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兵器設定その2及び諸設定

一部ネタバレ有り

それでも良ければどうぞ






 局地戦闘機『雷電』11型


 全幅 11.8メートル

 全長 9.9メートル

 全高 3.9メートル

 翼面積 20㎡

 自重 3,400kg

 全備自重 4,300kg

 発動機 『ハ42-21ル』(離昇2500馬力)

     排気タービン過給機付

 最高速度 663キロ

 航続距離 1,400キロ(燃料タンク付)

 武装 主翼20ミリ機銃4門(各250発)

      三式一番二十八号噴進弾一型×6


 【概要】

 中島飛行機が開発した二式単座戦闘機『鍾馗』を海軍式に出直し、拡張した局地戦闘機であり名称も『雷電』である。近藤が航空本部長の時に三菱が開発していた局地戦闘機を破棄させ三菱を零戦の後継機一本化させた。その代わりに中島航空機の『鍾馗』に目を付け拡大発展版の局地戦闘機と仕上げたのである。

 発動機には三菱が開発した『ハ42-21ル』排気タービン過給機付を搭載し663キロの速度を誇り高度1万メートルまでの飛翔を可能としていた。話を聞いた陸軍も『鍾馗』三型甲(主翼を手直しをしホ5を搭載)として採用する程である。

 武装は20ミリ4門としつつ主翼下に三式一番二十八号噴進弾一型を6発搭載し大型爆撃機(B-29やB-24)の撃墜にも大きく貢献している。

 初陣は長崎沖防空戦であり九州を爆撃しようとしていた(爆撃目標は八幡製鉄所)B-29 25機を全機撃墜するという華やかしいデビュー戦を飾ったのである。その後は主に内地の局地戦闘機隊と油田地帯の局地戦闘機隊で運用され同じく局地双発戦闘機『天雷』と共に防空任務を携わる事になる。





 局地戦闘機『紫電』22型(通称『紫電改二』)


 全幅11.99m

 全長9.346m

 全高3.96m

 翼面積23.5m²

 自重3,600kg

 全備重量5,100kg

 発動機 『ハ42-21』(離昇2,400馬力)

 航続距離 2,460km

 最高速度 661キロ

 武装 主翼20ミリ機銃4廷(外側500発 内側400発)

 爆装 三式一番二十八号噴進弾一型×6


 【概要】


 川西航空が開発した紫電11型の改良型。当初、近藤が航空本部長の時に史実11型が生産されそうになったが近藤がそれを中止して低翼にし『ハ42-21』を搭載するように決定したが中島側が誉搭載に拘り、史実21型を初期生産しようとしていた。が、それを川西側にバレ近藤に通報された事で『誉』の開発及び生産中止を決断させるに至った。






 局地双発戦闘機『天雷』11型


 全幅14.50m

 全長11.50m

 全高3.51m

 翼面積32m2

 自重5,390kg

 正規全備重量7,300kg

 発動機『ハ43-11』(離昇2,000馬力)2基

     排気タービン過給機付

 最高速度637km/h

 航続距離1,489km

      2,740km(落下式増槽装備時)

 武装胴体 20ミリ上方斜銃 4挺

 主翼 20ミリ機銃 2挺

 後席 13ミリ機銃 1挺


 【概要】

 中島飛行機が開発した局地双発戦闘機。元は発動機に『誉』を搭載していたが『誉』を搭載した試作機は600キロの速度を上回る事が出来ず、航空本部長だった近藤に量産態勢になった『ハ43-11』を搭載される事を厳命され搭載すると600キロを超えたという悲劇もあった。

 武装は20ミリ機銃を胴体上方に斜銃として4挺を始めに主翼に20ミリ2挺、後席に13ミリ機銃を1挺搭載している。特にB-29対策としての斜銃を搭載しているので下方から忍び寄って銃撃する事も可能であった。

 海軍は『雷電』『天雷』の二機種を以て高高度本土防空の任を決断、両機種とも終戦までに合計2000機余りが製造配備されるのであった。








 零式艦上戦闘機54型


 全幅 11.0m

 全長 9.240m

 全高 3.57m

 翼面積 22.60m

 自重 3,360kg

 正規全備自重 3,930kg

 発動機 金星72型(離昇1,680hp)

     水メタノール噴射装置付

 最高速度 633km

 降下制限速度 850km

 航続距離 1240km(正規)+2580km(増槽2つ有り)

 武装 機首 99式13.2ミリ機銃1挺(機首右舷240発)

    主翼 99式13.2ミリ機銃2挺(各350発)

      99式20ミリ機銃2挺(各250発)

      3式一番二八号噴進弾6発



【概要】


 三菱が開発した零戦の最終型であり頭打ちとなった最終型の金星発動機72型に交換した事で無茶な機動をさせる事も可能となった機体である。

 当初、零戦は33型で終了させるつもりだったが後継機の烈風等、稼働率も心配されていた時期もあったので金星発動機での改良型零戦の開発が命じられたのである。烈風の開発主任である堀越らも予め想定していたのか、空技廠からの命令から僅か3日で試作機を完成させ空技廠関係者を驚愕させたエピソードもある。

 防弾装備を施している事もあり航続距離が大幅に低下したので両翼下に燃料タンクを2つ搭載する事で

それはさておき、制式採用された54型であるが最初の初陣がマリアナ諸島を巡るサイパン島防空戦とマリアナ沖海戦であった。この戦いで『烈風』と同様にF6Fと互角に勝負を持ち込む事に成功し米軍側からも「ジークも強くなっている」という認識を持つようになる。







