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邪魔ー‼︎

 すると会長が、

「いやいや…違くてお二人の話だよ」

 と焦った様子で言ってきた。

 

 …うん。

 だよね…

 

 

 すると、その言葉を聞いた艶元さんが

「えっ⁉︎わたし達⁉︎ほんとに⁉︎」

 と喜んだ。

 

 とりあえず詳しくは、明日の放課後お話ししましょうとなったので生徒会の方々は、ニコニコしながら、それじゃあさっきの続きどうぞ〜と言った。

 

 いやいや…

 

 そんなみんなしてニコニコで見られてたらできないよ…

 

 ってか、見せ物じゃないし…

 

 と思いながらも生徒会の方々の姿が見えなくなるとすかさず艶元さんにチュ〜っとしたのでありました。

 

 じらされた分なが〜く、そしておかわりもいただきました。

 

 はぁ♡幸せ♡

 と、身も心もほっこりしていると…

 

「言い忘れちゃったんですけどー、明日は外じゃなくて相談室に来てくださーい」

 と生徒会の書記の方が遠くから叫んで教えてくれた。

 

 

 なんでそんな遠くから…

 と思っていると

「それじゃあ、もうほんとにお邪魔いたしませんので続きを〜」

 と大きく手をブンブンと振っていた。

 

 それに返事する艶元さん。

 

「わかりましたー‼︎」

 と。

 

 えっ⁉︎

 どっちのわかりました?

 

 明日の相談室の話?

 それとも…キスの続き⁇

 

 と、大きく手をブンブンする艶元さんを見て思った。

 

 手を振り終えた艶元さんが、目を輝かせて

「すごくない⁉︎わたし達!」

 とオレの袖をくいくいと優しく引っ張った。

 

「そうだね、すごいよね」

 とオレがいうと、

「うん、すごいよね。でも…どうしてそんな大きな話が舞い込んできたんだろ⁇学園祭にちょうど関係者来てたのかな?」

 なんて言い出した。

 

「いや、動画じゃないかな…?」

 というと、

「なるほどー、それかー。わたし達の歌が遠くの人に届くってすごいことだよね。電話ってすごいって思ってたけど、動画はもっとすごいね」

 と微笑む艶元さん。

 

 あー…それよりも艶元さんの笑顔の破壊力の方が断然すごすぎでしょ‼︎と心から思った。

 

 

 すると、艶元さんがまた

「てかさ、テレビとカメラってどっちが先に開発されたんだろう?」

 と言い出した。

 

 えー…、どっち…?

 

「テレビ…?なのかな⁉︎」

「そっか、テレビで映す機能を使って写真が開発されたのかなぁ?」

 

 なんて真剣に考える艶元さん。

 

 …えと、その前にオレたちの未来考えよ?明日の放課後デビューについて話し合うんだし…と思った。

 

 でも、その前に

 

「もう、それよりさっきの続きしよ?」

「うん♡」

 

 チュ〜♡

 と、仲良く続きをしたのでありました。

 

 今度は、だれにもじゃまされずに。

 

 続く。

 

 

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