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自転車速いよ!

おーい 部屋から下を覗くと翼が学校行く時間だぞ っていう感じでよんでいる 


時計を見ると 学校行く時間になっていた 


自転車に乗ると学校に向けてサイクリングロードを走って行った やっぱり翼速い 気が付いたら視界から消えてる?! エンジンとかついてるの?!


待ってくれなさそうなので 自分のペースで向かうことにした 今度からバスで駅まで行って 駅から送迎バスにのろう



学校の駐輪場に着いた 物陰から翼が飛びだしてくる 「ひゃっ!」飛び上がってしまった きっと飛べたはずだ


「教室行くぞ」 


置いてかないでよーって肩を叩く 




掃除が終わった後 部室に入って行った


部長さんが 教卓のところでポテチを食べている 


「やっほー」といいながら翼が入って行く 


先輩たちにヤッホーはないでしょ、、、 まあ 翼のことだし いっか


それに続いて先輩達が入室してきた 「おはーー」 


「そういえば ここの部活って メッセージ連絡とかやり取りするんですか?」


稲野先輩が反応した 「あーーうん みんなでやってるから せっかくだし 交換しようか!」


僕と翼がスマホを出した みんなもスマホを取り出した 


「このアプリって シェイクすると友達登録が出来るんですよね?」 橋野先輩が確認のために聞いてきた


「できますよ?」 という返事を出した 


こーすけ だの なお だの けんじだの 名前になっていた 肝心な僕の名前は、、、きむち鍋だった


「きむち鍋ってなんだよwww」 全員からの突っ込みが入った 「あいや、、、 獣人と それより人間とあんま連絡先交換をしたことが無かったから ずっときむち鍋のままでだった


「んで 翼くんのアカウント名は ドラゴンと、、、」 翼、先輩達引いてるぞ 


「えへへ」 ほめてない!!!!この!!


本棚には 雑誌なり 放送器具の使い方や 説明書がつまっている 僕は壁沿いの椅子に座って のんびりしている  先輩たちが本を読んでいたり お菓子を食いながら何かをしている


「はーーー」 暇すぎて ため息をついてしまった 


犬獣人の稲野部長が 二人を呼び寄せて 階下に降りる 「先輩 いぬですか?狼ですか?」 翼が聞く 「いぬじゃない!」下の用務庫の鍵を開けて入る 


「二人には 整理をお願いする あと 残数調査もおねがいね」


雑に並べられた電球や ゴミ袋などが散乱している 「何かあったら 奥のモニターに向けて話しかけてくれ 上から聞こえるから 先輩の悪口も聞こえるよ まあないと思うけどーーー」


ということでーーーって感じにドアが閉められる、、、あれ? おーとろっく? 内側からも鍵を解除しないとドアがあかない?! 


「あの 鍵しまっちゃったんだけど?!」 「立て付けが悪いから ごめんね」


作業に取り掛かった 



「先輩 完了しました」 先輩がモニターからカメラを左右に動かして 確認する 


すべて完了したと思ったら ドアが ガチャっていう音がした 「ドア開けたから もどってきな」


最初のひと仕事を終えた後 部屋に戻った後 水川先輩が出ていった 「あ 俺、電球交換いってくる」といいながら すたすた階段を降りていく


こころなしか 階段を降りるたびに 尾びれが階段とぶつかっていないか?


部屋に戻ると うわっ! 翼にちょっかいを出される ひんやりしたジュースをほっぺたにつけられる


先輩からの労働の報酬だ 冷蔵庫なんてあったっけ、、、 「冷蔵庫はあれだ、、、先輩の教卓の下に小型冷蔵庫がある」 外を見ながらボーっとしている 


狐先輩が 君はどうしてこの獣人しかいない学校にはいろうと思っていたの?と 聞いてきた 「えーー」


「 新しい冒険をしたくなったので、」 みんなが納得する 人間だけの生活より 新しい生活をしてこの世界になじんでいくことが必要だ 


「そういえば 翼と君の関係は?」 あーーー


「かれは僕の幼馴染で 親父が同じ会社に勤めていて 前住んでいたところから 2家族一緒に転勤することになって、ついでに同じ学校に行こうぜ ということ」


ふーーーん 的な感じで聞いている 狐先輩が質問した 「そういえば 小学中学はどうしていたんだい?」


「小学中学の時は、隣家に住んでたこともあって よく遊んでました」と翼が 


「ちなみに引っ越し先でも、人間専用の学校に通わせる予定だったらしいけど、 僕は新しい世界を見て見たいので、この学校を志望しました」


なるほどねという感じである そういえば前に 獣人共用学校だと 獣人の体格に合わせての設備も導入しないといけない関係で、学費が高いのとか 親が言っていた


節約志向 悪くないね、、、


日が傾いてきた 部長さんが時計を確認すると 部員に静かにするようにといった


お決まりの18時の放送を行う部長 


放送を一通り終えて おっけーと声を出す 翼はいつの間には寝ていて 鼻提灯を咲かせていた 寝顔 可愛いな


水川先輩は 翼に近寄ると ティッシュで鼻提灯を掴みとった


「はぅわ!?」 先輩が悪い笑顔をしている 


「寝顔、可愛いな」 「そんなことはない!」 ふたりで睨みあっている


「きみたち にらみ合ってると寿命が減るよ!」 橋野先輩が声をかける


二人して びっくりしたような顔をして 間を取った


んなって言おうとしている


「そろそろ今日は時間だから 部屋を閉めるね」 先輩が切れる電源を落として モニターの画面を真っ暗にした 


みんなで用務庫のまで また明日ね という声を掛け合って 解散した、、、が


「君たちこっち来て」 翼とけんたが呼ばれる 「なんですか?」


「鍵の場所を教えてあげる」といって職員室に連れていかれる 


職員室に入ると 奥の壁に鍵がかかっている場所がある そこにかけてね て書いてある


そのあと職員室を出ると 用具庫の鍵は部室にしかないぜ? と言われた


あらためてまたね!をしたあと ふたりで自転車に乗って家に帰る、、まえに


翼の自転車をよく見て 凝視した エンジンとか バッテリーとかついていないふつーーの自転車 「何であんなに速度出るの?」 「え? 50キロくらいしか出してないよ?」え? それって 速くね? ということで、、、


「明日から交通機関通いしよ? 申請書は出してあるから!」


ふたりでにっこりしながら 自転車でのんびり走ってくれた 途中でコンビニで合成肉の食べ物を二人で分け合った


「いやあ こんな事するの 青春してるって感じする!」


「あ 翼の口にケチャップが ふいてあげる」


ごしごし かわいいなーーー


家に帰って 部活の話をして 今日は終わった


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