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第1話 冒険者になる

昔この世界には神々がいた。神々はこの世界の独裁者であり多くの者たちの信用を集めていた。しかしこの独裁者である神々達を嫌う者達がいた。ある日その者達が神と戦争をした、これを後に「神聖戦争」という。そして神はこの戦いに敗れ天空の城に飛ばされてたという。やがてこの戦争に勝った者達を後に「魔王軍」と言われるようになった。


神聖戦争から300年が経った。神の独裁から解放された人類は、それぞれの国を作っていった。神聖戦争で神がいなくなり神に頼っていた人類は文化も知恵もなく300年前とは違った形で文化が発展していった。人々はこの世界を「新世界」といった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「敵が前方に2体!えーと、多分コボルトだと思う。どうするレア?戦うか?」


「うん、今日はあまり薬草が取れなかったし、稼ぎが少ない分取らないと!、お爺ちゃんには怒られるけど、晩飯が質素よりかはマシかな!?よし行こう。」


コボルトは近戦型のモンスターで、この世界のモンスター基準のランクはE、つまりある程度の年の男の子ならば1人につき1体ぐらいは戦うことができ、動きが単純なため、僕たち2人にとっては丁度いい練習相手だった。


「やった魔法石だ、でも2つだからなぁ、レア、1つは晩飯で1つは貯石でいいか?」


「うん、いいと思う。」


「まだまだお金が足りないな、」


「そうだね、、」


そんな話をしながら、コボルトを倒した僕たちは小さな魔法石を持ち自分達の住む町のギルドへ向かった。魔法石1つをギルドで換金し残りの1つは袋に入れた帰りに猪の肉を買い2つに分けて、それぞれの家へ持って帰っていった。


ここはセリーポス島という島で、僕はレア パーシアス。このマニラ村でお爺ちゃんの家に住ませて頂きながら手伝いをして生活をしている。もうすぐで15歳になる。僕は大きな街で生まれ両親は父は遠く知らない場所へ連れていかれ、母は僕を守るために僕をこの島に預けた後に亡くなったらしい。


「おい、レア、血の臭い匂いがするぞ、お前また魔物と戦ったな?あんだけ危ないと言っているのに」


「大丈夫だよお爺ちゃん!俺ももう15歳だよ、あと5日も経てば冒険者になれるんだよ!あと、はいっ!猪の肉、今夜は豪華にしてね?」


「レア、やはり冒険者になるのか?」


「うん、まだこの島も出たことないし、色んな世界を見たいからね、あと、父さんに会ってみたいんだ!でも、しばらくはこの島にいるから安心して!」


食事をとりながら、この後の生活などを爺ちゃんと話して今日は寝ることにした。




神がいなくなってから300年、神が支配していた種族を魔王軍が支配すると思っていたが、魔王軍は神の独裁性を嫌っていたため、人類を支配する事は無かった。また、神を倒した以上この世界に強いものがあまり存在しなく、多くの種族が魔王軍側についたために、彼らは彼らで平穏な日々を送っていた。しかし、魔王軍の敵側についた人類は支配はしなくとも、魔王軍の支配下にいる事を示すために、物好きの魔王が、モンスターを作り始めた、それが魔物である。しかし、何も知恵も文化も無い人類がその魔物の核を利用し文化が発達していったのである。200年前とから人類は魔法石を解析し魔法というものが使えるようになり、その頃から魔物を倒す事を専門とする職業ができた、これを「冒険者」というのであった。




朝、日が昇り始める頃に起き、家畜の世話をし、爺ちゃんが作った薬草をここから少し離れた町に売りに行くのが僕の日課だ、そんな僕もあともう少しで冒険者になる、冒険者になるための条件は15歳以上と登録金が50000ルースが必要になる。


 今の手持ちが42000ルースだ、小さい頃から冒険者を夢見ていた僕は少しずつ貯めていたが残すところ後4日、あと8000ルース必要で、冒険者になる練習も兼ねてテオと一緒に島の中心にある魔物がよく出るという森へ向かった。

テオと僕の戦いは2人とも剣が主で後ろに弓を背負っているスタイルだ、スキルはまだステイタスを更新していないため2人ともない、しかしEランクまでの敵だったら大群が来ない限りは大丈夫であった。そしてテオの協力もあり無事に50000ルースは足りたのだった。



