表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

ぬいぐるみの世界で、ロボット犬を撃退します!

完結編です

舞子と太一は大広間の入り口に、一番近いテーブルに着いた。そして、その向かい側に先程の女性と、この城の長であるポン太が座る。ポン太の場合は"止まる"かもしれない。

ふわふわのブロンドの髪は、胸の辺りで軽くカールしている。薄ピンクの頬、赤みがかった艶やかな唇は、何か言いたげな半開き。存在感のある長いまつげの下で、茶色の瞳が潤んでいる。

『紹介しよう。こちらはタイチにマイコ。人間をやっている。2人もここへは来たばかりじゃ。こちらは今日からここで一緒に暮らすことになった、ジェニファーじゃ。彼女はアンドロイドじゃよ』

アンドロイド?!

『よろしくお願いいたします』

ペコリとお辞儀をするジェニファー。

舞子は改めてジェニファーを見た。無表情だけど、見れば見るほど可愛らしい。ちらりと横目で太一を見ると、太一もニコニコとして見ていた。


舞子達は3人で部屋までの廊下を歩いていた。ジェニファーの部屋は舞子達の向かい側に用意されていた。

「じゃあ、おやすみ」

『おやすみなさい』

部屋にはいるなり太一が口を開いた。

「良くできてるなぁ、本物かと思ったぜ」

「うん、そうだね~人間じゃなくて残念だった?」

舞子はからかうように聞く。太一はあまり気にも止めず

「まあな」

と答えていた。そして、何かを考え込む。

(何を考えているの? )

舞子は少し不安になった。部屋の中央に置かれたテーブルを何気なく触る。太一は大きく背伸びをした。

「俺シャワー行ってくるわ」

「うん。ごゆっくり」

舞子は部屋に一人になった。

「今日は疲れたなぁ」

声に出して言ってみる。舞子はバルコニーに出て、ベンチに腰かけた。空は舞子の心のように星の見えない曇り空だった。

(帰りたいな……)

シャワーから戻った太一は辺りを見回す。

(舞子は……バルコニーか)

テーブルに置かれた温くなった水を飲み干す。そしてバルコニーに行き声をかける。

「風邪、ひくぞ」

「あ、うん」

舞子はゆっくりと立ち上がり、部屋に入った。

「シャワー行くから、太一君先に寝ちゃってて? 」

「ああ」

舞子がシャワー室に行くと、太一はソファに深々と座る。膝の上で手を組むと、また、少し考え込んでいた。


翌朝。今日もとてもよく晴れていた。ぬいぐるみの世界には、余り雨が降らないのかも知れない。

お城の中庭は賑やかだった。新入りのジェニファーの周りには、多種多様のぬいぐるみ達。いつも新しい仲間が増えると、こうして皆でおしゃべりをし、仲良くなるのが常だった。楽しそうな笑い声が遠くまで響いているようだ。

舞子はその声で目を覚ました。カーテンを開け、すぐ下の中庭を見下ろす。ぬいぐるみ達はやはり無表情だが、楽しそうに見えた。ふと、舞子は部屋を見回す。

(あれ? 太一君は? )

急いで身支度を整え、部屋を出る。そわそわしてしまう。

「ジェニファー、ちょっと良い? 」

舞子はその声につられて、窓の外を見る。

太一がジェニファーに声をかけていた。ジェニファーは軽やかに立ち上がり、太一の傍に駆け寄った。楽しいひとときをお開きにされたぬいぐるみ達は、しばらく不満そうな声を上げていたが、すぐにおさまる。2人は森へと向かっていた。

(どこへ、行くんだろう? )

舞子は心臓がばくばくするのを止められなかった。舞子に、迷っている暇は無かった。急いで後を追う。

(相手はアンドロイドよ? 私は何を心配しているの? )


2人は森を抜けた、見晴らしの良い丘に来た。大き木の枝が、ベンチの様に横たわっている。2人はそこに並んで座った。そよそよと風が吹く度、ジェニファーのブロンドの髪が揺れる。

(素敵なカップルにしか、見えない)

時々顔を見合わせ笑い合う。

(もう、帰ろう……)

そう思って立ち上がろうとした時、ジェニファーがゆっくりと太一の肩にもたれかかった。

(……!! )

舞子は目をぎゅっとつぶり、その場を走り去った。


「ジェニファー? 」

太一はジェニファーを揺する。

「って、おいっ! 充電切れかいっ! 」

ジェニファーは充電式のアンドロイド。充電はポン太しか知らない……頭を抱える太一。

(重たいんだろうなぁ)

やれやれとため息をつき、太一はジェニファーをおぶった。

「…おもっ! 」

よろよろと来た道を引き返す。外見こそ人間そっくりの質感に

作られているが、中身はただの機械である。

(何キロあるんだ? いや、考えるのよそう……舞子に見られたら大変なことになるな)

太一の足取りは重かった。


舞子は必死で走っていた。来た道をひたすら戻っていた……はず、なのだが。ただ、戻るだけ、それだけだったのだが……?

