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茜色で描く未来  作者: みやしろましろ
橙哉→茜 茜の過去と今
25/68

25話 レイクモールへGO! 後編

「わたしが橙哉なんだ。」


わたしは神妙な面持ちでそう告げた。


「そっか…パーカーの流れとかでなんとなくそんな気がしたけど改めて言われるとビックリだわ…

それにしても喋り口調はまんま橙哉なのに声も見た目も茜ちゃんだから少し違和感あるな」


日向はさっきの件でやはり気づいていたらしくて案外落ち着いている様子だ。


「まあ、そうやって意識して喋ったからね?

それにしてもあんまり驚かないんだね?」


「いや、未だに信用出来てないだけ。

悪い夢だったとか茜ちゃんの冗談とかって思いたい。」


日向はとても困った顔をみせる。

そんな日向の顔を見るととても申し訳ない気持ちになってくる。


「それこそ夢だったらいいんだけどね…

でも残念ながらこれは現実なんだよね…

日向はTS症候群って知ってる?」


申し訳ない気持ちでいるだけては何も進まないのわたしはいたって真面目な顔をして日向に問いかけた。


「名前だけは聞いた事があるよ。

どんな病気かはよくわかんないけど…」


「わたしがそれ。突然性別が変わってしまう病気なの。

それ以上でもそれ以下でもない…

それでもわたし達は変化する事を強いられるの…

そんなわたしを日向は受け入れてくれる?」


わたしは困惑する日向の瞳をじっと覗き込み少し上目遣いになりながらもいたって真剣に問いかけた。


「それは…俺にもよくわからないよ…

でもただ一つ言えるのは俺は茜ちゃんでも橙哉でもどっちでも関係ない。

君と仲良く出来たらと思ってる…

だから何も心配しなくていい。」


日向はわたしの問いかけに少し迷いながらもまっすぐな瞳でわたしの手を握りながらそう答えてくれた。


震える手からも日向の本気が伝わってくる。

小さい頃の経験から女性恐怖症になってしまった日向が震える手を必死に抑えながらわたしの手を握ってくれている。

それだけでわたしは日向の気持ちが充分わかった気がした。


「日向ぁ…女の子ニガテなのに…」


そんな日向を見てわたしは少し涙目になってきてしまう…


「それじゃあさ、また友達としてやり直すって事でいいんだよな?」


「日向ぁ、もともとわたし達はお友達でしょ?

茜でも橙哉でも。」


「ははっ…そうだね!

ケータイのアドレスとかは変わってない?

メールするよ。積もる話はまたゆっくりしようぜ?」


日向はいたって普通に話しかけてくれるけどわたしと握手した右手は今もまだ震えている…


日向には本当に悪い事をしたなぁ…

申し訳ない気持ちが湧き上がってくる。


「あ、わたし今日ケータイ変えに来たからアドレスとか今日で変わるから日向のアドレス変わってなければそこにメール送るね!」


「そっか。わかった。

俺の方はとりあえず和希と大和には話さないでおくよ。

こーゆう事は自分の口から言うのが1番だから。

茜ちゃ…橙哉はいろいろ頑張れよ、俺は味方で居たいと思ってるから…

困ったらいつでも頼ってくれて構わないから」


日向の気遣いはいつもとても助かる…

わたしの不安を吹き飛ばしてくれる。


「えへへっ…ありがと!

あと、わたしの事は茜って呼んでくれていいよ?

