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夏の闘技会  作者: 貴神
1/9

(1)夏の闘技会

背に翼を秘め、神秘な力を持つ異種たちの長い長い物語です。


記念すべき第一話は、異種たちの自己紹介を兼ねて、沢山の異種が登場します。


沢山居るので、名前は、ぼちぼちで覚えて戴けたら幸いです。

人間から産まれ乍ら人間ではない異種は、長きに渡り迫害を受けていた。


異種は人間には無い色の髪と瞳の色を有し、背に翼を秘め、更に自然界を操る力が在り、


千年の時を生きる者たちと云われていた。


其れ故、人間に畏れられ迫害を受けてきたが、


然る上流貴族のシェパード家の貴婦人シャルロットが、


九十五年前・・・・大陸暦一五二七年に異種の力を借り、


荒れるゼルシェン大陸の統一を掲げると、人々は徐々に異種を受け入れ始めた。


ゼルシェン大陸には国王が居らず余りに広大な大陸だった為、乱れに乱れきっていたが、


シャルロットが異種の夏風なつかぜの貴婦人と翡翠ひすいの貴公子を筆頭に、


大陸統一の皮切りを遣ってみせると、異種の存在は政界にまで及び、彼等は、やがて、


上流貴族同等の地位を得た。


此の物語は、そんな異種たちの三百年に及ぶ、ゼルシェン大陸統一の物語である。









一六二二年、西北の大大陸ゼルシェン大陸に、夏の大会が迫っていた。


各地域、各国から、闘技場の在るゼルシェン大陸南部へと人々が集まる此の年の夏は、


三年振りの二度目の闘技会を迎えようとしていた。


其の大会の取り決めをすべく、南部議事堂では、


貴族と異種と呼ばれる者たちとで会議が開かれていた。


其の会議終了後、珍しく異種の男子全員が控え室に揃って残っていた。


男たちは長身の五人。


皆、一人の男が持つ一枚の紙を見詰めて、難しい顔をしている。


いや・・・・難しい顔をしているのは、白髪の長いストレートヘアの男、しろの貴公子と、


カールした金髪の優男、きんの貴公子だった。


紙を持つ、男たちの中でも最も長身の金髪碧眼の美形の白銀はくぎんの貴公子は、


真夏だと云うのに長袖に肩掛けの軍服を涼しげに着こなし乍ら困った様に笑っており、


残りの二人・・・・黒髪に黒目の漆黒しっこくの貴公子と、男たちの中で一番小柄の、


翡翠の髪に同様の瞳の美しい青年、翡翠の貴公子は無表情だった。


「ちょ・・・っ!! 何だよ、此れっ!!」


金の貴公子が黄金の瞳を見開いて大声を上げる。


「異種の男子は、六種目中、三種目出場って、何だ?!」


有り得ないだろっ!!


と怒り狂う金の貴公子に、白銀の貴公子は困りつつ笑った。


「まぁねぇ・・・・短期間で三種目極めるのは難しいとは思うけれど、取り敢えず出れば、


上も納得してくれると思うから」


「取り敢えずって!! 俺、素人なのに、出ればいい訳ないだろ!!」


怒り心頭の金の貴公子に、皆、尤もだと内心頷く。


説明が遅くなったが、闘技会とは其の名称通りに闘い合う大会である。


種目は、弓技、体術、棒術、一騎打ち、騎馬戦、舞芸が在り、どれも素人では参加は難しかった。


いや、参加は出来たとしても、恥を晒す事は目に見えていると云った方が正しいだろう。


そもそも此の闘技会は、三年前から地方や国々の交易及び経済の流通強化、


そして人々と異種の親睦を深める為に設けられた大会で、


御偉方の者たちにとっては異種を人々にアピールする絶好の機会と踏んでいるのだ。


異種はゼルシェン大陸の南部の人々と、東部の一部の人々に支持されているものの、


まだまだ反異種派の者たちが多かった。


其の種族摩擦を緩和する為にも異種に闘技会に出ろ出ろと、御偉方は言ってきているのである。


「はー、まぁ、こうなったら、仕方ないな。あー、良かったー。武術の心得が在って」


ふふん!! と金の貴公子を鼻で笑うのは、白の貴公子だ。


漆黒の貴公子も翡翠の貴公子も、最早、黙って受け入れモードである。


だが金の貴公子だけが納得がいかないと声を荒げる。


「何だよ此れ?! 幾ら何でも横暴だろ?! 異種なら何でも出来るとでも思ってんのかよ?!」


「思ってるんだろ?? 頭の禿げた、おっさん達は」


白の貴公子は肩を竦め乍ら笑う。


「マジ死ね!! マジ死ね!! 百回死ね!!」


「どうせ直ぐ死ぬさ。人間なんて短い命さ。頭の悪い虫けらの様なものだな」


金の貴公子と白の貴公子が言いたい放題言っていると、白銀の貴公子が止めた。


「辞め給え。こんな場所で・・・・そもそも此れを決めたのは・・・・」


「私よ」


言い掛けたところで、控え室の扉が、バン!! と開いた。


其処に白い軍服を着た女が入って来る。


橙銀とうぎんの髪を高くポニーテールにした鋭い橙の瞳の、夏風なつかぜの貴婦人だ。


そして異種総括の鬼女でも在る。


挿絵(By みてみん)


