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第二話 ムラ村してる!?

ゴブリンの残骸…というか、跡形もないクレーターから少し離れた草原を、

ユリカとみゅーは手をつないで歩いていた。

みゅーはまだ足元がふらついている。

ワンピースは草と蜜で汚れ、頰は赤く、

瞳はトロトロ。

でも、ユリカの腕にしがみつくように寄り添い、

時折尻尾を撫でては甘い吐息を漏らす。

「んっ…あっ…ユリカさん……あの、

村まであと少しなんですけど……

歩くの、ちょっと……きつくて……」

「ん?腰抜けたまま?可愛いなあ」

ユリカはニヤリと笑って、

みゅーをお姫様抱っこした。


軽い。

能力の副作用で猫耳エルフボディが見た目以上に力持ちになる。

みゅーはユリカの胸に顔を埋めながら、

恥ずかしそうに囁く。

「ユリカさんの匂い……好き……ずっとこうしてたい……」

「ふふ、じゃあ村までこのままでいいよ。それより、この世界のこと、ちゃんと教えてくれる?神様の説明がアホすぎて、何もわかってないんだけど」

みゅーは頷き、ユリカの首に腕を回して話し始めた。

「えっと……ここは『エテルニア大陸』っていうんです。魔物がうじゃうじゃいて、冒険者ギルドがあって、魔法も剣もあって……普通の世界、みたいな感じですけど……転生者は珍しくなくて…」

「普通の世界で、転生者が珍しくないってどういうこと?」

みゅーは少し照れくさそうに笑った。

「実は……この世界、昔から

『転移者』とか『転生者』が結構来てるんです。

神様が『暇だから面白い人間を呼ぼう』って、

定期的に召喚したり転生させたりしてるみたいで……今はもう、1ヶ月に何人か来るのが当たり前になってるんですよ」

ユリカの猫耳がピクン、と立った。

「マジで? じゃあ私みたいなヤツ、ゴロゴロいるってこと?」

「うん。村の近くにも、転生者さんいっぱい住んでます。例えば……

『トラックに轢かれて転生したおっさん』が、今は村の鍛冶屋やってたり、

『残業中に過労死したOL』が、魔法使いの冒険者になってたり……

あと、『前世で童貞だった大学生』が、チート能力でハーレム作って王様目指してたり……」


ユリカは思わず吹き出した。

「ははっ! トラック厨多すぎだろ!