これからは茜として生きていくわけだからね」


「そっか、じゃあまたね!茜ちゃん!」


「うん。夜にでもメールするね!」


そう言ってわたしは日向を送り出した。


それにしてもあの三人でレイクモールに来るなんて珍しい事もあるもんなんだなぁ…


「日向とは話できた?」


日向が見えなくなるまでずっと日向を見つめていると雪ねぇがトレーにサラダとスープを乗っけて戻ってきた。


「うん。気遣ってくれてありがと。

日向とはしっかり向き合えたと思う。」


「日向は優しい子だからね…

あーちゃんとは幼馴染みたいなものだしね。

ちゃんと受け止めてくれると思ってたよ。」


雪ねぇは優しくて温かい目をしてそう答えてくれた。


「それにしてもこんな事でバレるとはねぇ…

やっぱ迂闊だったかなぁ…」


雪ねぇが失敗したって顔で額に手を当てているけど別に雪ねぇ達と来たからバレたって事はないと思うんだよね…

まあ、パーカーは迂闊だったと思うけど…


「でも、そのおかげで日向とまた仲良くするきっかけができたと思うんだよね…

だからさ、ありがと。」


「そんな事言われるとお姉ちゃん照れちゃうなぁ…」


そんな事を言って顔を真っ赤にしながら照れる様子はなんだかとても可愛らしい…


「その様子だと彼とは上手くいったみたいだな」


「日向くん全然変わらなくってびっくりしたよ!」


そうこうしてるうちにお父さんとひーちゃんが帰ってきた。


「うん。協力してくれてありがと。

おかげで日向とまた友達としてやっていけそう。」


「こんな晴れやかな表情のあ〜ちゃん初めて見たかも…」


「ニヤニヤしちゃって頬ダルンダルンだよ?」


えっ、わたしそんな顔してる?…

頬ダルンダルンって…


「頬ダルンダルンなんて言わないでよ!!

さすがに少し傷つくよ!?」


「あはははっ!ごめんね?そんなつもりはなかったんだ。」


「むすっとしてるあ〜ちゃんも可愛い…」


「もうっ!!」


さっきまで日向と話していたからかなんだかこの三人の会話にも少し違和感を感じてしまう。


「ほら、早く食べないとご飯冷めちゃうぞ。」


そう言ってお父さんはわたしの前にデミグラスソースのかかったオムライスのお皿を乗せてくれた。


お父さんがトレーを一つしか持ってこなかった所を見るときっとお父さんもオムライスにしたのだろう。


「うわぁぁぁぁ!!美味しそう!!

いっただっきまーす!!」


「いただきまーす!!どう?美味しい?

あたしにも一口ちょーだい?」


「いただきます。」


わたしに続いてひーちゃんと雪ねぇも食べ始めた。


「美味しいぃぃぃ!!」


美味しさのあまり無意識のうちに大きな声で軽く叫んでしまった。

周りの人達の視線がこっちに集まってくるのがわかる。


恥ずかしい…顔から火が出そうだ…


結局視線が集まり続けていたので落ち着いでご飯を食べることすらできなかった。


食べ終わるとすぐにケータイショップから電話が来てケータイショップに向かう途中でもチラチラと視線を感じる事に気が付いた…


「ねぇ、視線感じない?」


わたしは少し雪ねぇにくっつきながらそう言った。


「そう?これくらいならいつもの事よ。

あーちゃんは少し気にしすぎよ。」


「やっとあ〜ちゃんも周りが見えてきたかな?

女の子はそれが結構大事なんだよ?

