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休日

朝7時 アラームで起きてしまった

隣の家に耳を傾けると ドタバタしている音が聞こえた 、、、朝から何やってんだ

朝食を食べながら 兄さんの話を右から東に聞き流してスルーをする 「ねえけんた、聞いていた?」

聞いていません はい

歯磨きも済ませて部屋に戻ってベッドにゴールイン 何か忘れていないか? 忘れ物を探すために思考を使う 何をわすれていたかな 灯油? それは違うな 翼とデート? それも違う 

ふと、筆箱を開封する パカーン あ! おもいだしたぞ 新しい文房具の調達が必要だった 忘れていた言うことで 荷物を持って 家から飛び出す 左のほうを見ると翼が一人家から出てきた、お前ストーカーか?!w

可愛いからいいけど

おはよーと声を合わせる 久しぶりにみた私服姿はどれも日常的 パンツが出ているのが気になるけど 言わないでおくとしよう

通学定期券で バスに乗る 普通車のようだ 駅まですべての停留所に止まっていくので 永遠と時間がかかるが、長距離なので眺めのいい高速バスでよく使われている車体が来た 

定期券を運転手に見せて乗車し 近くにあった椅子に座り込んだ 翼くんは翼をたたんでから座らないと痛いみたい そりゃあそうだよな 翼くんの翼ねえ


バスに揺られることしばらく、駅に到着した みんな一斉に乗降口に殺到する 運賃精算を行い みんな降りる 僕たちもそれに続いていく いわゆる信用乗車だ 「んで僕これから文房具屋に買い物に行きたいんだけど、翼はどうするの?」

 翼はゲームセンターに行ってくるね と言い バス停で解散した 「やっぱりこの町にも獣人がたくさんいるな――」結構にぎわっている駅らしい 学校行のバスの乗り換えでしか使わないから 鉄道には乗ったことが無いけどね

 お目当ての文房具屋に到着した 大きすぎて一日で回れるのだろうか? 取りあえず目についたものを商品かごにぶち込んで お会計を済ませる。


 お店から出て外に出ると 翼の周りに見知った人だかりがある 何でこんな時に部活のメンバーがいるんだろう、、、稲野先輩だけしかも制服着ているし 「あ 先輩方 こんにちは! どうかしたんですか?」と僕は声をかける そしたら翼が ゲームセンターで遊んでいたら先輩たちが遊んでいてついてきたっていうわけだ なるほどね

 水川先輩のもしよかったら公園にでも行きませんか? というよくわからないお誘いが来た なんだろう? 取りあえず乗ってみた 「わかりました 道案内お願いします」 そのあと、少し歩くと目的地の公園が見えた 大人用、遊具 めちゃくちゃいっぱいある 部長が走って行きそうになったところを橋野先輩が尻尾を掴んだ 「部長、はしゃぎすぎですよ 尻尾が回り過ぎですよ!」と橋野先輩がツッコミした っていうあなたも尻尾が揺れていますけどね 見ていて面白いな――

 公園の遊具はざっと数種類 小学校の遊具にありそうなものを数倍大きくして さらに何かを付け足した感じのいろいろ大きくてなんかすごい感じのもの

 僕も挑戦してみる とのことで 雲梯に捕まった 心なしか奥の棒までの距離が長い気がする 手を伸ばして挑戦した 結構疲れるな 腕がパンパンで痛くなってきた そのあと翼の挑戦、 翼が一本飛ばしで挑戦したら つかめなくて早々に落下してしまった 「だ!大丈夫?!」 結構な高さがあったため 結構ダメージが入っているのかと心配したが 人間じゃなかったので 安心した? 何に安心したのだろう 近くに寄り添ってあげたら 先輩たちが笑顔になっていた 「きっとけんたくん、翼くんのことが好きなんでしょうね」と小声で話していた 

 一通り遊具で遊んだあと 公園のベンチで 水分補給をすることにした 水川先輩と翼が対決していたこともあって 二人はへとへとになっていた 「公園に遊びに来ただけでこんなにへとへとになるなんて思っていなかった」 そりゃそうだ 

 そのあと公園の中を巡回していたら フリスビー投げをしている人がいた すでに稲野先輩はブロック済みである 「んーー!!はなせーー!」 みていて面白い フリスビーが一通り目の前から去ると 水川先輩のがっちりブロックが解除された 

 そういえば、何で稲野先輩は私服じゃなくて、制服なんですか?とおもった それを稲野先輩に聞くと 稲野先輩だけ寮で暮らしているからそうなんだということだった 制服暑そうだなーって思った 

 もう一周 公園の遊具で遊んで 駅前に戻ってきた雑務部のみなさん 学校が火曜日から再開するということで (体育祭のため)日曜日なのに また明後日なという言葉が聞こえた 

 

先輩たちがどこかへ消え去った後 翼が、「じゃあけんた、どこ行こうか?!」と聞いてきた 自分的には買い物が済んで あとは家に帰って ご飯を食べて夜の一連の動作をして寝るつもりだったけど、そんなことを考えていたら 翼に腕を掴まれて 駅前の小さなクレープ屋の前に連れてこられた 「え?!クレープ?」 

 いろんなことがあって頭の整理ができていない僕は 突然腕を掴まれ、クレープ屋の目の前に連れてこられたことなんて ちょっとわからなかった 「どうしたの?」と聞くと翼が「お腹すいちゃって」と照れながら返してきた どうやらこの店は注文したら自前で作ってくれるらしくて、それを窓から覗けるらしいという特徴があるらしい(翼いわく) 僕たちはそれぞれ 注文して 店の前のベンチに腰を掛けて食べた 

 意外とおいしかった そんなこんなでクレープを食べていると 双方同時に着信がかかってきた 僕のほうはきらきら星 翼の着信はデフォルトだった もぐもぐしながら電話に出ると いつ帰ってくるの?と 夕ご飯作るんだけど どうする?ということだった 僕はこれから家帰って食べるから お願いねと伝えた 翼のほうも同じであった 二人顔を見合わせて 日曜日の駅を後にした 

帰りのバスも案の定高速バスタイプであった

 家の前のバス停に着くと 二人は明日のことを聞いて じゃあゲームしに行くねという会話をしながら それぞれの家に入って行った


 家に着くと一大ニュースがあった 家の前の道に学校のスクールバス路線が運転を開始するということだった 途中停留所は 学校前と駅、そこから高速道路経由で各家前ということになった ここら辺一帯の停留所は 家の前のバス停だった 着発時間は 7時22分から10分前後と書かれている 道路混雑とかあるもんね 帰り便は 1便目が学校六限時間割終了後の時間から約1時間後着 2便目が学校五限時間割終了後の時間から約イ1時間後着 (この2本は学校の終了時刻に合わせて運転するので 毎日運転ではないと書いてある)3便目が 6時発の約1時間後着と書かれていた 


 夕食の時に 親から翼くん 最近どう?とか聞かれた 元気で学校生活楽しんでいるよ?と親に伝えた 親は安心したようだ 「いじめられていない? あの学校でよかった?」と言われ僕は今の学校が今のところ楽しいよと答えた 今後のことはわからないからね!


 夜 電気を消してスマホをいじっている 今日も一日楽しかったなと思いながら寝落ちするのであった


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