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#25 派遣バイト 病院

25話

派遣アルバイト始めたんだー。今日これから行ってくるねー。翼くんちの玄関前でバスが来るまでだべる「大丈夫なの?」翼くんが心配そうに見てくる。大丈夫大丈夫安心して。


バスが来たので乗り込む。ちょっと心配だな。バスは水野駅に向かっていく。


水野駅。ここから送迎バスに乗り込む。レッツ初めてのアルバイト!


アルバイト先に到着。施設に入っていく。点呼を実施。さまざまな獣人がいるなあ


タスク表を渡された。やり方も教わった おーっし俺も頑張るぞー。賃金のためだ、やり遂げなくちゃ。


荷物をカゴに詰め込んでいく。頑張れ俺時給1250円が待っている。


おぉっと?誰かに押されて工場の奥深くに押された。突然の出来事だったのでよく分からない。「人間君がいい気になってんじゃねえよ」誰か知らない人に殴られる「聞いてんのか!」意識が薄れていく。誰か助けて。顔面にパンチがクリーンヒットする。その瞬間意識は弾け飛んだ。


次目が覚めた時はどこか知らない病院の中に居た。点滴に腕が繋がれて、顔面には包帯が巻かれていた。声が出ない。出せるだけの声を出して看護師を呼んだ


「ここはどこ」看護師がやってきた。ここはどうやら人間総合病院のようだ。家族には連絡をしたらしい。人間総合病院なのに看護師には獣人がいる。


今俺が収容されているのは急性期治療室(そんなのがあるかは置いておいて)治療を受けている


体にはいろいろな電線が繋がっている。それぞれ機械に伸びている。だいぶたったあとに家族がやってきた。「派遣バイトなんてもう二度としない」僕をボコしてきたやつはどうなったか聞くと、その場で拘束され逮捕されたよってお母さんが話した。


治療室でぼーっとしてると次の来客が来た。「翼くん!」泣き顔ですっ飛んできた。ハグは出来ないけど手を繋ぐことは出来た 「誰から聞いたの」けんた父がすっ飛んできたよって説明を受けた


再びぼーっとする。水が飲みたい。ナースコールをする。看護師が「体の損傷が激しいから水分補給の許可が降りてないんですよ」だってさ。派遣の給料は働いた分支給された。


夢を見た。僕が派遣の工場で誰にボコされているのかを。確かに見た事があった。どこで見た事があったのか思い出す。学校だ。学校をさらに思い浮かぶと3年生の教室で彼がたたずんでいた


それから1週間後

最初の3日は水分補給が出来なかったが、水分補給の許可が降りていった。前より体はマシになって、ちょっとだけ動けるようになった


食事をとることが出来た。栄養食美味しくねえな。食べれないほど美味しくない訳では無いからねえ。


治療は進む。次第に包帯が取れていき トイレで確認すると痣が残っていた。押すと痛い。


たまに翼くんが見舞いに来る。何故か僕のDSで遊んでいる。マリオ何とかを5面までクリアしたとかしてないとか。3時間くらいだべったあと翼くんは帰ってった


ドクターから来週退院していいよって通告が来た。やっとジャンクフードが食べれる。ウキウキになって部屋に戻ると心拍数計につまづいて転んだ。


退院宣告の次の日に部活のメンツがやってきた。稲野先輩、橋野先輩、水川先輩、琥珀、翼くん。何故か先輩の差し入れが頭痛薬だったりチョコレートだったり色々だったり。稲野先輩は大学に進学するらしい。頑張ってねー。


1年生がどんな子が入ってくるのか楽しみだねとか話した。


部活のメンツが帰っていき、正面玄関まで見送って病室に戻って行った。


自分の手のひらを見た。ぐーぱーぐーぱー問題なし。


それから数日して退院になった。人間総合病院にお世話になりました。ふと気がつくと春休みが終わって明後日は始業式だ。家族に連れられ家に帰ると、翼くんが芝刈り機で芝を刈っていた


おーっすと声をかけると、嬉しそうに翼をなびかせて近寄ってくる翼。「春休み終わっちゃったよ!」これがまた可愛い。おどおどしながら話しかけてくれる。


僕は部屋に戻って自室に包まれて行った。外からは芝刈り機の音がひびいている。


1時間もしないうちに芝刈り機の音は鳴り止み翼も自宅に戻って行った


久しぶりの自宅快適だなー。そうだコーラでも飲みに行こう。ゴキュゴキュうめー。




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