表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

4月23日(月)雨のち晴れ

少し体調が悪い。

眉間からジワジワと広がる頭痛は

前日の疲れとスマホの見過ぎによるものだろう。

身体がダルく重く感じる。

このダルさもこの痛みも

肩こりや腰痛のようにフェルビナクでどうにか

なればいいのに。

先日むち打ちになった時に買いすぎたフェルビナクが

まだまだ余っている。

一昨日までの陽気は嘘のように

昨日から気温は下がり続けている。

服装が定まらない。

風は冷たいが太陽が顔を出すと途端に

暑くなる。

好きな季節だが同時に嫌な季節でもある。

気温に花粉。

その日の事すら予想出来ない。

先の見えない不安はこんな身近に迫っている。

将来、私はどのように過ごしているだろうか。

死に場所、死に方を選べているだろうか。

美しく死ねているだろうか。

死の時が一番のピークだろうか。

死に対して救済だの何だのは思っていない。

ただ私の人生のピークが死であって欲しい。

その為には死に場所も死に方も選べなければならない。

こんな風に考えが飛躍してしまうのは

きっと雨のせい。

そう思おう。

そうでないと私が私で居られなくなる気がする。

煙草の火は少々の雨に打たれても消えないらしい。

そんな人生でありたい。

希望など無くてもいい。

ただ絶望さえ感じなければ。

湿った場所に染み付く煙草は嫌な臭いに変わっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