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強迫観念と強迫行為

私の不安は、1日1日と不安な場所、数が増えていった。

自分の部屋の窓の鍵が気になった。

窓は、向こう側が見える。

本当に窓は、あるのか・・・もしかしたら自分の勘違いで

窓は閉まっていないのに窓があたかもあるように見えているのではないか。

手で、触りちゃんと自分の肌に窓ガラスが触れるのを確かめた。

それを確認した後に鍵をかける。

本当にかかっているのか何度も窓を開ける仕草をする。

開かない。

やっと、窓にきちんと鍵がかかっている事を認識出来る。

いや・・・認識は初めからしている。

分かってる。窓がそこにあることも鍵がかかっていることも。

でも、不安が止まらない。

その不安を消す為にやらなければいけないのだ。

私が、窓だけに関して行ったこの行為こそが強迫性障害の特徴と

言ってもいい。

本当に窓は、あるのか。鍵はきちんとしまっているのか。

この思いこそが・・・強迫観念と呼ばれるものである。

窓があることを手で確認する。鍵がしまっているのか何度も窓を

開ける仕草をする。

この行為こそが・・・強迫行為である。

強迫観念、強迫行為を2つ兼ねそろえた精神障害へと

私はなっていた。

気になり始めたら日にちが経つごとに気になるものの範囲が広がっていった。

コンセントをさしっぱなしでいられなくなる。

コンセントというコンセントは全て抜いた。

抜いたコンセントも畳の上や絨毯の上には置けなかった。

コンセントのプラグが熱をもっていて発火するかもしれないという不安からだ。

必ず、フローリングの上にしか置かなかった。

部屋の電気もちゃんと消えているか。豆電球みたいなのだけでも

ついていたら仕事で長時間家をあけている最中に熱をもって発火してしまう。

それに電気代が高くなり親にも迷惑をかけてしまう。

実家暮らしの私は自分の部屋だけを確認すればよかった。・・・他の部屋は母が

私より後にパートに出かけるので他の部屋は母に任せれた。

ただ、自分の部屋だけはなぜかすごい執着心をもち30分かけて部屋の点検を

していた。

点検が終わった後はくたびれてしまい・・・仕事に行かなければいけないのに

仕事をするまえから疲れていた。

ここまでの症状が出るのには・・・発症した時期から半年経過していた。


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