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7th World  作者: 尚文産商堂
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ゲーム世界10

宿屋へと戻ると、受付のところに老夫婦が立っていた。

「おばあちゃんっ」

見つけるやすぐに俺の手をほどいて、彼女は老夫婦のところへと走って、すぐに抱きついた。

「見つけてくださって、ありがとうございます。これは、ささやかながらお礼です」

男性が青色をした宝石のような球体を俺に渡してきた。

それは、すぐに体に融け込んで、電子音と共に、強制的に画面が表示される。

先ほどの宝石のようなものは、アイテムで間違いなさそうだ。

効力としては、水魔法の威力が5%程度あがるそうだ。

それだけのために、俺はこのクエストをしたようだが、ありがたくアイテムをいただくことにした。

売却はできないという仕組みになっているらしく、自分のパラメータのところの魔法攻撃欄に+5%と書かれているのが見えた。

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