(うーん……こんなとこ通ったかなぁ? )

森の中は目印など無く、同じような景色が続いているだけ。

(これはもしや、迷子?! 舞子ならぬ、マイゴ?! 上手い! 私っ! )

「……って、むなしい」

ふと、舞子は足を止める。茂みの向こうに黒い物体が……

(怖いけど、好奇心が……えっ! これって! )

茂みの奥にあったのは、あの時のカップルシートだった。舞子はそれに近づき確認する。

「うん、間違いない。これだわ! 太一君に知らせなきゃ」

って言うか、ここ、どこ?!

舞子が急いで振り返ったとき、思いの他低い位置にあった木の枝で頭をぶつけ、舞子は気を失った。

ガサガサ……ガサガサっ……

『ニャーン』

草むらから一匹の猫が現れる。猫はしばらく舞子の周りをぐるぐるしていたが、ふいっと居なくなってしまった。


重たいただの塊となったジェニファーを背負い、やっとの思いでお城にたどり着く。玄関で遊んでいたらびが、それに気づく。

『ジェニファー、どうした? 』

「おお、らび。悪い、大広間のドア開けて! 」

『うん! わかった』

らびは言われた通り玄関から入り、大広間のドアを開ける。太一は最後の力を振り絞って、大広間奥のソファにジェニファーを寝かせた。ふぅと息を吐く。

「ああ、ポン太さんいるか? 充電切れたみたい」

『呼んでくる! 』

「あ、らび! 舞子はいる? 」

ドアの手前で振り向き

『タイチ一緒じゃ無かったの? 朝から姿を見てない』

(えっ? )

一気に疲れが襲い、ソファの前に座り込む太一。

(舞子? 一体どこへ? こんな土地勘の無いところで! )

ぐるぐると考え込んでいると、ぺんぺんと一匹の猫が寄ってきた。

『タイチ、マイコが……』


太一とぺんぺんそれに一匹の猫は、足早に森を進んでいた。猫はマタタビ事件の猫の長だった。べんぺんの話によると、森の中で舞子が倒れていると……

(舞子……! )

それにしても遠いな……太一は先程の疲れを思い出しかけていた。ふと、それまで先を走っていた猫が、目の前の大きな木に登っていく。そして、なにやら尻尾で合図を送る。逸る気持ちを抑え、木を掻き分ける……

「舞子!! 」

そこで舞子は倒れていた。太一はやや乱暴に舞子を抱き締める。

『タイチ、もう少し優しく……』

ぺんぺんが焦ってあたふたしている。

『ニャーン。落ち着け。マイコはその枝で頭を打って気絶しただけだ』

(……いや、舞子らしいけど)

「そもそも舞子、何でこんなところに? 」

ぺんぺんは少し迷い、口ごもっていた。

『タイチがジェニファーと森へ入るのをみてたんだ。そして、それを追いかけて行った。マイコ、寂しそうだった』

(……原因は、俺か)


ぺんぺん達を先に帰らせ、太一は舞子に膝枕をしている。風が少し冷たくなってきていた。舞子の髪を撫でながら考えていた。

(舞子は一体どんな思いで、俺とジェニファーを見ていたんだろう……ってか、相手はアンドロイドだぜ? 少し前にも、他のぬいぐるみが良くなったんじゃ? みたいな事言ってたなぁ……いや、一体俺って……? )

深いため息を吐く。

「……ため息吐くと、幸せが逃げちゃうって、お母さんが言ってたよ? 」

「まい、こ」

舞子は膝枕されたままで、太一を見上げて得意気に言った。焦る太一。

「お、おまえ、目覚めたなら言えよっ! 」

「えー! だって心地よかったんだもーん」

「はぁぁ?」

ちっとも起きようとしない舞子のほっぺたを、両手でつねる。

「痛っ! 」

太一は優しく微笑んで、舞子のおでこにキスをした。


「舞子、俺の後を追ってきたんだろ? 」

お城へ帰る途中、太一は口を開いた。少し間を開けて、舞子はうなずく。そして少し笑った。

「えへっ、ゴメン、なんかストーカーみたいな事して」

「いや、俺の方こそゴメン。ちゃんと話しておかなかったから。舞子、今朝気持ち良さそうに、高いびきかいて寝てたし……」

(いや、うん、あの、ひとこと多いよね? )

