして和国の空に転移したのかあぁあ?!」
「キャアアア!! 何故、転移門が出口なのだ?! セツナ!!」
「……任せて……風魔法〖風籠〗」
「うお! 空中で止まったか…」
「流石、サーシャじゃ。セツナの様に慌てず、冷静に対処たのう」
空から落ち始めた俺達だったが、サーシャが機転を効かせて、風魔法で俺達が地面へと落下するのを阻止してくれた様だ。
「……お安い御用。ゴリ……エリスから逃げられたから。良かった」
「だな。あのまま間合いを詰められて、腕なんか掴まれたら、骨が粉々に砕けてただろうな」
「……うん。怖かった。エリ……あのゴリラ聖女は仲間には容赦ないから」
「魔道船ユピテルに居たら、ボコボコにされていたな」
「お主等なんという会話をしておるのだ? 元仲間に対して失礼過ぎる発言だぞ。気をつけよ」
「全てが事実だからしょうがないだろう。なあ、サーシャ」
「……激しく同意」
「お主等は……」
ストン……
そんな会話をしている間に無事に地面へと着地した。
「戻ってきたな。列島大陸……いや、和国へと。そして、ここは何処かの海岸か?」
「一面砂浜しかないのう。遠くには漁村らしきものが見えるがのう」
「……神秘的な場所。魔力も濃いね。兄弟子」
「ん? ああ、それが列島大陸の本島の性質だからな」
「……性質?」
「列島大陸の本島は〖七原龍〗が統治する場所でな……」
俺はそう言いながら、サーシャ達に和国について語り始めた。
すみません。寝落ちしてしまい。余り書けませんでした
今回は文字数が少なくなっております。
すみません!