「決めたのは、私。文句在る??」


「・・・・・」


「・・・・・」


一瞬にして部屋が凍り付く。


そんな男たちを、彼女の鷹の様な瞳が鋭く睨む。


「あんた等、こうでもしなきゃ、積極的に参加しないでしょうが??」


「・・・・・」


「・・・・・」


抵抗は赦さないとする夏風の貴婦人に、白の貴公子が勇気を振り絞る様にして言った。


「だ、だが、何故、私たち男ばかり、三種目もなんだ??」


そーだ!! そーだ!! と金の貴公子も小声で加勢する。


が。


夏風の貴婦人が心底呆れた顔をした。


「阿呆。闘技会の競技で、普通、女子が出られるのは、舞芸くらいでしょうが」


其の尤もな意見に、白の貴公子と金の貴公子が「う!!」と言葉を詰まらせる。


最早、何も言い返せないと諦めた白の貴公子だったが、金の貴公子は、まだ、もじもじしていた。


そして蚊の啼く様な声で言う。


「俺だって・・・・舞芸どころか・・・・何も出来ないんですけど」


夏風の貴婦人の大きな橙の猫目が金の貴公子を見る。


そして低い声で言う。


「男子は三種目、絶対参加よ。此れは私たち異種の存在をアピールする絶好の機会なの。


恥かきたくないなら、死に物狂いで練習しなさい」


「・・・・・」


きっぱり言い切られて、金の貴公子は死の宣告でも受けたかの様に、


絶望に満ち満ちた顔で其の場に落ち込む。


そんな金の貴公子を内心を悲惨に思い乍らも、鬼女を前に、


「じゃあ、どれに出るか決めようか」


競技の書かれた紙を囲んで、男たちは相談を始める。


「じゃあ、後は白銀の貴公子に任せるから、皆、偏らずに万遍良く出てね。


白銀の貴公子は後で決まった紙を送って」


夏風の貴婦人が言うと、白銀の貴公子は笑顔で頷いた。


夏風の貴婦人が部屋を出て行く。


すると・・・・翡翠の貴公子は上着の裾を引っ張られるのを感じて、後ろを振り向いた。


其処には今にも泣き出さんばかりの金の貴公子が、自分の上着の裾を掴んでいた。


あるじ~~!! 御願い!! 俺を見捨てないで~~!!」


「・・・・・」


主と云う呼び名は、翡翠の貴公子の同族の呼び方である。


翡翠の貴公子は東部の領主で在る為、同族から主と呼ばれているのだ。


翡翠の貴公子は金の貴公子に向かい合うと、押し黙って考える。


其処へ、


「舞芸にでも出ればいいだろう??」


白の貴公子が茶化してくる。


「五月蠅ぇぇ!!」と金の貴公子は歯を剥くと、


直ぐに翡翠の貴公子に向き直って涙ながらに訴える。


「主ぃ・・・・俺には無理だよぉ!! 俺、武術なんて、何も出来ないもん!!


今から練習ったって、三種目も無理だよ!! なぁ、主ぃぃ!!」


「確かに・・・・御前に三種目は、きついかも知れない」


翡翠の貴公子が静かに頷いた。


「せめてニ種目で許して貰える様、夏風の貴婦人に頼んでみよう」


「主。二種目と言わず、ゼロにして貰いたいんだけど・・・・」


「・・・・・」


流石に其れは無理だろうと、翡翠の瞳が黙って告げている。


「とにかく、話して来る」


翡翠の貴公子は溜め息をつくと、夏風の貴婦人を追って部屋を出た。


翡翠の貴公子が回廊を走って行くと、夏風の貴婦人は丁度、大玄関を出るところだった。


翡翠の貴公子は彼女に追い着くと、


「金の貴公子だが、参加数はニ種目で許してやってくれないか??」


御願いしてみる。


だが夏風の貴婦人は即答だった。


「駄目」


「・・・・・」


翡翠の貴公子は困った顔をすると、それでも言った。


「今の金の貴公子に、三種目は無理だと思う。恥をかくのは目に見えている。だから・・・・」


「甘い!!」


夏風の貴婦人が、ビシッと人差し指を翡翠の貴公子の鼻先に突き付けてきた。


「あんたは、いっつも甘過ぎるっ!!」


「・・・・・」


「金の貴公子がゼルシェン大陸に来て、どんだけ経ったと思ってんのよ?!


