表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/62

第三十一帖 姫様、まとわりつかれる!

「おひい様」

 真夜まやの声で、日和ひよりは、舞い上がってしまっていた気持ちを少し落ち着かせることができた。

「ご返事はどうされますか? 今、お答えすることができますか? それとも後日にいたしますか?」

 真夜まや日和ひよりの顔をのぞき込んだ。

 真夜まやの顔は真剣ではあったが、日和ひよりを追い詰めるものではなく、じっくり考えれば良いというメッセージを送ってくれていた。

「えっと、……少し時間がほしいのじゃ」

 日和ひよりが小さな声でつぶやくと、真夜まやは、季風きふうから日和ひよりを守るように、その前に立ち塞がった。

菅原すがわら殿。貴殿の告白は、卑弥埜ひみの家の姫であるおひい様にとっては、すごく重要なことなのです。軽々(けいけい)に返答できないことは分かっていただけますね?」

「……分かりました。でも、どれくらい先になりますか?」

「それは分かりませんが、後日、必ず、お返事させていただきます。よろしいですね、おひい様?」

 日和ひよりは黙ってうなづくことしかできなかった。

菅原すがわら殿。菅原すがわら殿がおひい様にお伝えしたいことがまだあれば、今、すべてを出し切ってください」

 季風きふううなづくと、日和ひよりの顔を真っ直ぐに見つめた。

季風きふうはね、小さい頃に、大好きだったお姉さんを事故で亡くしたのです。その後も、学校で仲良しだった女の子の何人もに不幸が降り掛かってきたんです。季風きふうそばにいる女の子にはみんな、良くないことが起きるんです」

「……」

「だから、季風きふうは女の子とおつき合いすることを諦めていたのです。もう誰も不幸せにしたくないから」

「……」

「だから、最初は、季風きふうがヒヨちゃんのそばに寄ると、ヒヨちゃんを不幸にしてしまうかもって躊躇ちゅうちょしましたけど、季風きふうに優しく声を掛けてくれたヒヨちゃんと、もっと仲良くなりたいって気持ちを抑えることができなかったのです」

「……」

「それと、これは季風きふうの勝手な思い込みかもしれませんが、卑弥埜ひみのの姫様であるヒヨちゃんなら、そんな季風きふうの変なジンクスなんて吹き飛ばしてしまうかもって思ったのです」

 季風きふうは、自分の周りで何か悪いことがあった場合、それは全部、自分のせいだと思い込む性格なのかもしれなかった。そしてそれが、転校してきてからの自信の無さげな態度の原因なのであろう。

「き、季風きふうさん」

「はい」

四臣家よんしんけの四人からの誘いを断ったのも、だからなのか?」

「それもありますけど、季風きふうは、どうせ一年くらいでいなくなってしまうのですから、仲良くなろうとする彼らの労力が無駄になるじゃないですか」

「であれば、菅原すがわら殿」

 真夜まやが一歩前に進み出た。

「もし、貴殿とおひい様がおつき合いすることになっても、一年後には貴殿はいなくなるのでござろう? 将来の別離が見えているのに、おひい様には仲良くなってくれと言うことは矛盾していませんか?」

