生きるとは・・・
私が強迫性障害と診断されたのは24歳の頃。
症状は、診断される約1年前から出てきていた。
ゆっくりゆっくりとまるで蛇のように私を支配していった。
強迫性障害とは、何なのかをまず説明しておきます。
強迫性障害とは、自分の思いとは反して不安な感情が出てくる病です。
強迫性障害と言っても様々であり・・・
私が苦しんだ確認強迫の他にも・・・
言い出したらきりのないぐらい様々な症状があります。
私が体験した強迫性障害の症状は・・・
家の戸締まり、火の元の確認、水の開け閉め、車の運転、数字へのこだわり
衣服の確認、買い物先での支払い、人に対する言葉。
この症状ともうすぐで10年間付き合うことになります。
その中でたくさんの人間と出会い、人間の温かさ、卑劣さ
自分の弱さ、強さを学んできました。
自殺をする人は精神的に弱いから。それは、違います。
精神的に強いから弱いからではなく・・・
生きることに真面目で一生懸命だったから。
私は、そう思います。
でも、やっぱり自分から大切な命を捨てることはしてはいけない事。
何があっても起き上がらなきゃいけない事。
起き上がったときに人間は強くなるんだと言うこと。
生きていれば必ず自分なりの花は咲くと言うこと。
生きなきゃではなく、生かされていると言うこと。
2015年11月3日・・・私は、気づけました。