で、能力は? みんなチートなの?」

みゅーは首を振った。

「ううん、能力はピンキリです。神様の気分次第で、めっちゃ強い人もいれば……ユリカさんみたいに、ちょっと変わったのもいるみたいで……」

「ちょっと変わったって、私のメスイキパワー、相当ヤバい部類だと思うんだけど」

みゅーは顔を真っ赤にして、

ユリカの胸に顔を押し付けた。

「でも……ユリカさんの能力、すごいと思います……さっきのゴブリン、一撃で消し飛ばしちゃうなんて……私、こんなに強い人、見たことないです……」


「ふふ、褒められると尻尾が勝手に動いちゃう」

実際にユリカの尻尾が、みゅーの太ももをくすぐるように絡みつく。

みゅーはビクッと震えて、甘い声を出した。

「あっ……尻尾、また……」

「ごめんごめん。興奮しちゃって。で、村に着いたらどうなるの? 転生者だらけってことは、私みたいな変態能力持ちもいるってこと?」

みゅーは少し考えて、頰を膨らませた。

「うーん……変態能力持ちは、結構いますよ。『触った相手を即イキさせる』とか、『匂いだけで発情させる』とか、『キスで経験値吸収』とか……

でも、ユリカさんみたいに『女の子をイカせまくって自分を強化する』ってのは……珍しいかも」

「つまり、私は最強の変態候補ってことか」

「うん……最強で、一番エッチで……一番カッコいい……」

みゅーの瞳がまたトロトロになる。

ユリカはみゅーの唇に軽くキスを落として、囁いた。

「じゃあ、村に着いたら……まずは宿を取って、

 今日のチャージ目標、5000まで上げようか。

 みゅーちゃん、何回イケる?」

みゅーは恥ずかしそうに、でも嬉しそうに頷いた。

「何回でも……ユリカさんが望むなら……

 私、ユリカさんのエネルギー源になりたい……」

遠くに、木造の村の輪郭が見えてきた。

煙突から煙が上がり、市場の喧騒が聞こえてくる。

木造の門をくぐると、市場の賑わいと甘いパンの匂いが漂ってくる。

転生者らしい派手な服装の人もちらほら。

ユリカはみゅーをお姫様抱っこしたまま、村の中心へ向かう。

みゅーはまだトロトロで、ユリカの首に顔を埋めて甘い吐息を漏らしている。

「ユリカさん……もう、足が……立たない……」

「ふふ、じゃあこのまま宿まで運んであげるよ。

 チャージ5000目標、今日中に達成しちゃおうね」


そのとき、市場の角から元気な声が飛んできた。

「みゅー! 遅いじゃない! どこほっつき歩いてたのよ!私、ずっと待ってたんだから!」

声の主は、銀髪のツインテールに青いリボンをつけたエルフ少女。

背はみゅーより少し高く、

胸は控えめだけど形が綺麗。

白いブラウスに短めのスカート、足元はブーツ。

典型的なツンデレ美少女だ。


名前はみるくというらしい。

みゅーの幼馴染で、村一番の弓使いの冒険者見習い。

みるくはみゅーを見つけて駆け寄ってきたが…

みゅーの様子を見て、ピタリと足を止めた。


「……みゅー?顔、真っ赤だし……服、汚れてるし……何? この匂い……甘ったるくて……エッチな匂い……?」

みるくの鼻がヒクヒク動く。

エルフ特有の鋭い嗅覚で、みゅーの身体に染みついたユリカの匂いと蜜の残り香をキャッチしたらしい。

みるくの瞳が、みるみるうちに鋭くなる。

「ちょっと、みゅー!あんた……誰かと……ヤッたの!?しかも、こんなにトロトロになって……!」

みゅーはユリカの胸に顔を隠しながら、小さく頷く。

「う、うん……ユリカさんって人で……私、ユリカさんの……エネルギー源に……なってるの……」

みるくの視線が、ユリカに移る。

銀髪猫耳、爆乳、短いスカートから覗くプリプリのお尻と尻尾。

そして、みゅーを抱き上げている腕の力強さ。

みるくの頰がカァッと赤くなる。

「はぁ!? あんた誰よ!みゅーに何したの!?

みゅーは私の……私の大事な幼馴染で……!」

ツンデレ全開で指を突きつけてくるが、

声が少し震えている。

ユリカはニヤリと笑って、

みゅーを優しく地面に下ろした。

「私はユリカ。転生者。能力が『メスイキパワー』ってヤツで、女の子をイカせると強くなるの。

みゅーちゃんは今、私のパートナー兼エネルギー源になってくれてるよ♪」

みるくは耳まで真っ赤にしながら、拳を握りしめる。

「ふ、ふざけないで!みゅーはそんな……そんな変態能力の餌食になる子じゃないわ!私の方が……私の方が、ずっと前からみゅーのこと……!」

言葉が途切れる。

みるくは慌てて口を押さえた。


(あ……言っちゃった……)


みゅーがゆっくり顔を上げ、みるくを見る。

「みるく……?ずっと前から……私のこと……?」

みるくは目を逸らし、唇を噛む。


「……バカ。言わなきゃよかった……

でも……あんたみたいな転生者に、みゅーを渡すなんて……絶対嫌!」

ユリカは尻尾をユラユラさせながら、みるくに近づいた。

「ふーん。じゃあ、みるくちゃんもみゅーちゃんのこと好きなんだ?片想い? 可愛いじゃん」


「う、うるさい!あんたに言われたくない!」

ユリカはみるくの顎を優しく持ち上げ、黄金色の瞳を覗き込む。

「だったらさ……」



「三人でセックスしよっか!!!」



「…………は?」

一瞬、静寂。

みるくの瞳が点になる。

「はぁぁぁ!? 何!? いきなり何!?

三人でって……あんた、正気!?」

ユリカは両手を広げて、満面の笑み。

「だって、みるくちゃんもみゅーちゃんのこと好きでしょ?私もみゅーちゃん大好きだし。だったら三人で仲良くチャージすればいいじゃん!みるくちゃんもイカせてあげたら、私のメスイキパワーもっと上がるし、みんな幸せ! win-win-win!」


みゅーがみるくの手をそっと握る。

「みるく……私、ユリカさんのこと……本当に好きになっちゃったの。でも、みるくのことも……ずっと大事だよ。だから……一緒に……ユリカさんと……」


みるくの抵抗が、みるみる溶けていく。

「……バカ……こんな……こんな恥ずかしいこと……」

でも、みるくの視線はもうユリカの胸と、

みゅーのトロけた顔に釘付け。

ユリカはみるくの耳元で囁く。

「ほら、みるくちゃんの匂い……もう発情してる匂いしてるよ?エルフって敏感なんだっけ?

ちょっと触っただけで……ビクビクしちゃうんでしょ?」

みるくの膝がガクッと震える。

「……う、うるさい……でも……みゅーが……そんなに幸せそうなら……一回だけ……試してあげる……」

ユリカの尻尾が喜びにブンブン回る。

「やった! じゃあ、宿取ってすぐ始めよっか!

 今日のチャージ目標、10000超え目指すよ~!

 三人でいっぱいイキまくって、最強になるんだから!」

みるくは顔を覆いながら、小さく呟く。

「……最低……でも……嫌いじゃない……かも……」

三人は手をつなぎ(みるくは渋々)、村の宿屋へと向かった。

宿の受付のおばちゃん(転生者らしい中年女性)が、ニヤニヤしながら「若いっていいわねぇ」と囁く中、

三人は二階の広い部屋へ。


ドアが閉まった瞬間…

「じゃあ、まずは服脱がせて……みるくちゃんの胸、触らせて?」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!いきなり脱がすなんて……!」

「みるく……私も……一緒に脱がせてあげる……」

「……はぁ……もう……どうにでもなれ……」


3人の、夜は長い。

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