まあ、心配するほどのことじゃないと思うよ!」


もう早十年以上美少女をやってる二人が言うならきっとそうなのだろう…


結局視線を感じたままケータイショップで新しいケータイに変えてそのままの流れでケータイのカバーを少しファンシーな感じの店で選んだのだった。


「いやぁ、結構可愛いの見つけたね。

あ〜ちゃんらしいチョイスだと思う!」


「本当にあーちゃんはオレンジ好きねぇ…

可愛いの見つかってよかったね。」


「うん。やっぱりオレンジに白は正義だよ!」


楽しくおしゃべりしながら店から出てくると外で待ってるって言ってたお父さんがどこにも見当たらなかった…


「あれ、お父さんいないね?どこ行ったんだろう…」


「あの〜すみません、少しよろしいですか?」


三人でキョロキョロとお父さんを探していると不意に声をかけられた。


無用心だったわたしはその声に反応して振り向いてしまった。


「あの〜私こういう者なのですが…

貴女方三人のスナップ写真を撮らせていただけないでしょうか?」


二十代後半くらいの貼り付けたように爽やかな笑顔のお兄さんが名刺を突き出しながらそう言ってきた。


「ごめんなさい、間に合ってますぅ。

私達用事があるので行きますね?」


「待ってください。簡単な読者モデルみたいなものなんです…

時間は少ししか取らせませんので…」


雪ねぇはお兄さんのお願いを突っぱねたのだけどそれでも食い下がってくる。


「あー、あたしそう言うのNGなんですよねぇ…

どうしてもって言うならこの人に相談してください。」


ひーちゃんは恐ろしく冷たい口調でお兄さんに言い放って通話状態のケータイを手渡した。


「ええ、はい。はい。あっ、そうでしたか…

それは大変申し訳ありませんでした…」


お兄さんは相槌を打つたびに顔が真っ青になっていく。


「はい、この件に関しては口外しませんので…

はい、ご恩赦感謝いたします。はい。それでは」


もう真っ青になりきって軽くグロッキーなお兄さんは恐る恐るひーちゃんにケータイを返した。


「もしもし。うん。ありがとうございます。

うん。うん。わかりました。

はーい。また連絡します。」


ひーちゃんは至って落ち着いて電話をしている…

正直この状況は異様だよ…


「大変ご無礼いたしました…

それではわたしは…」


「あ、ちょっと待って…

お姉ちゃん達が良ければやってみたら?

この人お姉ちゃんがよく読んでる雑誌の編集さんみたいだし怪しい人じゃないよ?」


まさかの方向からの援護射撃を受けたお兄さんは目を丸くして信じられないと言った面持ちだ。


「え、まあ私は…構わないけど…」


雪ねぇもなんだかまんざらでもなさそうだ…

バンドやってるくらいだし目だったりする事は慣れているのだろう…


「まあ…わたしも別に構わないけど…

わたし別にその雑誌読んでないしメリットないような気がする…」


「気持ち程度ですが御礼の方はさせていただきます。よろしければ是非やってみませんか!

是非お二人での写真をお撮りしたいのです。」


お兄さんも行けると思ったのか結局グイグイ来始めた。


「はあ、まあいいですよ。

お父さん待ってる間の時間も潰せるし。」


軽く口実もあったし、それに雪ねぇの目がいつになくキラキラしているのでわたしが断って空気を悪くするのもなんだか悪い気がした。


「はい、ありがとうございます。

時間は取らせませんから!」


そう言ってお兄さんは機材を取り出して早々と撮影を始めた。


「はい、これで最後です。

ありがとうございました!

雑誌が出来ましたら事務所の方にお送りいたしますね。」


お兄さんがそう言ってひーちゃんの方にお辞儀をして何処かへ行ってしまった。


「え、事務所?どーゆうこと??」


お兄さんの事務所っていう一言でわたしはなんとなく理解した。


きっとさっきの電話の相手はひーちゃんの事務所の人でわたし達はお兄さんにひーちゃんが張り付かれたりしない様にうまく使われたのだろう。


まあ、お兄さんに貰った名刺を見る限り本当に怪しい人ではなさそうだし本当に雪ねぇの読んでいる雑誌の編集さんのようだ。


「ひーちゃん上手くわたし達の事使ったね。

まあ、楽しかったから良かったんだけど…」


「ご、ごめんねぇ…プロデューサーがそうしろって聞かなくってさぁ…

きっと御礼と雑誌はうちの事務所から家に送ってくると思うから…

事務所からもなんかつけるよう言っとくから」



申し訳なさそうにひーちゃんが答えてくれる。

そんなに気にしてないからいいのに…


「おーい。お前たち何やってんだよ?

こんな人だかりまで作って…」


遠くからお父さんの声が聞こえると思ったら人だかりをかき分けてお父さんが現れた。


周りを見渡してみると吹き抜けの3階までギャラリーが出来ていた。


「うええっ!?なんでこんなに人だかりできてんの?」


「私達を有名人の撮影かなんかと勘違いしてるみたいね…」


「と、とりあえずカフェにでも逃げよっか?」


わたし達が移動を始めると自然と人だかりが解散していった。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



「あんなになってよくレイクモールから怒られなかったね。」


「多分あの人のやってる企画が「ショッピングモールでファッションチェック!」ってやつでレイクモールを一回通してるからだと思うよ?」


「それでもあれは驚いたと思うよ?