「ちゃんとそう言う話がまとまれば、季風きふう卑弥埜ひみのの家に入ることを、季風きふうの父親も許してくれるでしょう」

「いきなり結婚を前提にされているのですか?」

「それだけ好きなのです」

「昨日、出会ったばかりなのにですか?」

「好きと言う感情の深さは、出会ってからの日数に比例するとは限らないですよね?」

「それはそうですが……」

 中間の過程をすべて吹き飛ばして、いきなり結婚まで考えている季風きふうの考え方に、真夜まやも少しの間、考え込んでしまった。

 真夜まやは、目配めくばせで、日和ひよりに「他に訊きたいことはないか」と訊いたが、日和ひよりも、まだ自分の考えがまとまっておらず、特段、訊きたいこともなかった。

菅原すがわら殿。他にお伝えしたいことは?」

「いえ。季風きふうの気持ちは、すべてをお伝えしました」

「分かりました。おひい様も真剣に考えられて、結論を出されるはずです。本日はこれでお引き取り願います」

「分かりました」

 季風きふう真夜まやの言葉に素直に従い、去って行った。

 その後ろ姿を見送る日和ひよりは、初めて異性から告白されて、まだ思考停止状態であった。

「おひい様」

 真夜まやに肩を揺さぶられて、はっと我に返った日和ひより真夜まやの顔を見た。

「ま、真夜まや。ど、どうしよう?」

「おひい様が告白されたのです。拙者の意見など訊かずに、おひい様が自分の正直な気持ちを返答されたら良いのです」

「わらわの正直な気持ち?」

「ええ、おひい様は、他にどなたか、お好きな男性はいらっしゃるのですか?」

「まだ、おらぬ!」

四臣家よんしんけの皆さんは?」

「あの四人は、みんな好きじゃが、何と言うか、友達として好きなのじゃ!」

「すると、四人の中にも、恋人になりたいという男性はいないのですな?」

「……おらぬ」

「では、恋人が欲しいという気持ちはあるのですか?」

「な、何なのじゃ、真夜まや? 今日に限って、食いついてくるのう」

「良い機会ですから、はっきりとさせておきたいのです。この学校に通い出した本来の目的をお忘れではないでしょうな?」

「わ、忘れてはおらぬ!」

「おひい様の人見知りは、四臣家よんしんけかた限定ですが、ほぼ解消されている気がいたします。後は」

「分かっておる! わ、わらわだって、お母様の娘じゃ!」

「……そうでしたな。おひい様もきっと一途いちずな恋をされるのでしょうな。だとすれば、一生添い遂げられるような男性をゆっくりとお選びになるべきですな」

「う、うん。季風きふうさんは、まだ、どんな人なのか分からないのじゃ」

「そうですな。とりあえず、菅原すがわら殿への返答はしばらく先延ばしにいたしましょう。大切なことですから、じっくりと考えるべきと言えば分かってくれるでしょう」



 次の日の朝。

 雨が降るのを何とか持ちこたえているという曇天。

 日和ひより真夜まやが登校していると、交差点の角に季風きふうが立っているのに気がついた。

 キョロキョロと辺りを見渡していた季風きふう日和ひより達に気がつくと、笑顔で近づいて来た。

「おはようございます」

 日和ひより真夜まやが挨拶を返すと、季風きふうは、日和ひよりの隣を並んで歩こうとした。

 しかし、それを真夜まやが許す訳がなく、素早く日和ひよりと入れ替わった。

「昨日も申しました。拙者はおひい様の護衛役でございます。本当に信頼できるかた以外のかたには、まだ、おひい様の隣に立たせる訳にはまいりません」

季風きふうのこと、信用できないと言うんですか?」

 季風きふうが少し頬を膨らませて真夜まやを睨んだ。

 真夜まやは、その視線を真っ向から見返した。

「ええ、そうです。貴殿とは、まだ、お会いして数日しか経っていません。貴殿と言う人間がどんな人間なのかも分からぬのに、信用しろと言われても、それはできぬと言うものです」

「あの四人とはいつも仲良くしているのに?」

四臣家よんしんけの方々とも最初はそうでした。何日か、おつき合いをさせていただく中で、相手の人となりが分かるのです。誰も特別扱いなどしておりませぬ」

「ヒヨちゃんの意見もそうなんですか?」

 真夜まや越しであったが、何となく責められているように聞こえた日和ひよりは、少し焦った。

「そ、そうじゃ。季風きふうさんのことを嫌いじゃと言っておるのではない。同級生として、もう少しおつき合いをさせてもらわぬと、わらわだって分からぬのじゃ」

 真夜まやは、昨夜、練習していたとおりの模範解答が言えた日和ひよりに満足そうな顔を見せてから、季風きふうに向き直った。

「と言うことでござる。おひい様の結論が出れば、おひい様から貴殿にお伝えするので、それまでは、同級生として、他の人達と同様に接していただきたい」

「……分かりました」

 季風きふうは憮然とした顔をして、足早に去って行った。



 日和ひよりが教室に入ると、先に着いていた季風きふうは、自分の席で文庫本を読んでいた。

 途中、季風きふうと話をしていたからか、今朝は、日和ひよりが一番遅く、四臣家よんしんけの四人は既に席に着いていた。

「おはようなのじゃ」

 四人から挨拶を返されながら日和ひよりが席に座ると、早速、四人が日和ひよりの方を向いた。

「今朝、季風きふうの野郎がつきまとってたな」

夏火なつひさんも見たのか?」

「ああ、ちょうど冬木ふゆきと一緒にな」

梨芽なしめがいなければ、学校までずっとついて来そうな雰囲気だったな」

「そ、そうかも」

日和ひより! 迷惑なら迷惑だって言ってやれよ!」

「迷惑と言うほどではないのじゃ。それに今朝は、真夜まやがはっきりと言ってくれたから、これからは大丈夫だと思うのじゃ」

 と言う日和ひよりの考えは甘かった。

 休憩時間こそ、季風きふう日和ひよりに近寄って来なかったが、昼休みに中庭でお弁当を食べている日和ひより真夜まやの目線の先には、季風きふうがいた。

 季風きふうは、日和ひより達の目の前にある花壇の煉瓦れんがに腰掛けて、まるで日和ひより真夜まやの二人を見張っているかのように、日和ひより達から視線を外さずに、パンを頬張っていた。

