プロローグ
空は漆黒の空で埋め尽くされていて木々は枯れ、まさにこの世の終わりのような模様を放っていた。
そして、其のなかに仲間たちを引き連れて最後の決戦に挑むために挑むものたちがそこにはいた。
「みんな、準備はいいか?」
少年は聞く、これから始まるのは激しい激戦が予想されるからだ
「準備はいいぞ、いつでもオッケーだ」
「もちろんよ」
「オッケーっす」
各々、了解の声をあげる
「よし、行くぞこれが最後で最終決戦俺たちが魔王を倒して世界を平和に導いてみせる!」
「おぉー!」
少年は光輝く剣を持ち、扉を開けるとそこには魔王の配下たちがところせましと大群で向かってくるのだった。
「セイン、俺たちの盾になってくれ!」
「言われなくてもわかってますよ!大いなる盾よ邪悪なるものを拒絶し我を守りたまえ」
そう唱えると 回りに光輝く巨大な縦が一行の回りを取り囲む
「よし!セインよくやった、フィーレ!派手にやっちゃってくれ!」
「それは俺がやりたいっすよ!」
「あんたは黙っててオッケーそういうことなら、最初から派手にいっちゃうよ!焔をまといし破壊の女神デスラよ今ここに力の一部を解放し、回りを火の海に焼き尽くせ!」
そう唱えると赤みを帯びた灼熱の魔方陣が上空に浮かび上がると光を放ちて周りの魔物たちを一瞬にして灰にするのであった。
「ナイスだフィーレよくやった!」
「ふーまっまだこの程度の魔法はまだ私の一部に過ぎないんだけどね」
「またまたー強がりいっちゃって姉さんこれがベストなんじゃないっすかね」
「なっなにーなに生意気なことをいってんの!ディーンあのねあんたより私の方が強いんだからね」
「おっやりますか今ここで決着つけちゃいますっすか?」
「おい、二人とも辞めないか、まだ終わってないんだぞ」
周りには先程の大群がいなくなったとはいえ、ここは魔王の本拠地であるから気が抜けない。
其のために 二人の仲裁に入るセイン、以前二人とも目からバチバチ火蓋が切られるかいなかのところに入っていた。
「おっ見ろみんな!どうやらあそこに扉があるぞ!」
男は指を指しながら、仲間たちに教えるのであった。
「あっありますすっすね」
「あら、本当にあっけなかったわね、まぁ私のおかげだから感謝してよね」
「たまたまっすよたまたま」
「むきー!」
「やるっすか!いいっすねーやりましょうよ」
「おいおいだから二人とも、すまんなユウキ、こんな仲間たちで」
また、再びの火蓋が切られそうな予感にセインは困り顔で仲裁に入る。
そして、セインはユウキと呼ばれた男に軽く謝罪するのであった。
「別に大丈夫だよ、それよりも俺の方が感謝の気持ちでいっぱいだよ、実際、俺一人だったらここまでこれなかったからさ……」
ユウキは懐かしむような顔でこたえるのであった。
「ユウキ……」
セインはユウキを見つめるのである。
それはかつてここまで来るまでに失った仲間を思っているのだろう。
「ユウキ、勝とうこの戦い」
「あぁ!それじゃいくか!みんな」
「うぐぐぐ、えっおっおー!」
「なんっすか?おっおー!」
「はぁー全く二人とも……」
ユウキは剣をかがげて、禍々しいオーラを放つ巨大な扉の方へと向かう。
そして、仲間たちもそれに続いていくのであった。




