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知られざる最新技術  作者: サンマイ
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インビジブルチェア

電車の中でふと思い付いたので投稿します


マジックの話ではありません

こんにちは はじめまして FNJの山本です

皆さん突然ですがインビジブルチェア縮めてICって知っていますか? 実はこれ画期的な椅子のひとつでなんと空気を使ったものなんです。空気というと普段当たり前すぎてあまり意識してこなかったかも知れませんが意外にもあちこちで使われているのです。例えば酸化剤に空気を使い小型化することで補聴器などに使われる空気電池、乗り物の乗り心地をよくしたり耐震性を高めるために使われる空気バネなど皆さんの身近なところで役に立っているんです。またガソリエンジンは反応材の酸素を空気から取り出すことで燃料を燃やすので宇宙では使えません。これはロケットと比べて見ると分かりやすいでしょう。話をもどしますとこのように我々に不可欠な空気が椅子になるとはどういうことなのでしょうか?



空気とは目に見えないほどの小さな分子がたくさん飛び回っているものです。ICはその分子の力を圧力に変えることで椅子の代わりにしようという考えが元になって開発されました。驚くことにはやくも明治時代に入るか入らないかといった頃にすでにこの発想が存在していたようです。西洋化が進み椅子がより一般的になるに従い多くの知識人がICに興味を抱きました。現在では多くの化学繊維や一部の自然繊維で空気の圧力を100000000000μPaにまで高めることで足の筋力と臀部の圧力によって座るつまりICが完成したのです。




ICの利点の最も大きなものは持ち運びのしやすさにあります。ICは非常に軽く使う場所にほとんど制限がないため(空気があること)通勤や通学をはじめ散歩途中の休憩、運動会や音楽会 ピクニックなどにも持っていきやすく マイバック マイ箸 マイ椅子 を主張する人もいます。さらに導入コストが通常の椅子の半分以下であり製造に於いてでる産業廃棄物や温室効果ガスも少なくエコの一貫にもなり、学校や役所をはじめとした公共機関への導入 電車、バスのマイ椅子専用車両 ペケモンgoとコラボした散歩withICなどが期待されています。ある専門家によると足の筋力を使うので下半身の強化につながるということです。さらにICは眠気に対して優れた効果を持つのではないかとも考えられており、仮にそれが本当ならば居眠り議員対策として国会に設置される可能性もあり研究が進められています。




しかしどんなものにも欠点があるものです。そのうちひとつがICの安全性に関することです。ICはその構造上どうしても足の筋力が必要ですがこれは幼児やお年寄り 障害者にとっては難しいことが多くバリアフリーではないと指摘されており特に小学校への設置には十分な検討が必要だと考えられ 安全性の向上が急務です。二つ目はICは機能性ばかりでデザイン性余地がほとんどなくさらに背もたれがないがためにリラックスするのは難しく 職場への一斉導入がされた場合作業効率が落ちることが懸念されています。また既存の家具メーカーとの反発も必至です。ICが全国の学校に導入された場合およそ1000万個もの市場がなくなることになり家具メーカーは大きな損害を受ける可能性があります。家具メーカー以外にも椅子の材料を請け負う業者らも連鎖的に経営が悪化する恐れがありICの導入が本格的に実施されるのは難しいようです。




椅子というのは勉強や仕事の効率とも深く関わっています。ICは従来のものとは全く違う発想に基づいているので合う人も会わない人もいます。全ての人にICを使わせることは結果として仕事効率を全体として下げることになりかねません。自治体や企業が導入コストやランニングコストの安さだけにつられて社員一人一人を無視したICの導入や強制を行わないことを切に願います。




アメリカ人のジョークのセンスはすごいとあっちにいって改めて感じました





ちなみにICを漢字四文字で表すと………

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