幻創決戦・〖國終りて、甦生しは勇ある者〗No.1 黑纏転移
昨日からドラクエ3をプレイ中で今回は余り書けませんでした。すみません。
神代時代の頃、アテナ地方には二神の―女神―が造った箱庭が存在した。
神秘的な鳥がいた。
聖なる猪獣がいた。
神性を持つ数匹の猫達。
―女神―達の使い魔の能力が最適化される箱庭。それが〖白梟と獣達の狩遊場〗である。
〖白梟と獣達の狩遊場〗
「フフフフフフフフフフフフ‥‥‥‥‥これで私を閉じ込めたつもり?‥‥‥無駄、無駄、無駄よ‥‥‥‥空には私が造った〖不死議の國〗の軍隊。そして、下には私の新しい国〖スリアの國〗の兵隊達‥‥‥‥この〖力〗差。味方だった子達も全て交ざって消えたわ。味方もいない貴方一人じゃ覆せないの‥‥‥‥フフフフフフフフフフフフ。大人しく黒のドレスを残して消えなさい。そうすれば貴方だけは今は、見逃してあげても良いの。前に時の様にね」
「誰が一人だ。〖最果ての孤島〗にい一時的に避難させただけだ。今、お前が連れてきた〖魔〗の奴等と共にガリア各地に飛ばす‥‥‥‥」
「フフフフフフ‥‥‥‥は?飛ばす?何、狂った発言をしてるのかしら?馬鹿なの?」
「‥‥‥‥入るよな。他者から奪った力を自分の力と勘違いして、自分が世界の中心だと思い絶対的に優位だと錯覚している奴‥‥‥前に闘った〖アプス〗は傲慢な奴だったが、アンタの様な慢心は一切無かったぞ。〖黒衣〗は〖黒衣〗に反応する‥‥‥‥最初に止めるは下のガリア人の身体‥‥‥〖黒衣装束・雷縛の封〗」
〖不思議の森〗付近〖ガリア帝国元ウェルキン軍〗
「ケケケ!!!暴れ‥‥‥‥?!身体が動かねえ?」
「痺れるぞ‥‥‥‥何だこれは?」
「話がちげえぞっ!女王!!!」
「‥‥‥‥‥私の新生〖スリアの國〗の兵隊が動かない?フフフフフフフフフ????どうなってるの?」
「お前と俺の〖黒衣〗の繋がり‥‥‥魔力パスを使ってガリア帝国内全てのガリア人の動きを黒雷で止めさせてもらった。俺は七聖―女神―アテナ様の現代の眷属。そして、此処はアテナ地方だ‥‥‥‥俺、本来の力とアテナ様から授かったあらゆる〖女神の至福〗〖資格〗〖権能〗〖加護〗の全ては、最大限発揮される」
「‥‥‥‥フフフフフフ????お前が?アテナの眷属?」
「これでガリア帝国兵は暫く動けなくした‥‥‥‥次にアンタが連れてきた奴等は‥‥‥黒衣・転移魔法〖黑纏転開〗」
異空間魔道具『最果ての孤島』
「な、何じゃ?いきなり転移したと思ったら、此処は南国の地?ティアマト地方に戻って来たのか?それにあれは‥‥‥セシリアにサーシャ殿か?何故、此処に?」
「‥‥‥‥‥此処が外界?ユナちゃん」
「う、うむ。多分、そうだと思うがな‥‥‥詳しくは分からん。メイジー」
「ガルルル!!!!貴殿等。何を呑気に語らっている。解放者の魔力パスで伝えらていないのか?‥‥‥‥いや、そもそも、貴殿等には解放者の魔力パスが無いのかっ!いや、それよりも我輩達は北のガリアの都市〖磔のルルイア〗に転移する。我輩の同胞に確り捕まっているのだぞ」
「は?また転移じゃと?」シュンッ!
「‥‥‥‥初めての外界‥‥‥‥」シュンッ!
「ニャー、ニャー」
「ミャアアア!!」
〖白梟と獣達の狩遊場〗
「ジャヴァウォックや卵男爵達が黒色の布に覆われたと思ったら居なくなった?‥‥‥‥‥何をしたのかしら?迷いの少年」
「アンタとの闘いを邪魔されたくなかったからな。〖不思議の国・ブラックハート〗と同じ状況にした‥‥‥‥東西南北のガリア帝国の都市に御自慢のアンタの軍団を分散させた。俺の頼もしい仲間達と共にな」
〖ガリア帝国・磔のルルイア〗
「‥‥‥‥せっかくのシャバに出たというのに何でまた、君がいるのかな?お喋り猫君」
「ガルルル!!!!教えぬ。それよりも。よくも我輩の故郷たる〖不思議の国〗を消滅させてくれたな‥‥‥‥ジャヴァウォック」
「何を怒ってるんだい?そんな事よりも僕の質問にちゃんと答えなよ。クソ猫‥‥‥‥‥外界に出て暴れようとしたら消滅した筈の〖不死議の國〗の反逆者共は入るし、幻想と現実は融合もしている‥‥‥が、新スリア人が身動きをとれていないね。随分と聞いていた話と違わないか?赤の女王」
「ガルルル!!!!それもそうだろう。彼がアテナ地方に来たのだからな。そして、貴殿は終わる‥‥‥この神猫・ケット・シーを本気で怒らせたのだからな」
「フン‥‥‥‥神話の力が封じられたこの地で何ができるんだい?‥‥‥‥さっきはよくも蹴ってくれたね。そろそろやり変えさせてもらうおうかっ!神猫!!!!」