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ゲーム世界11
それから幾日が過ぎ、夏休みの時期が近付いてきた。
今日は、ライターと一緒にクエストに励んでいる。
「それでは、よろしく頼むよ」
二人で守るのは、商隊だ。
総勢5人ぐらいの小さな隊ではあるが、魔物が出るという森を通るため、防衛してほしいということらしい。目的地までの時間は24分。
この時間を守り抜けばいいそうだ。
彼らが運んでいる品物のうち半分をとられてしまうとアウトだそうだ。
だから、それに至らないように守ることになる。
俺は隊列の右手側を守ることになり、ライターは左側を守ることになった。
「よし、では行こう」
隊列の隊長が俺たちに声をかけ、ゆっくりと歩を進めた。