 一式陸攻三四型


 全幅24.88 m

 全長 19.50 m

 全高 6.000 m

 主翼面積78.125 m2

 自重8,890kg

 過荷重重量 16,772kg

 発動機 『ハ42-21』(離昇2,400馬力)×2基

 最高速度 526キロ

 航続距離 5,100キロ

 爆装 60kg爆弾12発 250kg爆弾4発

    500kg爆弾2発 800kg爆弾1発

    三式独1.5トン滑空式誘導爆弾1発

 雷装 航空魚雷1発

 武装 13ミリ旋回機銃1挺(前方)

    20ミリ旋回機銃4挺(側方・上方・尾部)


 【概要】


 三菱が開発した一式陸攻三四型である。史実と同じく三四型にはインテグラルタンクを廃止して防弾タンクを装備し、尾部銃座の改良や各部の改修を行っている。主翼翼型は二二型のまま、内部構造を二桁式から単桁式に改めてゴム被膜を施した防弾タンクを内蔵し、エンジンナセル外側は主桁後方にもタンクを内蔵して燃料搭載量を稼いだ。尾部銃座はスリット入りの風防を手動で回転する方式をやめより操作しやすい固定式に改良した。主翼付け根にはフィレットが設けられた。これらの改修で重心位置が移動したため水平尾翼に上反角を付与している。また、両翼下に木製の燃料タンク2つを搭載し航続距離も5000キロまで増加させている。

 試作機一号機では発動機は火星を搭載していたがドイツから輸入及びライセンス生産をしている三式独1.5トン滑空式誘導爆弾を搭載するとヨタヨタの飛行しか出来ず、『ハ42-21』を搭載した二号機で何とか飛行可能となりそのまま二号機で採用する事になる。





 双発爆撃機『銀河』一四型


 全幅20.0m

 全長15.0m

 全高 5.3m

 主翼面積55.0m2

 自重7,430kg

 正規全備重量11,500kg

 過荷重重量13,800kg

 発動機 『ハ43-01』(離昇2,200馬力)

 最高速度 576キロ

 航続距離 5200キロ

 爆装 250〜500kg爆弾2発又は800kg爆弾1発

    三式独1.5トン滑空式誘導爆弾1発

 雷装 航空魚雷1発

 武装 20ミリ旋回機銃2挺(機首・後部)


 【概要】


 一式陸攻の後継機として開発配備された双発爆撃機。当初は『誉』を搭載した一一型があったが故障等が相次いだので発動機を『ハ43-01』に交換して漸く本来の性能を発揮する事になる。一式陸攻三四型と同じく三式独1.5トン滑空式誘導爆弾を搭載可能だが飛行は極端に低下するので搭載するのは最悪の場合とされる。





 第一航空艦隊

 司令部 ヤップ島

 司令長官 小沢中将

 参謀長 山田少将

 所属部隊

【第61航空戦隊】

 第121航空隊(『彩雲』36機)

 第261航空隊(零戦72機)

 第263航空隊(零戦72機)

 第321航空隊(『月光』24機)


 サイパン島

 第341航空隊(『紫電改二』72機)

 第343航空隊(『紫電改二』72機)


 第521航空隊(『彗星』36機)

 第523航空隊(『彗星』36機)

 第721航空隊(一式陸攻54機)

 第761航空隊(一式陸攻72機)

 第1021航空隊(零式輸送機36機)


【第62航空戦隊】

 第141航空隊(『月光』36機)

 第221航空隊(零戦72機)

 第265航空隊(零戦72機)

 第322航空隊(『月光』24機)


 サイパン島

 第345航空隊(『紫電改二』36機 零戦36機)

 第361航空隊(『紫電改二』36機 零戦36機)


 第522航空隊(『銀河』96機)

 第524航空隊(『銀河』54機)

 第541航空隊(『彗星』54機)


【第22航空戦隊】

 第151航空隊(『月光』18機)

 第202航空隊(『烈風』72機)

 第251航空隊(『烈風』72機)

 第253航空隊(零戦72機)

 第301航空隊(零戦54機)

 第503航空隊(『彗星』36機)

 第551航空隊(『天山』48機)

 第755航空隊(一式陸攻54機)

 第802航空隊(二式大艇12機)


【第26航空戦隊】

 第201航空隊(零戦72機)

 第501航空隊(『彗星』36機)

 第751航空隊(一式陸攻54機)



 戦闘機 984機

 零戦 558機

『烈風』144機

『紫電改二』216機

『月光』66機


 艦上爆撃機

『彗星』162機


 艦上攻撃機

『天山』48機


 双発爆撃機 384機

 一式陸攻234機

『銀河』150機


 偵察機 48機

『彩雲』36機

 二式大艇12機


 零式輸送機36機


 合計1662機






御意見や御感想等お待ちしていますm(__)m

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― 新着の感想 ―
これエンジンの争奪戦になりそうだが 液冷が禁止だから海軍内部に陸軍もだから首無し発生しそうな気が 中島がこっそり21作ろうとしたのもエンジン供給に不安があったなら気持ちはわからんでもない 液冷もアツタ…
2025/04/21 11:33 モブな水兵
>航空本部長だった近藤に量産態勢になった『ハ43-11』を搭載される事を厳命され搭載すると600キロを超えたという悲劇もあった。 目標を超えたのに悲劇? 開発側である中島側としては朗報なのでは?
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