「どこまで見てたの」

「ジェニファーがもたれかかるところまで」

「いや、それほぼ全部じゃん! 」

太一は人差し指を舞子の鼻先につきだす。

「言っとくけど、あれはアクシデントだぜ? ジェニファーの充電が切れた瞬間だ。それから俺は、あの機械の塊をだな、おぶって城まで帰ったんだ」

「ふーん」

「な、何だよ? 」

「信じてるよ~」

「ムカッ、何かムカつく! 」

2人は喧嘩しながら歩いた。あっという間の道のりだった。夕日が2人を照らしていく。真っ赤な夕焼け。

「うわー! 綺麗だねぇ」

舞子が目を細める。太一も同じように空を見て舞子の手を握る。


翌日。2人は疲労の為、お昼前まで寝ていた。らびが運んできた遅めの朝食を部屋で食べている。

「そう言えばジェニファーと何を話してたの? こそこそと」

「お前、ひとこと多いんだよ。ほら二つ目の課題のロボット犬。あれの撃退法についてさ。彼女アンドロイドだろ?」

太一はスープを口に運ぶ。今日もとても美味しい。

「なるほど! で? 何とかなりそう? 」

「まあな」

太一はニヤリと笑った。

「そもそもあいつらは、鉄ではなくプラスチックだ」

『タイチさん、マイコさん、こんにちは』

2人の会話を遮るように、ジェニファーとらびが目の前に来た。

『タイチに頼まれたこれ、集めてきたよ』

そう言って、らびは透明の水筒を見せてくる。あれは……ペットボトル?

『タイチとマイコが仲良く起きて来ないから、らび達だけで行ってきたぁ』

「いや、俺達何もしてないぞ! 」

太一は赤面して抗議する。それを見たジェニファーが、まぁまぁとなだめている。

(ぷっ、おかしな光景。……それにしても、こんなに沢山? )

舞子が大量のペットボトルをしげしげと見ていると、太一がいたずらっ子の様に笑う。

「これで、ロボット犬と戦う」


中庭に全員集まる。お昼を少し過ぎていた。ぬいぐるみ達は何も食べないので、余りお昼と言う概念は無いらしい。

『昨日も一昨日も、ロボット犬が城の周りをうろついておった。小さなぬいぐるみ達は怯えて、外で遊べない状況に陥っておる』

ポン太は絶望的な表情をした(と、思う)。小さな、幼いぬいぐるみは世間を知らずここへ来ている場合が多い。あの不気味な集団を見れば、当然なのかもしれない。

「ポン太さん。今日らび達が集めてくれたペットボトルで、撃退しましょう」

ポン太は深くうなづいた。

『タイチの指示に従うように』

ポン太はぬいぐるみ達に告げる。ぬいぐるみ達は一斉に太一を取り囲んだ。

「ペットボトルに、この消毒用のアルコールを入れて。そうしたらキャップではなく、このコルクで詮をして」

《ザワザワ》

コルクには紐が通してある。

「太一君、これどうするの? 」

舞子が出来上がったペットボトルを持ち上げて聞いた。太一はニヤリと笑った。

「みんな、これをお城の回りの木にくくりつけて。そう、紐を垂らして……紐を地面に埋めて。ロボット犬がここを通って紐を踏んだら、コルクが外れて消毒用のアルコールを浴びちゃうって作戦。プラスチックはアルコールに溶ける物があるらしいから、それに、賭ける」

「なるほど」

「アルコールは、ジェニファーの情報だ」

とジェニファーに笑顔を向けると、ジェニファーは頷いていた。


その日の夜。不気味な唸り声が聞こえた来た。ぬいぐるみ達は大広間に集まり固唾を飲んでいる。肩を寄せ合い、励まし合っている。唸り声は段々と増え、そして近づいて来ている様だ。

「うまく、いくかしら……」

不安げに呟く舞子。太一は力強く頷いて

「上手く行って貰わなきゃ困る」

とみんなを笑わせた

(なんだかんだ言って頼れるわぁ。カッコいい! )

舞子は顔がにやけてしまう。太一はそんな舞子を見ながら

「お前、ホント変顔の練習に余念がないよな」

と、耳打ちをする。

(いや、してねーし! )

と、その時

《キャイ~ン、キャイ~ン!! 》

あちこちでロボット犬の悲鳴に近い声が上がり始めた。太一は2階のバルコニーに走る。舞子も、らびも続いた。

仕掛けたペットボトルの栓が外れて、あちこちでアルコールを浴びているロボット犬。それはプログラムが壊れたように震え、そして皆、来た方向へ走り去っていった……静寂が訪れる。

