メーネアという女性
色々ありますが、主人公は差し迫った立場にいるので全部確認できてません。
・・・・ふうう生き返る・・・この解放感、わかるよね?
しかし、異国のトイレって感じだな?
昔どっかの自動車博物館に、トイレの博物館兼ねてたっけ?女性用のトイレに男性も気楽にどうぞってなもんで、ドキドキしながら入ったっけな。
男が女性用トイレに入るってそうそうないしな。って話がそれた。
うーん、現状どうなんこれ?
ちょっと落ち着いたから冷静になってみると、かなりやばいよな。
何かスマホにヒントが…ってお!今度はメーネアちゃんが出てるぞ?どれどれ
<名前:メーネア・シンセリティ>
<種族:人間>
<年齢:28>
<性別:女の子>
<職業:姫>
<力:弱い>
<体力:そこそこ>
<知力:高い>
<精神力:高い>
<俊敏:遅い>
<魅力:恐ろしく高い>
<運:あまりない>
<保有スキル:社交・魔術・話術・魅了・教育・識別>
<称号・賞罰:王女>
おーなんかすごいな。姫って職業なん?称号が王女になってるし。28歳で女の子ってどうなん?
トイレも言いたい事はあるがおっさんのトイレの使用方法とか知っても仕方ないよな?
さあ出よう…メーネアちゃんが1人で待ってるな。流石に香苗ちゃんは女の子だし?まだだな。
「メーネアさんお待たせ」
「・・・・・・・あ、あの!」
「はい?」
「父の行ったことで巻き込んでしまって本当に申し訳ありません。謝って済む問題ではないのですが・・・・」
・・・・うーん、やっぱり表情暗いよな。やっぱり碌な事にならなさそうだよな。
「やっぱり元の世界には帰れない?」
「ごめんなさい・・・・」
「俺達これからどうなるの?」
「それは・・・・」
「あのスキル大臣だっけ?あいつが持ってた腕輪、あれってスキルを奪うやつだよね?」
「!!どうしてそれを?」
「何かスマホに出たんだよね。強奪の腕輪って。」
「すまほ?ですか?」
「これだよ」
「これは・・・・もしかしてですが、あなた様は鑑定のスキルの所有者なのですか?」
「鑑定?」
「はい。調べたい物や人物の情報がわかるのです。」
「うーん、確かにじっと見たものや人の情報は出たね。でも、自分の情報ってどうやって調べるの?」
「えっと、私は鑑定のスキルを所有しておりませんのでわかりかねますが、そのすまほ?で自分の情報は普通に出せませんか?」
「うーん、どうなん・・・・お、あった」
<名前:白河 小次郎>
<種族:人間>
<年齢:45>
<性別:男性>
<職業:労働者>
<力:強め>
<体力:普通>
<知力:普通>
<精神力:まあまあ高い>
<俊敏:早い>
<魅力:地味に高い>
<運:高い>
<保有スキル:鍛冶・鑑定・いんたーねっと?・異世界売買・話術・魔術(土限定)・社交・気配遮断・情報操作・農作業・建築・テイマー’$”#%&*・=‘?*>
<称号・賞罰:おっさん>
・・・・よくわからんが沢山あるな?何だこりゃ?いんたーねっと?とか異世界売買って何だ?
何か買えるのか?
「何か鑑定やいろいろなのがある」
「やはりそうですか!説明している時間はないのですが、私を信用してもらえませんか?あなた様だけでも助けたいのです」
「全員は助からないの?」
「はい、おそらくは先に腕輪をした人たちはおそらく・・・・」
・・・・うわ!まじやばい!このメーネアちゃんを信用っていきなりすぎて信用ならんけど、美人だしなあ。
主人公が脱出するのはもうしばらくかかります。