二年よ、二年!! 此の二年、あいつが遣ってきた事と言ったら、何?! 女と遊ぶ!!


女と遊ぶ!! 女と遊ぶ!! 此れだけでしょうがっ!!」


「・・・・・」


「私はねっ!! あいつが此処に居座るのを、反対したでしょっ!! でも、あんたが、


あいつを手放したくないって言うから!! だから大目に見てあげたのよっ!! なのに、何っ?!


異種としての仕事は全くしないし・・・・すると云えば、貴婦人の接待だけだとっ?!


ふざけんなっ!! 何もかもね、あんたのねっ、監督不行き届きなんだからねっ!!」


「・・・・・」


怒り心頭で捲くし立てられ、翡翠の貴公子は瞼を伏せると、ゆっくりと頷いた。


「・・・・確かに・・・・俺の監督不行き届きだ。済まなかった。


金の貴公子には次の闘技会までには、それなりに武術が出来る様にしておく。


だから今回だけは、ニ種目で許してはくれないだろうか??


今回の二種目も、それなり出来る様に、俺がちゃんと教える」


だから・・・・。


「ふーん・・・・」


夏風の貴婦人は手を引っ込めると、口の端を吊り上げて笑った。


尖った白い八重歯が覗く。


「あんたが其処まで言うなら、聞いてやらなくもないわ。でもね、条件は別!!」


条件は・・・・。


「あんたが四種目出る事よ!!」


其れは翡翠の貴公子が予想だにしなかった言葉だった。


流石に焦燥を露わにする、翡翠の貴公子。


「其れは・・・・嫌だ」


ぼそり・・・・と本音を漏らす。


「んじゃ、駄目」


にぃ、と白い歯を見せて、夏風の貴婦人が却下する。


「・・・・・」


翡翠の貴公子は其の場で黙り込んだ。


そもそも翡翠の貴公子が四種目出る事に問題はなかった。


其のくらい翡翠の貴公子は、あらゆる武術の心得が在った。


だが・・・・。


翡翠の貴公子は人前で何かをしたり、注目を集めたり目立ったりする事が、


とても苦手な性格だった。


其れ故、今回の三種目参加も異種として注目される事に、強い抵抗を感じていた。


其れなのに更に四種目参加とは・・・・とても精神的に耐えられるものではなかった。


が・・・・。


今此処で自分が断ってしまえば、金の貴公子が三種目出なければならなくなる。


よくよく考えてみれば金の貴公子は身から出た錆の様なものだが、それでも翡翠の貴公子は、


金の貴公子が苦しむよりは自分が堪えた方が幾分かマシだと云う結論に、やがて辿り着いた。


「・・・・判った。俺が四種目出る」


翡翠の貴公子が、やっとの想いで放った其の言葉に、夏風の貴婦人は満面の笑みを見せた。


「あんたの、そう云う甘ちゃんな所、結構、好きよ」


そう言って、手を振り乍ら大扉から出て行く。


回廊に残された翡翠の貴公子は、深く深く溜め息をついた。


此れで金の貴公子も、少しは気が楽になるといいが・・・・。


自分は四種目と云っても、極力、目立たないものに出ればいい。


そう考えていた翡翠の貴公子であったが、予期せぬ闘技会の波が更に彼を襲ってきたのである。









金の貴公子の代わりに四種目出場する事になった翡翠の貴公子は、弓技、棒術、体術、


一騎打ちに出る事にした。


何故、彼が此れ等を選んだのかと云うと、 彼は、ただ単に、騎馬戦に出たくなかったのだ。


金の貴公子などにとっては騎馬戦が一番目立たなくて良いのだが、


決して社交的ではない翡翠の貴公子にとって騎馬戦と云う競技は、最も避けたい競技であった。


騎馬戦。


其れは五十の騎士で構成される競技である。


五十騎の内、大将が一人と副将が二人居り、大将と副将は長棒を、残りの騎兵は短棒を使用する。


試合は大将が落馬をした方が負けとなる。


騎馬戦は総勢百人から始まる競技で、落馬した者は次々と退場して行き、


試合ごとに数が減っていくのである。


非常に混雑する競技の為、騎兵に混じっていれば殆ど目立つ事はない。


そう。


騎兵に居れば。


もし、元軍人・・・・しかも、元副将上がりの翡翠の貴公子が騎馬戦に参加したならば・・・・


大将は必至。


彼は相手に討たれるまで延々と試合に出続けなければならないだけでなく、試合中、


最も大衆の注目の的になる事は明らかであった。


