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孤独  作者: 齋藤尚彦
1/1

毎日の生活

明日になれば忘れると思っていた...


多分...


明くる日になってもその言葉は忘れなかった...


彼女がいったこと...


その泣く姿...


多分僕のなかにもその恐怖があったのだろう...


「あのね?斉藤くん?」


「明日の朝にもし私がいなくて...

例えばそれがものすごくあなたにとって苦しかったらね?

私を忘れてくれる?」


明くる日彼女はたしかにその部屋からいなくなってしまった。


僕はそうして、やっと彼女の存在と、僕のしてきたことを後悔した。


次の日、僕は戸惑いながらも後悔しながらも

昨日の出来事と言葉を思い出しては、

学校に行く道をゆっくりと歩いた。


僕らは当時同姓していたが、中学生だった。


親は僕らを高校卒業をしたら結婚させるつもりだった。


僕らはちょっと変わった小学校時代から、


中学生になりそして許嫁になった。


誰しもが僕らが結婚することを疑わなかった。


しかし彼女は僕のもとから突然いなくなった。

僕はそれから大人になった。


僕はシャツの裾をふとめくり、明日のために

ストレッチをした。


僕はそれから高校を卒業したが

大学にはいかず、建築現場で働いていた。


僕は新しい彼女もできず、一人でひっそりと

友達も作らずに成人をした。


なぜ人は群れるのか群れたがるのか意味が

わからなかった。


僕は孤独でもよかった。

元来その方が都合がよかった。


孤独というもの持つ罪悪というもの...


それは僕はそれをたいして

感じていなかったのだが、


それが持つ恐ろしさと言うもの持つ

意味が僕にはいたいほど味わっていた。


僕は今日も朝早く起きて仕事に向かうことにした。


時間は早かったが、そうしたかったんだ。


朝早く車に乗る...


コンビニエンスで僕は熱いコーヒーを買う


飲みながら僕はひとしきり泣いた...


どうしょうもなくどくどくと涙は流れ落ちる。

どうしたんだろう...


こんな下らない意味のない涙を流すなんて...


僕は誰も信じないと決めて誰しも友達は作らないと決めていたのだが、今日はそうでもなかった。


僕は今日もごく普通にマクドナルドに向かう...


何気なく気がつく...朝に僕は思った...抜糸しないと。


サッカーで転んだ怪我で足を縫っていた僕は今日、この間会社を退職してから全然会社が忙しかったせいもあり、抜糸に行っていなかった...


病院に自転車で向かう...その間、僕は思った...正直にペンを走らせること...正直に自分の思っているこのモヤモヤを紙にぶつけること...それだけで良い...


どうせ僕の運命はとても波瀾万丈なのだし、至るところでアクションはちりばめられている...だから無理に小説のなかで踊る必要はない...


自分のやるべきことはただ、このモヤモヤを正直に演奏することだけ...ただそれだけで良い...


そういう感じを僕はただ心のなかで思っていた。


マクドにつくと、僕はペンを走らせる...


小説かを意識し始めて僕は思った...あのときの、小説かになるべきだと言われた占いの結果にせよ、インターネットでの小説が適職だと選ばれたことにせよ...


僕はこの書くと言うクリエイティブな仕事をしていけたらどんなに良いことだろうと考えていた。


僕の中で、今朝の合気道の鍛練をしていたときに、僕が頭に入れていたこと...僕はいわゆる、ジョブと、アビリティと、マテリアルと言うもので、自分の中の情報やノウハウを大体まとめている...こと。


僕は自分のなかに何人かの人間をストックしている...ひとつの多重人格と言うものを、よい方向で利用している...


ひとつひとつの人間を一気に同時に発動することもできるのだが、一度に発動するのは3人までにしている。


人格は増やすことはどんどんできるが、使わないジョブは忘れていく...


ネックレスのような輪のチェーンにそれらのジョブは繋がれている...


そしてそのジョブが自分の正面に来るとそのジョブは発動される...


僕の言うところのそれらのジョブは一つ一つに人格や個性があって、それらの人格や個性は一つ一つに気質や、大事にしていることや、職業や、適職。魅力の要素、それらが当てはまっている。


いわゆる一般に出会ってきた人たちが僕のなかにコピーされている感じだ。


だから、それらの人たちが僕の記憶と言う脳内スペースで、僕の脳と言うコンピューター資源を使って半分リアルタイムに生きている...


これらは気と言う名で動いている体外にある意識の中で作り上げたコンピューターで言うところの仮想現実空間と呼ばれる、異空間において生活をしている...


意識の中でこれらの世界が僕がテンパると消えたり、または落ち着いて自分の時間が持てれば復活できると言う空間の中で生活をしている...


そしてそれらがジョブ(僕と言うユーザーとの間に立って僕の手助けをする霊体たち)を召喚して...


アビリティと言う名のそれらのジョブ達がそれぞれに持っている個性に対応した能力を使って色々な生活において個性的に発動する技がそれぞれある...


そもそもそれらのアビリティがジョブ達の持つ能力の総称でもあり、ジョブはいわゆる名前でありアビリティがいわゆる、できることだ。


そして最後のマテリアルと言うものが、それらのジョブや僕自信が生きていく上で培ってきた裏技や能力やすべてが、それぞれにグループになって宝石のような結晶に姿を変えて、存在する要素である。


このマテリアルを僕はまた先のネックレスのようなものでクルクル回転して使っている...


そしてこのマテリアルは一度に3つまで装着できる...


それぞれにおいてこのマテリアルは相互の力を連携して助長したり、他の能力になったりするし、ジョブとの組み合わせで使い方が変わってくる...


もちろん僕の中のジョブには小説家と言うジョブも含まれている。



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