Thirddayー饑餓危機
「あれ、知らなかったのか?この公園トイレあるぞ。」
ええ!と桜木と神谷は驚き言った。それに気付いた川端がこちらの様子を気にしているようだった。
スマン川端…いまは重要な話はしてない。
「ちょっと公園から離れちゃって木の影になってるから気付かなかったかも知れないけど。」
女子…軽く期待していた桜木は自分を恥じた。
とりあえず、トイレ行くと昔ながらのボットントイレでいつから掃除してないのかわからないほど臭くて、不衛生だった。
そうこうしているうちにもうお昼近くになっていた。
数少ない食糧を食べると、もう夜まで持たないのはわかっていた。
そもそも昨日も超少量の食べ物、今日も朝と昼を少量で済ましているのだ。
お腹空いたなぁ…
川端はお腹をさすり、神谷はお腹をくの字に曲げて、みんなも空腹を耐えているのは明らかだった。
「食糧を取りにいかないとまずいな…」
中谷がトンネルの方を見ながら、桜木に言った。
桜木はもうビスケット1枚しか残っていない、飲み物はみんなでペットボトルを分け合っていたが…もう底を尽きかけていた。一人の飲み水の制限があり桜木はもう一口あるかどうかだった。
「もう俺は限界に近い…よ。明日は食糧を取りに行くしかないのか…」
食糧を取りにいくということ…それはつまりトンネルを抜け、宿泊施設に入る必要がある。
何故か来なかったゾンビからの安息地から遂に出ざる負えないときが来てしまった。
「さすがに…あそこへ行くのは怖いよ。」
考えれば中谷も結局普通の中学生なんだ…怖くて当たり前か。
「下手したら明日は死ぬかもな…」
桜木は中谷と会話していたのだが、なんだかんだで自分に言い聞かせてるのでもあった。
しばらくぼんやりとしていると、時計が午後3時を指していた。
学校なうの更新ですw
今日僕は誕生日!!
別に祝って欲しいわけじゃ…ないんだからね!
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