翡翠の貴公子は、其れがすこぶる嫌であった。


目立ちたくなかった。


なので迷わず騎馬戦を外したのだ。


また逆に競技の中で最も精神的に楽なものは、相手と遣り合わなくて済む弓技が一番楽だった。


なので一番に弓技に出場する事に決めたのだったが・・・・彼の悲劇は、


チーム分けが発表されてから起こったのである。









其れは各地各国から集まったチームの者たちとの、初の挨拶が終わった後で起こった。


皆それぞれ選手専用の宿へと戻り出す頃、


翡翠の貴公子は配属されたチーム鉱緑こうりょくの補佐員で在る、


眼鏡を掛けた男に呼び止められた。


「翡翠の貴公子様!! ・・・・実は御願いが」


翡翠の貴公子も又、馬車乗り場で宿泊先へ帰ろうとするところだった。


彼が何かと眼差しを向けると、駆け寄って来た眼鏡の補佐員が、とんでもない事を言ってきた。


「翡翠の貴公子様、その・・・・騎馬戦の方に・・・・出ては貰えないでしょうか??」


一瞬ぎょっとする翡翠の貴公子。


「無理だ」


翡翠の貴公子は即答すると、馬車に乗り込もうとする。


だが補佐員に腕を掴まれる。


「ま、ま、待って下さい!! 弱いのです!! 弱いのですよ、うちのチームは!!


今回のうちの騎馬戦参加希望者は、皆、素人に毛が生えた程度なんです!!」


翡翠の貴公子の腕を掴んだ儘、眼鏡の補佐員は涙混じりの声で訴えてくる。


だが翡翠の貴公子も断固として聞こうとしなかった。


「俺は、勝ち負けは気にしない。人数が足りているなら、それでいいだろう」


「人数もギリギリなのです!!


これから本番までに怪我人も出るでしょうし・・・・何より・・・・」


眼鏡の補佐員は今にも大泣きしそうな勢いで叫んだ。


「出場するからには、勝ちたいのです!!」


流石に此れには翡翠の貴公子も困ってしまった。


「どうか御願い致します!! 御願い致します!!


代わりに・・・・ええっと、弓技でも外しておきますから!!」


えっ?!


と、翡翠の貴公子は動揺した。


「待て・・・・弓技は・・・・」


其の翡翠の貴公子の反応に、眼鏡の補佐員は勝手に目を輝かせる。


「おお!! 出て下さるのですね!!」


「い、いや・・・・」


「おおおお!! 有り難うございます!!」


眼鏡の補佐員は勢い良く翡翠の貴公子の手を握る。


「翡翠の貴公子様なら、必ず快く引き受けてくれると信じておりました!!」


「いや・・・・違う・・・・」


「では弓技の方を外しておきますので!! 後は私に御任せ下さい!!


それでは、私は此れにて!!」


目を潤ませ乍ら感動の一礼をすると、補佐員は、さっさと行ってしまった。


残された翡翠の貴公子は馬車に乗り込むのも忘れて其の場に微動だに出来ず、言葉を失っていた。









コンコンコン。


宿泊先の翡翠の貴公子の部屋へ、ノックの返事も聞かずに入って来たのは、


他力本願満々の金の貴公子であった。


よりにもよって此の二人は同じチームとなっていた。


金の貴公子が部屋を見渡すと、翡翠の貴公子の姿は無いかに見えた。


いや、居た。


翡翠の貴公子は窓辺で小さくなっていた。


「聞いたぜ。主、騎馬戦に出るんだって??」


言い乍ら翡翠の貴公子の傍に歩み寄る。


「でもさ、何で弓技はずしたんだ?? 棒術はずせば良かったのに」


棒術にはゼルシェン大陸一と謳われる夏風の貴婦人が、絶対に出る。


出来る事なら避けたい相手だろうに。


金の貴公子の問いに、翡翠の貴公子は答えなかった。


「まぁ、四種目出るとか色々大変だとは思うけど、主なら大丈夫だよ。頑張ってねん」


ぽんと、金の貴公子は翡翠の貴公子の肩を叩く。


翡翠の貴公子は窓辺に寄り掛かった儘、


「・・・・・」


最早、何も答える気がしなかった。

第1話は、夏の大会「闘技会」の序幕となりました。


これから闘技会に向かって、シリアス、ギャグ、バトル等が展開していきます。


この「夏の闘技会」は、ちょっとファンタジー要素少な目で、済みません。


少しでも楽しんで戴けましたら、コメント下さると嬉しい限りです☆

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