追悼と遭遇
『セルビア』遥か上空
「‥‥‥‥‥ギガイアス‥‥‥‥まさか、お前がやられるとわな!‥‥だが、長い間。俺に使えてくれた事感謝する。そして、契約通り。お前は、僕の魔神の死体を『ノーム』へと撒いてくれた。ありがとう」
黒い王は亡き臣下に感謝する。
「これで、全ての準備は整った。北は我が友の無念の怨念を!西は我が契約者の洗脳を犠牲を!南は蛇達の叫びを!そして東は我が盟友の僕の死を!」
黒い王は動き出す。
「神代・回帰・四方死面歌『蛇竜の決壊』行け!怨念の連鎖よ!」
その王の呪いは『セルビア』の結界をうち壊す。
「‥‥‥だと、思ったよ!全く!」
そのはず、だった。
「神代・回帰・雷魔法『極・雷霆将来』」
黒き王から放たれた。『セルビア』を壊す。『蛇竜の決壊』を元勇者の『極・雷霆将来』が打ち払う。
「‥‥‥‥‥‥‥おい!おい!いきなり、現れて何してくれてんだ?お前?」
黒き王は怒りを露に怒りを爆発させる。
「ん?『セルビア』を守る為だが?」
「‥‥‥つうか?お前?何?誰だよ!おい?」
「おれかい?ナルカミだ!宜しくな!黒い人!」
俺は挑発的に言葉を返した。
「‥‥‥あぁ、あれか、俺の進行を散々、邪魔してくれた奴か?」
「それは知らんが、お前はここで確実に止めるぞ!『ヴォーティガン』殿」
黒い王は一瞬。驚く。
「‥‥‥成る程。『神ノ使徒』‥‥にしては、魔力はあるが、体力がそれに追い付いてないか。‥‥‥では、モドキか?‥‥‥‥俺もなめられたものだな!―女神―共!」
「悪いが、お前は確実にここで消す。厄災殿」
「そうかい!そうかい!では、お前を殺した後に、じっくりとお仲間と憎き『セルビア』を落とすとしよう!」
「できるもんならやってみな!『ヴォーティガン』殿」
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!『神ノ使徒』モドキが良く言うわ!いいぞ!お前。お前が負けたら。そのまま、生きた魔神として飼ってやる。そして、お前のお仲間をお前自身の手で殺させてやるよ!」
『ヴォーティガン』は高らかに笑い宣言する。
「そうならないよう。最善を尽くすさ!雷魔法『雷霆』」
「結末はもう!決まってんだよ!クソガキ!魔神竜闘技『厄災』!」
ドガーーーン!!
2人の技が『セルビア』に大きく轟。
北『サラマンダー』
「な、なんだ!この魔力はよう!」
「凄い揺れたのにゃ~!」
「おっと!ウチも行かねば!ヒスイさん。セシリア嬢。後で『セルビア』首都オーディンまで来てくださいね。では!」
「にゃあ!待つにゃあ、腹黒狐!!」
西『シルフィード』
「うわ!凄い揺れたね!」
「こ、この揺れは!」
「主殿が戦っておるのか‥‥ウィンザー!2人を宜しくお願いしますね。では!」
「イフリート将軍?ちょ、ちょっとイフリートお姉ちゃん?」
「シルフィー!悪いけど此方も行くね。アルヴィスの事、お願い!神代魔法(白)『白亜の竜』ギシャアアア」バサァ!!バサァ!!
「い、行っちゃったよ!シルフィー先生!」
「どっちも勝手よ!『セルビア』の王子を1人で残すなんて!全く。アル、来なさい!とりあえず、事が収まるまで都市内部で避難してましょう!」
「わ、分かった!シルフィー先生!」
東『ノーム』
「‥‥‥凄い揺れた‥‥」
「トリス凄い揺れね。」
「ああ、ハニー!僕が君を守るよ!」
「まぁ、トリスたら!」
「‥‥‥また、この2人と一緒‥‥‥最悪‥‥」
南『ウンディーネ』
「エ、エスフィール嬢ちゃん!起きろ!非常事態だぞ!俺をモフモフするのはまた今度にしろ!ほら、行くぞ!」
「なんじゃ!蓬莱殿!まだまだ、モフルゾ!」
「ええい!魔力酔いを今すぐ治せ!ほれ、『セルビア』の首都。なんだ?オーディンさんかい?行くぞ。雷様の助けによう!」
「はっ!何?セツナの助けに?は、早く行くぞ。モフモフ‥‥‥蓬莱様!私の新しい使い魔よ!」
「だから、俺は使い魔じゃなくて神獣の」
「モフモフじゃな!では、行こう!」
そして、私は蓬莱様を抱きながら。転移魔法の魔道具で『セルビア』首都オーディンへと向かったのだった。




