第五話 器用貧乏
投稿が遅れてすみません!
学業で少し忙しかったので遅れてしまいました。
「はぁ?何かってなんですか?!そんな曖昧じゃ危険かどうかも分からないですよ!!」
エルマはとても混乱していた。
それもそのはず。外を見て、何も無い。
かと思ったら悪魔族召喚。そしてついには、「得体の知れない見えないものが徘徊してる」と言われているのだから。
「大体!!君の力も知らないのに、どうやって信じろと言うのですか?できることを教えてください!」
エルマも一応貴族の嫡男ではあったため、
己を守れるほどではないが、剣も使える。魔法も水や火を出すくらいはできるが、強くない。
そして、貴族は情報が命だ。
情報を集める能力がなければそんな家はとっくに潰れている。
つまりエルマは頭は回るが、身体能力は並み以下なのだ。
そのため、エルマはノヴァと言う悪魔を必要以上に警戒していた。
「まぁまぁ、そんな警戒するなって!そんなに疑うなら早く制限をかければいいじゃないか!焦る男は嫌われるぞぉ?」
ムッ
「余計なお世話だよっ
、、、と、とにかく!今から君の力を縛るから腕を出してください。」
「ほい」
ノヴァは躊躇いなく腕を差し出した。
「では始めますよ、」
〜数分後〜
「終わりましたよこれで三分の一くらいになったと思います。」
ノヴァの腕を見ると薔薇の入れ墨のようなものが刻まれていた。どうやらこれが力を制御するための媒体らしかった。
「おお!すごいな!こんなにも精巧な術式は珍しい!体も心なしか軽い気がするぞ!!」
ノヴァの言う通りこの術式はプロ並みの媒体なのだが、悲しい事にエルマは器用貧乏のため、その自覚が無かった。
中途半端ですみません!
なるべく早く次を投稿します。
そろそろノヴァの立ち絵を公開します。
楽しみにしててください。