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再開

あーやっぱり生き返るのか。痛みがなかったならそれでいいんだけどな


「なんか暗いな」


今更だけどおれちょっと死にすぎじゃね?それに何回も生き返ってるし・・・すぐに死んですぐに生き返るなんてアニメの主人公か・・・なんでやねん


「頭の中で一人ボケ一人ツッコミやってるけどつまんないな」


多分ここ真理と別れたところだと思うからとりあえず探しに行くか・・・


「って後ろ振り向いたらお城みたいなのがあるじゃん。しかもここ入り口の目の前だし」


うわなかなかでかいなこのお城・・・


「君確か殺されてほったらかしにされてたはずなのに・・・」


上から声がした


「おーい。この門開けてくれ」


「ちょっとそこでまってろ。アレス様に聞いてくるから」


「はい。わかりました」


ここで待ってろなんて言われて待ってるバカなんていないだろ。よし、壁から攻めよう


「案外よじ登れそうだな・・・」


俺はそう言って壁をよじ登り始めた


「あとちょっと」


ぎぎぎぎぎぎ


その時門が開いた


「・・・・・・」


「かーくんそんなところで何してるの?急に外に飛び出して帰ってこないって言ってたからずっと心配してたんだからね」


「ま、真理大丈夫だったか?怪我無いか?」


「何言ってるか聞こえないから早く降りてきてよ」


「下の堀になんかいるんだけど」


真理はごにょごにょと隣にいる兵士と話している


「あ、そうなんですね・・・・かーくんなんか水の中にサメみたいのがいるらしいよ」


「聞こえてるんかい」


「面白くないツッコミはどうでもいいから早く降りてきて」


「はい。わかりました。ってどうやって降りればいいんだろ?」


「あーそういえば、私、新しいマギア覚えたんだよ。マギアっていうのはね・・・」


「説明はどうでもいいから早く助けて」


「風の性格をを用いアネモイの力によりかのものにはばたく力をあたえたまえ!・・・ウインドブロウ!」


「おお、これやったことあるぞ。こうやって羽ばたけば」


俺は手を下に振った


「ってうわー」


体が真上にすごい速さで飛んでってる


「なんか私の魔法強いらしいから気を付けて」


「って遅いわ」


「地面につく瞬間だけ一瞬だけでいいらしいよ」


「やってみる」


体が下に落ち始めた・・・


「もう少しで地面だ・・・今だ!」


快生は地面につく直前に手を振ったが足が地面につく前にまた上に上がってしまう


「普通ならこれで着地できるはずなんだけど・・・才能ないね」


「ほっとけ」


「あと5分ぐらいしたらたぶん効力切れるから」


「できるだけ地面に近づいとけってことね」


「うん。そういうこと」


快生はそれから約5分の間ホバリングを続けた


「もうそろそろだと思うよ」


「でもこの高さ落ちたら死んじゃうんじゃない?」


「地を統括せしレアーの力によりかのもののため地面を固さから解放したまえ!・・・ソイルリリース!」


「ありがとうってうあー」


快生は落下し始めた


ぐっしゃ・・・


「・・・たふけて」


「まさかこんなに埋まるとは・・・」


「ありがとう助けてくれて」


「そんなこと気にしないでよ。かーくん」


「ちょっとまてよ。最初からそれやってればよかったんじゃね?」


「あーそうだね。思いつかなかった」


「真理たまに抜けてるところあるよな」


「そんなことどうでもいいじゃん結果助かったんだし」


「それもそうだな」


「で、うえでなんて言ってたの?」


俺はちらりと兵士のほうを見た・すると・・・兵士が近づいてきて


「お前分かってるよな」


とつぶやいてきた


その瞬間俺は察した。真理はいつでも殺される状況にいる


「なんで二人だけで内緒話なんてしてるの?」


「いや勝手に出てったことしっかり謝るんだぞって言われて。ごめん真理心配かけて」


「じゃあ、ゆるしてあげる結果生きて戻ってきてるし」


正確には生き返ってだけどな・・・


「真理はどんなマギア覚えたの?」


「風と地の基本だけとりあえず覚えた」


「じゃあ5分の2は使えるってことだな」


「そんなことないみたい」


「そんなことないってどういうこと?」


「基本技しか覚えてないから。応用したやつがどうしてもできない」


「真理でもできないってかなりの難しさなんだね」


「なんか教えてくれた人が言ってたんだけど、私はマギアを使うとしての才能は持っているけど作る側の才能は皆無に等しいらしい」


「確かにセンスなかった」


「ほっときなさいよ」


「ほかになんかわかったことあった?」


「ちょっと指輪の側面を円形になぞってみて」


「わかった」


そういって快生はなぞり始めた


「って、うわ。ナニコレ」


「すごいでしょ。さっき見つけたんだよ」


今俺の前には仮想パネルみたいのが出てきてステータス持ち物などが書いてある


「持ち物ここで見れるのか。便利だな」


「私のパネルではなぜか魔力値っていうのしか表示されないんだけど、かーくんは?」


「俺魔力値と知力が書いてあるかな。ちなみに俺は魔力値0でマギアを使えないみたいだけど」


「私ちなみに9999+って書いてある」


