白き魔術師 VS 赤の創設者 No.1 火と花よ
東の地・アルカテル地区
「北西から来たって事は『ゲルオラ』の‥‥‥信徒ちゃん達の報告通り。木星・アルモシュタラお爺さんを殺しちゃったわけ?」
「アルモシュタラ?‥‥‥えーっと。もしかして。鵺君とセシリアが闘った人の事かい?あっちの方は彼らに任せてきたから知らないかな。ごめんね。リルマーズ」
「あのアルモシュタラお爺さんが‥‥‥‥死んじゃった。嘘‥‥‥‥」
「五芒星の木星は狂信者としてアテナ地方でも有名なんだけどねぇ‥‥‥‥まさかその死を悲しんでくれる子が入るなんて少しビックリしたよ」
「アルモシュタラお爺さんの事を何も知らないくせに。知った様な口をしないでほしいかな‥‥‥‥あっちこっち行けて、恵まれた緑の土地があるアテナ地方に住んでたら分かんないだうけど。此方は‥‥‥‥‥ヘスティア地方は色々と大変なのよ!!火星魔法『カルディア・プロミネ』」
「その色々を放置していたのは君達。ヘスティアの民だろう?それにね‥‥‥‥神代から現代までにかけて色々な地方が可笑しくなった原因は彼。【教皇】から始まった事じゃないかい?神明魔法『白銀の花』」
火星・リルマーズは上空に火球を造り出した。それを何の躊躇いも無くマーリンへと向けて放つ。だが、その火球の全てをマーリンはいとも容易く無力化する。
「おやおや?良いのかい?そんな攻撃をこんな都市部で放つなんて。アルカテルの住人達を皆殺しにしたいのかい?『花尾』」
「同様を誘うつもり?私の魔力探知では、ここら辺一帯の住人は居なくなってるんだけど?‥‥‥‥‥魔術師・マーリンさん!『プロミール』」
「んー?何の事かな?さっぱり分からないね」
「‥‥‥‥とぼけるんじゃないわよ。何よ!あの夜空の白色の結界は?!あれのせいよね?あれでアルカテルの住人達に幻術魔法をかけてるんでしょう?‥‥‥‥このアルカテル地区だけで何万人の信徒が入るのよ。その子達は何処に行ったの?」
「おや?気になるかい?リルマーズ君はロマ・テレシアの国民なんてどうでも良いと思ってると考えていたんだけど。予想が外れたね」
「‥‥‥‥私の事は別に良いのよ。そんな事よりアルカテルや周辺の信徒達は何処なの?」
「そんな怖い顔をされてもねぇ。可愛いらしいから怖くないよ。リルマーズ君‥‥‥‥安心しなよ。闘えない子達は『ゲルオラ』に行ってもらってるんだ」
「はっ?ゲルオラですって?何でそんな危ない場所に行かせてんのよ!」
「『ゲルオラ』の子達を支援してもらう為と、ロマン・テレシア国内から脱出してもらう為だね‥‥‥‥我がアホ弟子がとんでもない子達をロマ・テレシア中に解き放ったんだ。このまま闘えもしない様な子達が国内に留まっていたらヤバい事くらい君でも予想できるよね?リルマーズ君」
「‥‥‥‥‥そうね。じゃあ、闘える信徒達は何処なのよ?まさか、全員を殺したわけ?この非道魔術師!」
「誰が非道魔術師だい!闘える子達は私の幻術魔法で洗脳‥‥‥‥いや、私と仲良くなってね。今頃、テレシアに向けて進軍してるんじゃないかな?」
「あ、貴女!今、洗脳って言った?」
「いや、仲良くなったんだよ。白色の花を嗅いでもらったんだ。そしたら直ぐに仲良くなってね」
マーリンはそう言うと収納魔道具から多種多様な花や草木を出し、リルマーズに見せた。
「あ、貴女‥‥‥‥そ、それは幻覚の白花〖ナリルの花〗じゃない!それに‥‥‥‥その右の木の実は〖キオククラッシュ〗?!そ、それでその左は‥‥‥‥センノウソウの草?!‥‥‥‥しかもそんな多量に持ち歩いてるなんて!あ、貴女、に考えてるのよ!」
「んー?研究の為だけどね。何時どんな場所でも最高の魔法研究ができるように研究用の薬草や魔道具は持ち歩かないと行けないだろう?リルマーズ君」
「そ、それは魔法律で使用が禁止されてる〖魔草〗じゃないの!それに異界〖アヴァロン〗でしか見つからないと言われるユレアノ枝まで‥‥‥‥それに禁止指定の魔道具まで何であるわけ?‥‥‥‥‥貴女、エウロペ大陸の生態系をメチャクチャにする気なの?」
「メチャクチャにする?‥‥‥‥いやいや、そんな事しようとも思っていないんだけどね。まぁ、リルマーズ君が心配している信徒の子達はテレシアに向かってもらったからね。安心して良いと思うよ。あっちには我が愛弟子も入るからね。合流次第、首都・テレシアの信徒兵と戦う事になるからね」
「‥‥‥‥‥信徒同士の共倒れが狙いなわけ?魔術師・マーリン」
「ゲルオラの戦力はまだ、私しかいないんだよ。それなら、共に頑張ってくれる仲間が必要だろう?創設者・リルマーズ」
すいません。今回は短めです。
仕事の疲れで長めに書けず‥‥‥‥
ご迷惑おかけします。