「誤魔化すこともせず、こっちを見つめていますな」

「な、何か気になってしまうのじゃ」

「もしかして、あれをこれからも続けられるつもりでしょうか?」

「わらわが返事をするまでか?」

「返事をしても止まないかもしれませんな」

「そ、そうなのか?」

「ええ。おひい様が菅原すがわら殿とおつき合いすると返事をするまでですが」

「そ、それはひょっとして、世に言う『スピーカー』とか言うことか?」

「……『ストーカー』でございますね」

「……そ、そうじゃ。よく分かったの。ちょ、ちょっと、真夜まやを試してみたのじゃ」

「間違えなくて良かったです」

「ふ、ふふ、ふふふ」

「おひい様、変な汗をかいておりますぞ」

「気にするでない」



 その日の放課後。

 手芸部では部員全員が集まって、文化祭に向けての取り組みとして何をするかの議論が続いていた。

 昨日までの議論で、和歌わかと稲葉姉妹が昨年同様の巨大パッチワーク製作を提案したが、美和みわが部長としての独自色を出して昨年と違う内容にしたかったのか、学校の近所にある老人ホーム入居者へのプレゼントとして、巾着袋きんちゃくぶくろを百枚作ろうと言い出したのだ。

 日和ひよりは、やはり実用的でお年寄りにも喜ばれる巾着袋きんちゃくぶくろの方が良いと思い、美和みわの案に賛成した。

 日和ひよりが自分の味方をしてくれたため、昨日から上機嫌な美和みわは、「パッチワークはシロちゃんとウサギちゃん、そして和歌わかちゃんの三票、巾着袋きんちゃくぶくろは、私個人分に部長としてのアドバンテージ分を加えた二票に日和ひよりちゃんの一票で合計の三票! ちょうど同点ね」とよく分からない理論を展開させていた。

「では、パッチワーク案の人の意見を『念のため』聞きます」

 和歌わかは、パッチワークが採択される余地は無いなと思いつつ立ち上がった。

「やっぱり、せっかくクラブで作るんですから、後に残るものが良いと思います。巾着袋きんちゃくぶくろも悪くはないですけど、文化祭とは別に作ったら良いんじゃないでしょうか?」

 一年生の和歌わかも臆することなく自分を意見を述べ、稲葉姉妹も無言でうなづいた。

「では、巾着袋きんちゃくぶくろ案の人の意見を聞きます。日和ひよりちゃん!」

「わらわの意見は、昨日、言ったのじゃが」

「もう一回聞きたいの」

「は、はあ、……これまでの手芸部の活動ペースから考えると、文化祭への取り組みとは別に巾着袋きんちゃくぶくろを作るのは無理ではないかと思うのじゃ。それに物として残しても、それは、いつかはちるけど、素敵な思い出はちるどころか色褪いろあせることもないと思うのじゃ」