「カンストかよ。あのおじいちゃんやりすぎでしょ」


「知力の値どれくらい?」


「500って書いてあるけど基準がわからないからな・・・」


「おいお前ら、雑談はそれくらいにして早くいくぞ」


「やった。またマギア、教えてもらえるの?」


「いいから黙ってついてこい」


「こんなこと言ってるけどこの人割といい人だよ」


「俺には全部の兵士同じに見えるんだけどな」


「個性を尊重しよう」


「校長みたいなこと言わないで」


校長?なんで俺は校長のことを考えると頭痛がするんだ・・・


「懐かしいね。小学校の時に校長先生のために誕生パーティーやったの覚えてる?」


「あ、ああ」


そうだ、あのとき校長の名前を呼んでたんだ


「なんかかーくん調子悪い?」


「いや大丈夫だ。ちょっと考え事しててな」


「フーン。じゃあ早く行こうよ」


「そうだな」


真理と俺は兵士のあとについて歩きまたあの大広間のようなところに戻ってきた


「おーかえーりなーさい」


「お、お前。よくも」


「きーこえまーせんね」


「いやなんでもない」


「いやはや久しぶりです。快生君」


「あなたは・・・誰でしたっけ?」


「私はカオスですよ」


「うーん。名前を聞いてもわからない。こまってしまってわんわんわわん」


「何ですか。その変な歌は」


「俺らがいた国で有名な曲」


「そうなんですね」


「で、あなたとどこであいましたか?」


「かーくん、私とここで別れたでしょ、その時に私を連れて行った人」


「あ、ああ。あの時の王様でしたか」


「正式には王様じゃないけど分かったならいいとするか」


「また、私にまたマギアを教えてくれるんですよね」


「そうですよ」


「俺もついて行っていいですか」


「まあ、ずっとお茶して待っとけっていうのも酷だし、そのせいで抜け出してしまったらしいし、だたし、邪魔だけは絶対にしないでください」


「わかりました」


そういって最初に真理が入っていった扉に三人んで入っていった


「かーくんこれはチャンスなんだからね」


「なんの?」


「私がマギアのエキスパートになるための」


「はいはいそうですか」


「なんかかーくん最近冷たいよ」


「俺的にはそういう風に接してるつもりはないんだけどな」


「無意識は罪」


「そんなこと言ってないで早く行きましょう」


「す、すいません。この馬鹿真理が・・・」


「かーくん私のことバカって言ったよね」


「行ったけど何か?」


「バカって言ったほうがバカなんだよ」


「お二方そろそろ私も怒りますよ」


「はい。すいません。師匠」


「よろしい。そこの殿方もいいですね?」


「はい。お騒がせしました」


「ではいきましょう」


カオスが先頭を歩き俺と真理が横に並んでついていく感じになっている


「なあ真理あの人怖いな」


小声で話しかけた


「かーくんが調子乗って怒らしちゃうからでしょ」


「あの人どれくらいのマギア使いなの?」


「一応すべての属性は使えるらしい」


「らしいって?」


「私まだ全然見たことないの」


「どういうこと?」


「なんかマギアの教科書みたいのを渡してきて練習しろって」


「なんか割と適当なやつだな」


「そうなんだよね」


「お二方何を話しているか知りませんが無駄な詮索は避けたほうがいいですよ」


「そんなことしてませんよ。ただ真理を幹部にするって言ってたから俺もなりたいな。みたいな」


「そうなんですか。でも無理なことっていうのもあるんですよ」


「はい。わかりました。余計な事言ってすいませんでした」


「わかればいいんです分かれば」


ぶつぶつ言いながら三人で歩いていると渓谷のようなものが見えてきた


「うわー深そうだな」


「落ちたら死ぬので気を付けてください」


「はい・・・」


「早くこの渓谷渡っちゃいましょうか」


「どうやってわたるんですか?」


「おーい。そこの君マギア頼みます」


渓谷を挟んだ向かい側に人影のようなものが見える。だがかなり遠いからはっきりとは見えない


「ああ、カオスさんじゃありませんか。すぐそちらに向かいます」


なんかぶつぶつ言っているかと思ったら真横に一瞬で来た


「うお。びっくりした」


「かーくん。これ転移マギアっていうんだよ」


「そうなのか。マギアってめちゃ便利だな」


「真理君、快生君早くこの人とおててをつないでください」


「お手手って。ふふふ」


「今笑いましたね。あっちに行ったらどうなるかわかってるんでしょうね」


「はい・・・すいません」


「ではお願いします」


「風の性格をを用いアネモイの力によりわれらに瞬間的に最大の力を与えたまえ!・・・ウインドブロウ!」


「おおすげえ。一瞬であっちからこっちに来たぞ」


「驚きすぎ。てかなんでかーくんそんながけっぷちに立ってんの?」


「え?ええええええ」


快生が叫んだ瞬間重力の赴くまま落ちていった


「たすけーてーえーえー」


「詠唱が間に合わない」


やっぱり俺マギアの才能ないのかな・・・


その瞬間肩にすごい衝撃が加わりそこで意識が途切れた・・・・・・


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