セツナと惠とアヤネ
「い、行くぞ!委員長!!」
「き、来て!カミュナャリ~!!ニャアアアン!!」
‥‥‥‥
「はっ!わ、私は今まで何を?!‥‥‥‥ゆ、夢?」
私は周りを見渡す。
「ここは‥‥‥あっ!そうか、あれから私はアヤネに調教されて‥‥‥色々な所を改造されて‥‥‥それから私達は神成君と‥‥‥」
スゥースゥースゥースゥー
「?!寝息?‥‥‥あっ!そうか、今日は私の担当だったわね‥‥‥‥神成君‥‥‥」
神成君は私の腰に手を回して。私の近くで寝ていた。
「‥‥‥‥アヤネや私にあれだけ、誘惑されているのに何で鞭打ちで終わらせるのよ。意気地無しの優しい変態さん‥‥‥‥‥それにしてもなんで私だけこんな恥ずかしい姿で貴方は服をちゃんと着ているのよ!‥‥‥‥この私が脱がしてあげるわ‥‥‥‥ゴクリッ」
カチャカチャ‥‥‥シュルシュル‥‥‥‥
「凄い筋肉に‥‥‥‥切り傷に火傷の後?何これ‥‥‥‥こんな、傷、始めて見た。普通、こういう傷って戦争とかに行った負傷者が負うような傷でしょう?」
私は神成君の身体を見て。驚愕してしまった。
「し、下はど、どんな傷があるの?」
カチャ‥‥‥ジィーー‥‥‥ズルズルズルズル‥‥‥
「良かった!足とかは余り怪我してないのね‥‥‥‥‥そ、それにしても‥‥‥‥ゴクリ‥‥‥なかなかのモノをお持ちなのね‥‥‥家族以外では始めて見たけど‥‥‥ゴクリッ」
私はそっと神成君のあれをあれした。
「これが、あれで‥‥‥‥‥‥‥そうするのよね‥‥‥‥ゴクリッ‥‥‥‥‥」
私はそう言うと身体を神成君の腰辺りに乗せようとした瞬間。
「‥‥‥‥何してんの?委員長‥‥‥」
「ニャアアアアア!!!神成君?!何時から起きたのよ!!」
「今、さっきだよ!‥‥‥つうか、君、何で俺の上に乗って‥‥‥‥しかも何で‥‥‥俺、裸何だ?」
「そ、それはああ!!かくかく然々(しかじか)で‥‥‥‥」
「フムフム‥‥‥‥成る程、分からん」
「!こんな、状況ならやる事なんて一つしかないでしょう?」
「‥‥‥‥それはノーコメントということで。」
神成君はいきなり立ち上がると私をベッドの上に静かに下ろした。
「な、な、な、!いきなり何するの!」
「‥‥‥‥本当にネコちゃんみたいだな。もしかして、委員長って獣族の遠い親戚かなんかかもな」
「獣族?何それ?」
「いや、こっちの話だ何でもないよ。よしよし」
「ニャ、ニャア!ニャニするの~」
神成君は私の頭に手を起き。私の頭をワシャワシャし始めた。
「‥‥‥まぁ、タマキの策略とは、いえ、こんな所に連れてきて悪かったな」
「‥‥‥そんなの今更になって謝られても‥‥‥困るわよ‥‥‥」
そう言って私は外方を向く。
「この間の出来事で俺も覚悟を決めたよ、委員長」
「覚悟?何それ?」
「君に対する責任は必ず取る。何かあったら君は俺が守るよ!」
トゥンク!!ズッキューン!
「はぅ!‥‥‥‥ニャ、ニャンデ‥‥‥このタイミングでそんな事言うのよ‥‥‥‥この男は‥‥‥」
「まぁ、俺は金はあるから心配しないでくれ。君を一生、養える位の額は貯めてるからさ」
「一生‥‥‥‥養える‥‥‥‥」
「委員長?」
「はっ!ち、ちなみに神成君はどの位の‥‥‥あれがあるわけ?」
私は自分を落ち着ける為に、そんな質問を咄嗟に聞いてしまった。
「ん?あれ?‥‥‥あれ?‥‥‥あぁ、それわな‥‥‥ゴニョゴニョ」
神成君は私の耳元まで近づいて来て、あれの事について話してくれた
「‥‥‥‥はっ?!一ちょ‥‥‥」
「はい!ストップ!まぁ、日本が駄目なら。海外なり、異世界なり移り住めば大丈夫って事だ。じゃあ、今日はもう帰るから夜叉の所に戻るんだぞ‥‥‥‥じゃあ、おやすみ。それと委員長様の服。神無月師範から預かってたから置いておくぞ」
「一ちょ‥‥‥」
私が神成君に教えられた額の大きさに困惑していた。
「それじゃ、本当にまたな。夜叉とアヤネの所にはなるべく早く戻れよ!‥‥‥‥後、今度、委員長に会わせたい天使が入るからよろしく~」
ガチャン!
「会わせたい天使?‥‥‥‥それに、一ちょ‥‥‥って‥‥‥どうしたら稼げるのよ?」コテン‥‥‥
私はそう言うとベッドの上に力無く倒れた。
ちなみに私が夜叉さんとアヤネの部屋へと着いた瞬間。
ガチャン!
「恵!貴女、何で袴なんて普通に着ているのですか?体操着はどうしたのですか?」
「うわぁ、お似合いですよ~!惠殿~」
「あ、ありがとう!夜叉さん。それと、な、何を訳の分からない事を入ってるのよ!アヤネ‥‥‥‥はあぁぁぁ?!」
な、何?お腹の下辺りが痒いいきなり痒く。
「没収です!惠!さぁ、脱ぎなさい!」
「い、嫌よ!せっかく神成君が体操着だけしかない私に持って来てくれた袴なんだから。絶対に脱がニャイイイイ?!」
「セツ君からのプレゼントですか?成る程、成る程!では、その袴は夜叉ちゃんの部屋にでも飾りましょう?惠!フフフ」
「ニャ、ニャニ、ヘンニャ事、言ってるのよ!アニャネ‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥フフフ」
アヤネは無言で謎の小型の玩具のスイッチを入れた。
「ニャニ?その凶悪な形の」
「凶悪目指し時計ですわ!惠!さぁ、今日の分の調教を始めましょうね!よいしょっと!」
アヤネはそう言うと私の首元に凶悪目覚まし時計をくっつけた。
「ニャ、ニャアアアア!!擽った良いいい!!」
カチッ!
私は顔が赤くなり始めた。
「あらあら、そんなに目が覚めたのですか?では、続きを始めますね?惠!エイッ!」
「い、いつも、いつもヤられてばかりじゃないわよ!‥‥‥‥って何、変な所を触って!」
「はわわわ!大丈夫ですか?惠殿!!」
「あらあら、今日は抵抗しますわね!惠!何か良い事ありましたか~?大丈夫ですか?あら?」
「‥‥‥‥」
私は身体に力が入らずソファーの上に身体を埋めていた。
その後は、アヤネもやり過ぎたと思ったのか、私の頭をアヤネの膝に乗せて看病してくれた。
「ごめんなさい。ケイ。今日はいきなり攻めすぎましたわ。今度から気をつけます」
「ニャ、ニャア‥‥‥許さニャイからアヤネ‥‥‥」
私はそう言うと涙目になりながら。アヤネを睨んだ、
「ゾクゾクしますわ!‥‥‥‥‥その屈服しない目付き、最高ですわ!惠!!!」
「ニャ、ニャニを?アヤネ?‥‥‥‥ニャアアア!」
その日の私達のやり取りは夜遅くまで続いた。
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