しんと静まり返る城内。

『成功したの? 』

『勝ったんじゃない? 』

『……! 』

《わーーーーーーーー! 》

大広間は大歓声に、包まれた。太一もジェニファーとハイタッチをしている。ポン太は(恐らく)ニコニコして頷いている。舞子は太一に抱きつき、らびもそれに参戦する。楽しい夜は長く続いた。


翌日太一と舞子は、舞子が倒れていた場所へ向かっていた。カップルシートが落ちていたからだ。見つけたところで、帰れる術など考え付かない。でも2人に残された望みは、それしかなかった。

「確かこの辺だったかな」

「うん、あの茂みの奥だわ」

ガサガサ……

そこには黒光りした、カップルシートが横倒しになっていた。見たところ損傷は無いようだ。

「……」

「……」

あったけど、ね……

2人は無言で見つめ合った。微妙な空気。

「あったね……お城へ戻ろうか? 」

「うん! 」

2人の足取りは軽かった。その様子を木の上でらびが見ていた。

『マイコ……』


そして、その日は来た。ロボット犬の一件から1週間程経っただろうか。空はどんよりとした曇天。

(あの日に似てる)

舞子は直感的に、そう思った。猫の長の言うことが正しければ、今日は午後から雷雨になる。遊園地こそ無かったが、カップルシートが落ちていたその場所に、一同が集っている。一同、あの日と同じ状況になれば元の世界に戻れるのでは、との考えで一致していた。

《ゴロゴロゴロ……ゴロゴロ……》

遠くで雷の低い音が響き始めている。舞子はキョロキョロと辺りを見回す。

『あの、らびは? 』

『……マイコ達と別れるのが寂しいって、部屋に閉じ籠ってる』

ぺんぺんは心配そうに言う。舞子は唇を噛んだ。

「そう……らびによろしくね、いつまでも大好きだよって」

『マイコ~!! 』

ぺんぺんは舞子に飛び付いた。

「お世話になりました」

太一はポン太に右手を差し出す。

『いや、こちらこそ。この城の安泰はタイチのお陰じゃ』

ポン太は右の翼を差し出し、固く握手をする。

「光栄です」

太一はにっこりと笑った。ポツリポツリと雨が降りだした。太一は舞子の肩を抱き、シートへと促す。

「舞子、そろそろ」

「うん……」

2人がシートに収まると、ぬいぐるみ達が口々に言う。

『タイチ、マイコ、元気で』

『いつでも来てね! 楽しかったよ』

「さようなら、ありがとう! 」

舞子がそう言ったとき、激しい雨が降りだした。慌てるぬいぐるみ達。散り散りに木の下に逃げ込んでいる。

「舞子、大丈夫? 」

太一の声は豪雨にかきけされてしまう。そして、眩しい稲妻と共に大きな雷鳴が轟いた、そして次の雷が2人を目掛けてに落ちてきた。

『きゃー!!! 』

《ドーーン!!!》

地面が激しく揺れる。


「……さん、お客さん? 」

「やだ、起きないの? カップルで失神て……ウケる」

うん……何だ?太一がうっすらと目を開けると、遊園地のスタッフがこちらを見て笑っている。

(えっ! )

太一は驚いて起き上がる。そして横の舞子を揺さぶった。

「舞子! 舞子! 起きろ! 」

舞子もゆっくり目を覚ます。

「太一君……」

「俺たち……」

スタッフは呆れた顔をする。

「お客さん達ジェットコースター苦手なんです? コース廻って戻ってきたら、お二人とも気絶してましたよ」

「気絶……」

「でも、戻れたんだ……」

「お客さん、次のお客さん待ってるんで、降りてもらえます? 」

「す、すみませんっ! 」

2人は慌ててジェットコースターから降りた。2人はふらふらと出口のゲートへとむかう。まだ賑わう遊園地は雨が降った後のようだ。


「ねぇ……あの日のままって事? 何も無かったって事? ぬいぐるみのお城も……全部、夢? 」

舞子は独り言のように呟いている。太一も同じ思いだった。夢か現実か……確かめる方法が思い付かなかった。

「分からない……」

と言って、舞子の頭をポンポンと叩く。

「でもさ、夢だったとしても2人同じ夢を見られたなら、それはそれでOKなんじゃねぇ? 夢とは言え、いっぱいキスもしたし」

「た、太一君! 」

真っ赤になりながら、太一を叩く真似をする。

2人は顔を見合わせて笑った。

まぁ、うんと親しくなれたし……悪くないか


舞子のショルダーバッグの隙間から、ひょこんと耳が飛び出る。それは少しの間、そよそよと風に吹かれていたが、またバッグにおさまった。

『……♪』


ー完ー





ありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