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救国の担い手 VS 火弾の〖フエゴ〗No.1 狩りが始まる


『無闇の部屋』


「ギャオオオ!!お呼びですか?『代理人』」


「来たか、我が第七配下・スヴァローグよ‥‥‥‥急に呼び出してしまい済まなかった」


「いいえ、大恩ある〖代理人〗の為ならば」


「その言葉に感謝を‥‥‥‥『列島大陸・帝都』に入る〖皇帝〗から連絡があった」


「〖皇帝〗様からですか?‥‥‥‥いったい何と?」


「僧侶が行方不明になり、自身も身体を負傷したそうだ。そして、あの御方の『降臨の儀式』を確実のものにする為に暫くは療養したいとな」


「僧侶が行方不明?‥‥‥‥〖主格〗の〖皇帝〗様が負傷ですか?それは‥‥‥‥どういう事でしょうか?〖代理人〗」


「時空の裂け目からいきなり飛んできた黒龍の大太刀により、僧侶に何かが起き。〖皇帝〗は身体の四割を負傷したのだろう。私のこの手の様にな」


『代理人』はそう言うとスヴァローグに自身の腕を見せた。


「なっ?!『代理人』、その傷はっ?!」


「〖死神〗を仕向けた時、逆鱗に触れた様だ。もう直したら治るが私もまだ動けん。だから、スヴァローグよ。フォルトゥナの働きにより、奴等はフレイヤ地方に降り立つ。フレイ・イグニッションと共に〖救国の担い手〗を追い詰め同志達の仇を取って来るのだ」


「それはフレイヤ地方の全ての特権を使っても良いのですか?『代理人』」


「あぁ、全て使って構わぬ。死体は私の元へと持ってこい。〖大龍脈〗と〖抑制〗を回収しなければならないからな」


「了解しました‥‥‥‥全てはあの御方の為に」


「奴等はテレシアでの闘いから日が経っておらず。傷も完璧に癒えていない。狩るならば今が絶好の機会なのだ」


「全力で‥‥‥‥当たります」‥‥‥‥‥ズズズズ。


「貴様は我々の同志を消しすぎた‥‥‥‥その報い今回の旅で嫌という程に刻み込んでやる〖救国の担い手〗よ‥‥‥‥ただの神の傀儡の者よ」

‥‥‥‥シュンッ!



火沃国家〖フノス〗・闇ギルド〖火炎の片割れ〗支部


‥‥‥‥‥ズズズズ。


「やる事は‥‥‥手配に‥‥‥懸賞金‥‥‥‥に部下の配置か?‥‥‥〖フエゴ〗」


シュタッ!

「ヒヒヒヒ、お呼びですか?スヴァローグの兄貴」


「ここから、南の海岸に迎え。理由はこの手紙に書いておいた。早急に半殺しにして、俺の前に連れてこい」


「ヒヒヒヒ、了解です。スヴァローグの兄貴!!行ってきます!!」スタンッ!


「消耗させながらゆっくりと狩ってやる。救国の担い手‥‥‥‥いや、かつて俺の大切な物を奪った男。勇者・ナルカミよ」



『際南の海岸』


「兄貴の願いは半殺ししてお前を連れていくよ。ヒヒヒヒ、火魔法・〖火玉の遊び〗」


「誰が行くかよっ!〖ラグナログ〗の部下がっ!雷魔法〖電臨〗」

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