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カミソリと俺と心の調和  作者: 立花 馨
11/14

カミソリと俺と心の調和10

〔次の日の朝〕


「おーい、もうそろそろ七時半になるから起きろー」


 ミチルの体を揺らして起こそうとする斗真に「あと五分...」と起きようとしない。


「朝飯食いっぱぐれるぞー?」

「それはヤダ!」


 飛び起きたミチルの頭を撫でて、寝室からリビングに向かって行った。


「俺もとっとと支度しちゃうから、先に食べてて」

「はーい。((...ホントに死んじゃうなんて、有理沙さん...何があったんだろ...))」

「...これで良しっと。...なにか考え事か?」と問う斗真に「ううん、なんでもない」と返す。

「そっか。あ、墓参りしてから診療所行くからな」

「分かった。行きに花屋とか寄る?」

「花屋とコンビニは寄るよ。なんか買いたいのあったら言えな♪」

「うん♪ 久しぶりに葉瑠さんに会える~♪」

「お前、ホント葉瑠好きなー(笑)」


 ごく普通の日常的な会話。それがこの後、ミチルの心境に多大な影響を与える事が待ち構えているとは、この時の二人はまだ知る由も無かった...。

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