表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/16

予想外の収入

今さらですが不定期投稿となってます。

「ぜぇ…ぜぇ…、依頼の…報告に…来ました…」

「ごほっ…もう…走れない…」

「だ、大丈夫ですか?」

あの後、全速力でギルドに戻ってきたはいいんだけど2人揃って体力があまりなく行き絶え絶えな状態になってしまった。

他の依頼を受ける為に走ったけどこれじゃあ依頼をこなせる気がしない。


「だ、大丈夫です…それよりも依頼のキュア草5本とポイキュア草3本です」

「確認させていただきますね」

依頼担当のギルド職員がモノクルをかけ、渡したキュア草とポイキュア草を確認していく。

なんかレンズが光ってる…普通のモノクルじゃないのかな?


「傷はなし、品質も良し…はい、確認させていただきました。お二人とも採取が上手ですね、どこかで経験が?」

「うーん、庭の草むしりくらい?」

「わ、わたしもそれくらい…です…」

「そうでしたか、では今回の報酬ですが…銅貨7枚となります。なので1人辺り銅貨3枚と鉄貨5枚ですね、ご確認ください」

やったね!追加で銅貨2枚の報酬を手に入れた、傷をつけずに採取できたのが大きかったのかな…あ、そうだ。


「すみません、ちょっと見てもらいたい物があるんですけど…」

さっき採取したハイポイキュア草を収納スキルから取り出す。


「グドウさん収納スキルをお持ちだったんですね…って、ハイポイキュア草?もしかして…」

「ポイキュア草を探しているときに見つけたんです」

「珍しいですね、あの草原では滅多に見つからないんですよ。…グドウさん、ハイポイキュア草を何本お待ちで?」

「4本です」

「…少々お待ちください」

持っている本数を伝えると紙の束を確認し始めるギルド職員、何かマズいことしちゃったのかな…


「実はハイポイキュア草3本の採取依頼がありまして、もしよろしければその依頼も受けてみませんか?」

「ハイポイキュア草を?それは構いませんけど…ちなみに報酬は?」

「銀貨5枚となっております」

「銀貨5枚!?」

そんなにもらえるの!?その依頼だけで2人分の1日の生活費が賄える…


「ポイキュア草は主に解毒薬の素材になるものなんですが、ハイポイキュア草を使うと効能が高いものが作れるんです。ハイポイキュア草は中々見つからないので通常の採取依頼より報酬が高くなっているんですよ」

「その依頼を受けさせてください!」

コレクション用で終わるかと思っていた物が思わぬ収入になるなんて…これだからアイテム収集はやめられない!


「かしこまりました、ではハイポイキュア草をこちらに」

「どうぞ」

「…ハイポイキュア草も傷はなし品質も上々、これなら報酬は銀貨6枚になりますね。ご確認ください」

これで今日1日の宿とご飯が…ちゃんと稼げるか不安だったけど、幸先の良いスタートを切れた。


「じゃあタンドップさん、銀貨3枚です。どうぞ」

「えっ?で、でも…その依頼はわたし、何もして…ないですよ?」

「でもパーティーですよね?それに偶然とはいえ、タンドップさんと一緒に受けた依頼で手に入ったハイポイキュア草でしたから…うん、タンドップさんのおかげです。僕をパーティーに誘ってくれてありがとうございます!」

「…本当にいいんですか?」

「もちろん!」

「…ありがとうございます」

さてと、今日はもう休もうかな?

それとも明日の生活費も少し稼いでおこうか…明日も今日みたく稼げるか分かんないし…

あ、でもさっきの依頼で2件受けちゃったんだ。

宿を探して休むことにしよう。


「あの、この街で新人冒険者におすすめの宿はありますか?」

「それでしたらスターリムという宿がおすすめですね。食事はご自身で準備していただくことになってますけれど、その分宿泊代はお手頃でサービスの評判がかなり良いんですよ」

食事は自分で…これを機に自炊をしてみようか?

とにかく最初のうちは可能な限り安く済ませたいところ…よし!


「スターリムに行ってみたいと思います。色々とありがとうございました」

「いえいえ…そうだ、カウラさん、グドウさんを宿まで案内してあげたらどうでしょう?確かカウラさんもスターリムに宿泊されたましたよね?」

「そうなんですか?ぜひお願いしたいです!」

このままパーティーを解散するのもちょっと寂しいし、それにせっかく知り合ったんだからもっとお話ししたい。


「は、はい…グドウさんとはもう少し…お話ししたかったので…、いきましょう…」

「はい!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