そしてついに僕の誕生日が訪れた、小さな村だけあって、僕が誕生日という事を皆が知っていて村のみんなから、誕生日おめでとう!などと言われていた、


「レア!誕生日おめでとな、これあんま丈夫じゃ無いけど、あとお守りと!」


「本当?!ありがとう!」


「お前はどうせ冒険者になると思ってこの優しい俺が買ってあげたよ。俺はまだ15歳になってないけど、すぐ追いつくから、まっとけよ!!」


そう言って剣とお守りをくれたテオは少し恥ずかしいそうだった、この世界の年の区切りは15歳であり、この年からもう一般の大人として見られる。レアはお酒だったりこれから楽しみで胸がいっぱいだった。そして何より楽しみなのは、冒険者になれる事だ、この島のほとんどが家を嫁ぐが冒険者になるかのどっちかで、前者の方が8割を占めていた。冒険者は稼ぎが良い分、それに伴う危険性が高い。ハイリスクハイリターンだ、たとえ冒険者になったとしても実家を嫁ぎながら副業で、やるのが一般的で、こんな島に冒険者の収入だけで食っている人は少なかった。


いつもより早く街を出た。いつも薬草を、売りに行ってるこの島で1番大きな町にいくのだ、そこに冒険者ギルドがある。レアの町にもギルドはあるが気分的にでかい町の方がなんとなくよかった。町に入りおなかがすいたのでパンを買って朝食を取りつつ冒険者ギルドに向かった。


 入ると早朝からクエストの掲示板を見ている人や、朝から酒を飲んでいる人、クエストの手続きをしている人など、沢山の冒険者がいた。これが冒険者かぁ!と興奮しつつ、色んなところからの視線を感じつつも「受付」と書かれているカウンターの所へいった。


「すいません!冒険者になりたいんですけど」


「はい、かしこまりました。ではこちらに登録手続きをしますので、こちらにお書き下さい。」


字を書くのはある程度習っていたが、初歩的な事しか習っていないため、読めない文字が少しあったがそこは男の「感」というものがあり何とか分かるのだが、問題は字の汚さだ、これを7歳が書きました!!と言っても疑問を持たれる事は無いだろう、そう思うほど汚かった。


 手続きを終了してカウンターに渡した僕は人生で1番緊張をしていた、それは初めてのステータス更新だ、これは神の加護を受けている神官が、僕のステイタスを読んでくれるのだ、ここでその冒険者の素質と将来性が決まってくると言っても過言ではない、僕はオリジナルのスキルなんてないかなぁ?なんて、想像を膨らましていると、、


「レア パーシアスさん、神官様がお呼びです」


「は、、はいっ!」


緊張のあまり声が裏返ってしまった。他の冒険者に笑われながら奥の細い通路へ行き、「ステイタス更新室」と書かれている所へ入った。

部屋の中には平らな丸い石が引いてあり、その奥に神官がいた。


「よ、、よろしかお願いします!!」


「緊張しなくて良いですよ、リラックスして両手を広げて下さい、自分の体で十字架を作るように、」


言われる通りに両手を広げた途端に僕は驚いた。体の中から溢れるような感覚、体の周りが暖かく宙に浮いている感覚。これが力を手に入れたという事かも知れない、そう思った。やがて収まって行くのが分かりいつのまにか目を閉じていた目を開くと、神官様が唖然としていた。


「そんなにステイタスが他の人と変わっているんですか?」


僕の声を聞いておらず、神官はステイタスが載っている紙を見たまんまで、僕の中にはとてつもない不安とほんの少しの期待があった。ようやく口を動かした神官がいきなり喋り始めた、


「神の両親は何処に住んでいる?」


「母は僕を産んですぐ亡くなりました、父は遠く知らない場所に行ったと聞いています。それがどうかしましたか?」


「そうか、でもこれは見たことがない、、、、、、、」


神官様が驚いていたので僕は自分のステイタスがどうなっているのか仕方がなかった、神官様がまだなんか考え事をしていたので、思わず神官様の持っていたステイタスシートをとった途端驚いた。


種族: 半神半人

レベル: 12

可能職業 :

戦士

魔法術師

武道家

僧侶

忍術師

防衛士

神士


と、、なれる職業が書いており、可能職業は多い人でも基本職業の6つのうち4つなのに、自分は全部出ていた。しかし神士という、謎の職業がある、僕もいつの間にか紙を持って唖然としていた。


「君は信じられない事だが、神様と人間のハーフだ」


「え....」


またさらに、信じられいことが載っている事に気付き、さらに固まったレアであった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


興味本位で小説を初めます、Dadanといいます!

第1話を読んで頂きありがとうございます!まだ始めたばかりなので、文の間違いなど、ご了承ください。また感想やアドバイスなど、あったら教えて下さい!

だいたい2〜4日に1話出していこうと思います!

これからもよろしくお願いします。




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