「良い! 素敵! 素敵な思い出は色褪いろあせない! そうよ! 私と日和ひよりちゃんの思い出も色褪いろあせたりしないわよ!」

「ど、どうもなのじゃ」

「でも結局、同点なのは違いないですよ」

「再投票をしましょうか?」

「私はまだ意見を変えるつもりはありませんけど」

 和歌わかの意見に稲葉姉妹もうなづいた。

「あなた達、けっこうしぶといわね」

 美和みわの低い声に和歌わかと稲葉姉妹は震え上がったが、勇気を出して、提案を撤回することはなかった。

 議論が行き詰まってしまった時、コンコンと部室の扉がノックされた。

 美和みわうなづくのを見て、和歌わかが立ち上がり、扉を開けた。

 そこには、季風きふうがいた。

「こんにちは! 何かご用ですか?」

「こんにちは! あなたも可愛いですね」

「へっ?」

 男性からそんなことを言われたのは初めてなのか、フリーズした和歌わかの脇から、季風きふうは部室に入って来て、日和ひよりに近づいて来た。

「ヒヨちゃん、季風きふうも手芸部に入ります」

「えっ!」

「別に女子限定って訳じゃないんでしょ?」

 そんな規則があるとは日和ひよりも聞いていないが、反射的に、「歩く手芸部の規則」である美和みわの顔を見た。

 美和みわはすぐに立ち上がり、日和ひよりの横に立った。

「あなた、どなた? 神術学科の生徒みたいだけど」

「あ、あの、わらわの同級生の菅原すがわら季風きふうさんなのじゃ」

日和ひよりちゃんの同級生?」

「そうで~す。よろしくお願いしま~す」

 既に友達気分でような口振りで挨拶をする季風きふうに、美和みわの笑っていない笑顔が返された。

「お願いしますって、何をお願いされようとしているのかしら?」

季風きふうさん! こちらは手芸部の部長で上級生じゃぞ!」

 美和みわのこめかみに青筋が立つのが見えた日和ひよりが慌てて季風きふうに言った。

「分かってますよ。でも、どうせ季風きふうはヒヨちゃん以外の人と仲良くするつもりはないですから」

「そ、それより、手芸部に入部するって、どうしてなのじゃ?」

 季風きふうの言葉を遮るように日和ひよりが尋ねた。

季風きふうは手芸が好きなんです。これは本当のことですよ。だから、ヒヨちゃんと一緒にしたいと思って」

「……」

「ねえ、良いでしょ?」

「そ、それは部長が決めることじゃから」

「そうなんですか? 部長さん、季風きふうも手芸部に入れてください」

 美和みわが、ずいと威嚇いかくするように季風きふうに迫った。

「あんた、誰に向かって口を利いているの?」

「誰って、部長さんなんでしょ?」

「我が手芸部はね、心技体が一体となった境地に到った者だけが入れるクラブなのよ!」

「そんなの初めて聞いた。……ひいぃ!」

 ボソッと呟いた和歌わか般若はんにゃのような顔をした美和みわの視線が突き刺さった。

「先輩に対する口の利き方も満足にできないドキュン野郎の入部は認めません!」

「そんなあ~、横暴ですよ!」

「横暴じゃありません! それに、ヒヨちゃんだなんて、私ですら呼んだことのない呼び方して! あなたは日和ひよりちゃんの何なの?」

「その言葉はそっくりそのまま部長に返したいです」との和歌わかの小さな呟きに、稲田姉妹も大きくうなづいた。

「友達ですよ」

日和ひよりちゃんは困っているじゃないの! 相手を困らせるような友達なんて友達じゃありません!」

「ヒヨちゃんと季風きふうが友達なのかどうかは、ヒヨちゃんが決めることで、あなたが決めることじゃないでしょ?」

 季風きふうの言うことは正論であって、美和みわは言葉に詰まったが、すぐに反撃を開始した。

「とにかく、入部は不許可! 手芸部は女子限定なの!」

「さっきは女子限定って言わなかったじゃないですか?」

「うるさいわね! それに今、大事な議論をしているの!」

「何の?」

「あんたには関係な…………。菅原すがわら君」

「何ですか?」

 何かを思いついたように、美和みわの笑顔から怒気が消えた。

「手芸部員としてのあなたに訊きたいことがあるの」

「手芸部員としてですか?」

「そうよ」

 美和みわの不気味な笑顔に、部室の空気が凍りついていた。

「今、うちの部は、文化祭で巨大パッチワークを作るか、プレゼント用の巾着袋きんちゃくぶくろを作るかで、すごくもめているの。あなたはどっちが良いと思う?」

「そんなこと、急に言われても」

「ちなみに、日和ひよりちゃんは巾着袋きんちゃくぶくろが良いって言ってるわよ」

「じゃあ、季風きふう巾着袋きんちゃくぶくろ!」

「はい! 手芸部として文化祭で取り組むのは、四対三で巾着袋きんちゃくぶくろに決定しました!」

 美和みわの一人芝居に誰もついていけなかった。

「続いて、次の議案の決議を採ります!」

 季風きふうまでもが唖然あぜんとしていた。

「手芸部部員は女子に限定するとの規則改正に賛成する諸君の挙手を求めます! はいっ!」

 提案をした美和みわ自身が率先して手を上げた。しかも反対は許さないという鬼のオーラを放ちながらだ。

 恐れおののきながら、和歌わかと稲葉姉妹は挙手をした。日和ひより季風きふうを前にして露骨に挙手することが躊躇ためらわれた。

 しかし、すぐに採決がされた。

「部長としてのアドバンテージ分を加えて賛成票五票! たった今から手芸部は女子限定のクラブにすると規則が改正されました。したがって、今日、入部したばかりの男子部員は自動的に退部となりました!」

「ちょ、ちょっと! それって横暴すぎる!」

 季風きふうが反論をしたが、美和みわには、馬耳東風ばじとうふうでしかなかった。

「残念だったわね、おととい来やがれですわ!」

 美和みわは、季風きふうの背中を押して部室から無理矢理押し出すと、扉の鍵を閉めた。

「まったく! 男のくせに手芸だなんて、目的が見え見えじゃない! どうせ、日和ひよりちゃん目当てなんでしょうけど、そんな陰謀は、この私が、握りつぶして・み・せ・る!」

 歌舞伎の見得みえを切った美和みわに「三輪屋みつわや!」と和歌わかが声を掛けた。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