表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

百十二月の土曜日に

作者: 多田緋月


ーーーーーーーーーー


百十二月の土曜日に

きっとおまえは死ぬだろう

百十二月の土曜日に

きっとおまえは死ぬだろう

百十二月の土曜日に

おまえが死んでしまったら

おれは泣いてしまうだろう

きっと泣いてしまうだろう

一、二時間も泣いたなら

おれは黄金海岸へ行き

おまえの骨を波打ち際へと放り投げ

神様の元へと祈るのだ

いつかおまえが戻り来るその日まで

おれはおまえの墓を守りながら

再び百十二月の土曜日が来るその日まで

そっと墓を守るのだ


ーーーーーーーーーー




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