体育祭前夜
朝7時 玄関をノックされる
「けんたーーー?? いこーー!!」
体育祭1週間前 あーーー体育祭、、、 体育祭ねえ 体育祭
選手出場目標を見たけど あれ 僕の名前が? 一番最初にある
体育祭一番最初の競技の一番最初の選手だった ふ、、フリスビー投げってなんだよ!!! いぬが飛んできそうな話だな!!!! それ以降は特になくて、、、 ダンス、、、 あのダンス僕凄く苦手で、、、 ダンスより別のやりたい って思っていた けど任されたことがあるんだから やり遂げなくては
翼のほうは 徒競走、 走り幅跳び、 借り物競争だった
僕も借り物競争やりてーーー!!
「けんた??どした??」 バスの中でゆすられた
ああ ちょっと直射日光にやられて、、、w
「席変わる?」 特急バスは駅に進んでいく
電車よりは遅いけど 痒い所に手が届くようなバスだ
途中で路線バスの追い越しも見れるのがごみだ
駅に着いた 送迎バスの乗り場まで歩いていくと 長蛇の列が出来ていた 「これ座れないんじゃない?」 「それは思う、、、」
30人ほどが乗り込んで 空いている座席を見つけ 二人で座った 「あ いつものセットがいる」
そういわれた二人は 通路側を見ると 橋野先輩と水川先輩がいた
「体育祭 成功させようぜ?!」
「うん!」
学校にバスが到着した
「んじゃあ部活の時に」 先輩と解散してバスを降りた
俺たちの大舞台 成功させなくては
日中は全体練習で へとへとになって 大変だった
直射日光に弱い獣人は へとへとになった時に 熱中症対策本部に連れてかれて 水シャワーを浴びさせられている 「おわーーーー!!!つめてーーー!!!」
当日は曇り予想だった 対策としては シャワー設備を増設することを決まった(それは雑務部に依頼が入るんだよね)
こんな感じ 生徒の疑問 不満 →雑務部または職員室→業者 という感じである
気温と湿度が著しく高くて やばそうな天気だったから 5台増設することになっている
部員総出で 荷物を用具庫の中に移動する あした取りやすいようね
そのあと 押し車で体育祭開催地まで 荷物を持ったり 運んでいった
「ちなみに あそこの配電盤につなげば 学校の機械も遠隔操作が出来るようになるぜ」
押し車と5人で運べなかった荷物をもう一度とりに行った 「俺 卒業したらヘルプとして戻ってくる、ゼッタイ」
稲野先輩が大声で言った
そのあと 少し疲れたから みんなそれぞれ シャワーを浴びることにした
「俺と一緒にシャワーを浴びたい人はいるか???」
「おめーーとシャワーを浴びたいと思ってる人なんていねーーよ!」と翼がどつく
いつまでも好きな日常 見てて楽しいなぁ、、、
それぞれ シャワールームに入って行った
プラスティック作りの プレハブタイプのシャワールーム 大きな獣人さんが入って居れるほど広い
シャワーは温水冷水切り替えスイッチがあるけど 温水は機械設定温度 冷水は冷却水が流れてくるので 大体両極端 「あぢ!」か 「つめた!」のどちらかである
隣の個室から 「うわーーーいいきもちーーー!!」とか言う言葉が聞こえてきた
水川先輩だとおもう サメだからね ちょうどいい感じがするのかもしれない
15分くらいシャワーを浴びた後 元栓を締めて鍵をかけた 「明日は水道を開けるところが最初だな、 準備中にばてるのはめんどくさいし!」
稲野部長が胸張って行った 「明日も荷物が届くから、今日のうちに配線を組んでおこう!」
機械音痴の僕でも わかりやすい設計だ どこぞのIC4みたいにめちゃくちゃな配線で電気信号が送れないと困るからね
「翼!けんた! 先輩! 健二! 音響調査するから 旗を持って散らばってくれ!」
「聞こえたら 赤旗 聞こえにくかったら 黄色旗 聞こえなかったら何もしないで!」
まず先にハウリング音が聞こえる 少しおいて 体育祭準備放送が流れた 四方にいる全員は 赤旗を揚げた そのあと水川先輩の 戻ってきてという放送で 全員戻ってきた
よしこれでばっちりだな! ということで 体育祭の仕切り役の水川先輩が クーラーボックスから 炭酸ジュースを みんなに配布した
明日は本番だ! 俺たちは明日の事前準備で8時集合になった
仕切り役 水川直哉 部長兼音響担当 稲野幸助 放水銃兼音響補佐 橋野健二 放水銃補佐兼熱中症対策補佐 翼
記録兼得点 ぼく(けんた)
帰る前に水を浴びて帰る
狐先輩と翼くんのペアの放水銃は時価でくらってみたいなーーーー?とか変な考えをくらませながら シャワーを浴びている
「そのまえに!」
僕と翼が?!となっていると グラウンドの道具箱から白線引きを出してきた
「バス停をつくるんだよ! あしたは学校行のバスがそのままここに来るからな!」
先輩が声を上げる 部長と僕で 乗車専用のポールを設置した
翼は一人でひょいと 下車専用のポールを持っている 背丈は近いのに、、、やっぱりすごいなあ
水川先輩はラインを引いている
橋野先輩は 時刻表を張り付けている
00直行 石野間駅方面行
15直行 水野駅
30学校経由 浦川駅
45直行 水野駅まわり浦川駅
駐車場の入口の看板を立て 雑草を土ならしで踏み潰していく
駐車場を生成した後 荷物をまとめて解散した
「ヘイタクシー―!」橋野先輩が道を走っていたバンのタクシーを捕まえて駅まで連れていくように言った
部費で建て替えることにして タクシーを使った
今日は結構疲れたな、、、、、
「そういえばこの後 野球部とか運動部がテント立作業あるんだよね?」 部長が直哉に聞いている 「うん ほら今すれ違ったバス 学校のバス!」
僕たちは駅に戻って解散した
あした やり遂げるぞ! ということで円陣を組んで解散した