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学園祭の準備

 オレと艶元さんは、ドリンクバーを毎日楽しんだ。

 

 オレの隣で艶元さんは、ドリンクの試飲中。で、オレは歌詞をかいていた。

 すると、艶元さんが

「ジンジャエールにレモネードソーダ少しいれると美味しいよ」

 と教えてくれた。

 

 なのでオレはペンを置き、

「じゃあ、オレにもちょうだい」

 と艶元さんにキスをした。

 

「うん、爽やかなお味で。」

 というと艶元さんは、恥ずかしそうに

「う、うん」

 とうなずいた。

 

 もー、かわいい。

 可愛すぎる!

 

 というわけでやっぱりおかわりをいただきました♡

 

 そんないい雰囲気のなかでオレたちの曲は、着々と出来ていった。

 

 

 学園祭に向けて活気あるそして愛のこもった曲が。

 

 

 艶元さんと下校中よく生徒会の方々にお会いする。

 

「調子はどうだい?」

 と生徒会長に聞かれて

「順調です!」

 と答えるオレたち。

 

 相変わらず生徒会の方々は、変なところで会議をしている。

 

 この前なんて、昇降口で会議していた…。

 

 すごいなと感心してしまう。

 

 

 日に日に学園祭が近くなるにつれて学校中がソワソワとしだす。

 

 

 さすがにオレたちもクラスの出し物があるからいつまでも二人で作曲に没頭するわけにもいかない。

 

 まあ、曲はほぼ完成してるから問題ないがやっぱり艶元さんとイチャイチャしたいのです。

 

 そう。

 オレは欲張りなのです。

 

 そんな欲張りなオレは艶元さんを独り占めしたい…。

 

 が‼︎

 それは絶対に無理なのでした。

 

 艶元さんは、クラスの出し物作りに大忙しなのだ。

 

 お前もだろ⁉︎って?

 ううん、オレは日頃の筋トレのおかげで、さっさかさっさかと仕事を終わらせてたのさ。そして、クラスの困った人のサポートも全力で率先してあっという間に本日の任務終了。

 

 早めの解散となったのだ。

 

 なので、艶元さんをお迎えに。

 

 姫サマ、これからお迎えに向かいます。

 と、心でつぶやいていたが……⁉︎

 

 えっ⁉︎

 つ、艶元さんのクラスなにーーっ⁈

 

 これから買い出しとかヤバくねーーっ⁉︎

 

「えと…これはどういう状態なんだい?」

 入り口にいた女子生徒に聞いてみた。

「あのっ、話し合いがまとまらずこれから私たち買い出しに行くんです。カレンちゃんも…だから、まだカレンちゃん帰れないかと…思います…」

 と、申し訳なさそうに艶元さんをみる女子生徒さん。

 

 艶元さん…これから買い出しとか…

 

「なら、オレも手伝うよ」

「へっ⁉︎」

「艶元さ〜ん、行くよ〜」

 オレは、艶元さんを呼んだ。

 

 続く。

 

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