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全ての始まり
バン!
俺はその音で目を覚ました。
「はっ!」
目を開けるとそこは教室だった。
「あ、あれ?寝た記憶無いんだけどな~」
そう言っていると、鬼教師の金田が来ました。
「あ…」
「テスト中に寝るとは何だ!しかも寝てから4時間立って起きたとは!何をしても起きなか…ガミガミガミガミガミ」
ショボーン。
そして放課後…。
「ふぁ~もう疲れたから早く帰るか~」
ガチャッ。
「おかえりぃ~」
「あれ?誰もいないなぁ、まいっか」
6時間後…。
「まだ帰ってこない…何かあったのか?」
ザー、ピッ。
と、いきなりテレビが勝手についた。
「な、なんだ!?」
テレビに黒いフードを被った男が映し出された。
「これから、犠牲者ゲームを始める」
と、うつ向きながらそう言った。