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歩みを進めて

幼馴染と出かけたい

親の仕事で引っ越しすることになった 


最初は 写真くらいでしか 獣人という存在を見て見たことが無かった俺には新鮮だった


学校が人間専用だったことから 獣人という存在と知り合うことは 全くって言ったほどなかった


だけど 隣の家の幼馴染は 竜人だ たまに家に来てはTVゲームをして お菓子を食べ散らかして帰っていく可愛いやつである


その子くらいしか獣人 っていう存在は知らなかった ついでに隣の幼馴染も 親の仕事で引っ越すことになった セットでやってくる


「けんたーーー?? あそびにきたよーー!!」 と声をかける翼君  そういえば僕はけんただ 


お兄ちゃんがつばさを招き入れる 引っ越し段ボールの隙間をすり抜けて やってくる 


「今日は何する?」かわいいやつだ 「それより僕引っ越し準備しないと、、、」


竜人の翼くんは 本がいっぱい詰まっている段ボールを軽々抱えて部屋から持っていった  

「あとは 棚の解体と、勉強道具をかばんにしまうくらいだな」 と思いながらかばんに荷物を詰め始めた


少しするとジュースを持ってきた翼くんがいる かわいい、、、


「ん?」オレンジジュースをコップに注いで僕に渡してくれた 「そういえば、つばさんちは荷物できたの?」


すでに1週間前には終わったよ!!!すごいでしょ!!って感じで胸を張っていた 


そういえば、、、翼と知り合ったのは幼稚園の時だったかもしれない 小中一貫は人間専用だったから 獣人とかかわることが無かったけど 毎日遊びに来る翼のおかげで毎日獣人とは知り合えてる


そういえば翼くんのつばさ 飛べるの?という素朴な疑問が有った


「トレーニングすれば飛べるようになるって言ってた、親父は飛べるけどね 僕も飛べるはずだ」 


そんな会話をしながら 棚を解体していった そのあとは紐でぐるぐる巻きにして 二人でリビングに持っていった 


そのあとは テレビゲームをしながら お菓子を二人で食い散らかしている 途中で兄貴が参戦してきて ハチャメチャになった


「じゃあここらへんでーー」っていいながら翼が帰って行った たのしかったなーって思いながら お菓子を片づけた 


_____________


引っ越し当日 


ぼくのいえには いつか戻ってくると思い 布団はそのまま置きっぱなしである 友人たちがこぞって見送りに来ていた


それぞれの家から時間差で送迎用の車が発車した 住んでた家から車が発車していく 野次馬が手を振って送り出している 


「そういえばどこへ引っ越すの?」という僕の素朴な疑問に 親父が答えてくれた


「遠いところだけど言葉は同じだから困ることはないよ? なんなら高速バスで行く? 夜行列車で移動するんだけどね?」


や、、、やったー? 「ちなみにお隣さんも一緒だよ?」


引っ越し先は凄い寒いらしい 冬は独特の気候で 住んでる国一番の極寒地方らしい 「左遷されたのかな、、」


え? けんた何か言った? という感じで後ろを振り向かれた 


駅まで1時間 車の中で爆睡をすることにした 車は駅に向かっている




駅に着いた 


駅構内を見回すと 獣人やら人間が所狭しと歩いている 


突然 肩を突っつかれた 


後ろを振り向くと 翼くんがいた 翼家族と僕の家族は券売機で切符を交換した 快速列車乗車券、、


快速列車? あの普通の電車で長距離走るの? くたびれちゃうよ? 


駅の案内表示には 臨時快速 と行先が表示さていた 


ねえ、、、会社の用事で引っ越すんだったら 飛行機とか手配されるもんが所定だろ? とか思っている 「親父が納得した」


翼が 夜行列車なんだから寝台とか付いてるんじゃないの?とか聞いてきた さあ乗ってみてのお楽しみだな 


列車がホームに入線した 特急電車の座席が進行方向を向いている これ、、、会社手配ミスじゃね、、、?とか 親父たちが話している 背の高い獣人や 体格がデカい獣人のために 座席が広くなっているし 椅子の間隔も広い


座席に着くと体を包み込むようになっていた 親が網棚に スーツケースなどをのせる  トイレは隣の車両にもついているようだ 


列車は満席で駅を出発していった 特徴的なモーター音を立てながら


気が付いたら 隣には翼が座っていた え???兄さんじゃなかったの???


獣人がいる学校、、楽しみだしちょっと怖いな、、、


気が付いたら寝ていた



列車は順調に走っていく みんな寝ている 珍しく


ふと外を見ると 真っ赤に見えたかもしれない 思考が付いていけなくなって 目をつむった



うわ!! 飛び起きる 変な体制で寝てたから変な夢を見たのかもしれない 


外を見ると日が昇っていた 驚いたのは一面雪が積もっていた 季節変わっちゃった? 


列車は突然車内放送を始めた 音楽が流れて みんな顔をあげる 朝ということを知らせるために放送が流れた


終点に着くころにはお昼頃らしい 朝食に買っておいた食べ物を食べる


あの、、、翼? くちにシーチキンマヨネーズついてますよ? 見ててかわいいけど だらしないから教えてあげる 


列車はこの後まだ30駅に止まるらしい 飽きそう


列車は朝の黄昏の中 走りすんでいく ぼーっとしている間に 終点についてしまった


住み家の鍵はすでにもらってあるから 向かうことにした 


睡眠用の荷物はすでに用意されているとのこと ちなみに僕は今さっき起きました


寝ぼけている顔で列車から降りた 隣を見ると すっきりとした体つきの 無駄な肉もない可愛い幼馴染が眠い顔をして立っている


親父たちが先に行ってしまった ふとした翼が俺を掴んで走っていく けんた!おいてくよ! 走って!


唐突に手を掴まれてびっくりする 


さらに高速バスで3時間 途中の停留所で降りるらしい ドーナツを食いながら歩いている翼可愛い


「そういえば けんたは部活どうした?」 


「ぼくは、、、雑務部?」なんか気にいった 名前の響きからのんびりできるかな――とか思った


駅前に出てきた


バス停には バスがひっきりなしに発着している


高速バス乗り場に着いた 


来たバスが なんかその 普通のバス、、、なんかぱっとしないなあ、、、って 行先には特急としっかり書いてあった バイパス経由らしい 


荷物おきに家族の持ってきてるスーツケースを置いたら 荷物場所が埋まってしまった 


指定席に着席して 外を見る 山しかない、、、


飽きた、、、 やばい、、、


バス停について 新居に着いた  しんきょがおっきーー!! やべーー言いながら入って行った


今日は夜ご飯を近くのスーパーで買うことにして それぞれの家でひとばんを過ごした



明日から学校の見学がある 獣人がいる学校初めてだなーー ドキドキする


とりあえず 布団を敷いた後外を見た 


隣の家の窓は部屋から見えない作りになっていた プライバシーあるね


獣人も住んでる世界だし、 うるさい種族もたまにいるって聞くよね 今日はここらへんで 寝るとしよう 


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