集まってから見たときはあたしの正体バレちゃったかと思ったもん。」


「あんなに目立っちゃったら大変だぞ…

声かけられたりとかして買い物しづらいんじゃないか?」


女神のマークのコーヒーショップでお茶をしながらそんな話をしていると隣の席の女子高生がチラチラとこっちを見ている事に気がついた。


「あの〜。さっきの撮影とってもステキでした!もし良かったらサインください!!」


女子高生の方を向いたら目が合ってしまってそのまま勢いでそう言われてしまった。


え?え?ひーちゃんに言ってるわけじゃないよね?なんで?…


「ごめんねぇ…この娘こういうの慣れてなくって…」


わたしがオロオロしているとひーちゃんがナイスなアシストをくれた。


「あ〜ちゃんのサインが欲しいみたいよ?

書いてあげたら?」


雪ねぇからは驚きの一言が飛んできた。

わたしサインとか持ってないから!!

橙哉時代のしかないから!!


「え?ど、どうしよ。」


「橙くんのサインをちょっと変えればいいでしょ?アレっぽく描けばいいのよ。」


オロオロしまくってるわたしに雪ねぇが耳元でボソッと言ってくれた。


「わ、わかった…」


ちょっとフニャってしまったけどなんとかサインを書く事に成功した。


「ありがとうございます!!応援します!

頑張ってください!!」


フニャってしまったサインでも満足してくれたらしくわっきゃ言いながら席まで戻ってくれた。


確実に勘違いされてしまったようだ…

どうしよ。


「とりあえずここじゃ落ち着けなさそうだし車戻るか?」


お父さんは気を使ってそう言ってくれているけどどうせ時間をズラしても同じ事だろうしココまで来たら気にしたら負けだろう…


「や、いいよ。疲れちゃったから早く買い物して帰ろう。

どうせ時間空けても同じ事でしょ。」


「そうね。だったら噂が広まる前に買い物しちゃいましょ。」


「そうしよ!!あんまり長居するとわたしも危険だしね?」


ちょうどみんなコーヒーを飲み終わっていたのでそのままお買い物に突入する事となった。


結局5店舗くらい回ってあたりが暗くなる頃には声をかけられる事も増えて来たのでお家に帰る事にした。


結局わたしは見つけた可愛いプルオーバーパーカーとデニムのショートパンツしか買う事が出来なかった。


ひーちゃんと雪ねぇは結構いい買い物ができたみたい…


下着とか買おうと思ってたのに…


「それにしてもなんか大変な騒ぎになってたね。

ゆっくり買い物も出来ないなんて…」


ひーちゃんは結構疲れた様子でそうこぼした。


「そうねぇ〜、わたしもライブハウス以外であんなに声かけられたりとか初めてだったよ…」


「そうだよね。なんだか今日はひーちゃんの大変さを少しだけ感じる事ができたかも…」


雪ねぇもわたしもひーちゃん以上にぐったりしてしまってる。


「今日は出前でも頼むからお前達はゆっくり休みなさい。見るからに疲れてるみたいだしな。」


「うん。ありがと。わたし軽いものでいいよ?疲れちゃってあんま食べれないだろうし。」


「私も〜。」


「じゃあそばでもとるか。」


お父さんもさすがにわたし達がぐったりなのを見て夜ご飯は楽をさせてくれるようだ。


それにしてもお家に帰ったら新しいケータイの設定しなきゃとかわくわくしてたけどこれじゃあちょっと厳しいかな…


少し休んで余裕があればやろう…

日向には悪いけど今日はメール送れないだろうなぁ…

今日買った服の整理とか服の領収書の整理とかしなきゃだし…


明日は初めての通院日だし色々書類も持ってかなきゃいけないもんね。


帰りの車の中はほとんど会話もなく気づいたら後部座席に座るわたしと雪ねぇは寝てしまっていた。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



「あら、二人とも寝ちゃったみたい。

慣れない事してた訳だしきっと相当疲れてたんだろうね。」


緋雪はちらっと後部座席を見て二人の可愛らしい寝顔を見て軽く笑みをこぼしながら緋哉あかやにそう問いかけた。


「うーん。いくらバンドやってるって言ってもこーゆう事は慣れてないんだろうな…」


「あたしみたいに慣れっこになっちゃってるわけじゃないもんね。

それよりさ、敏腕Pのお父さんの目から見てどう?二人は。」


緋雪はニヤッと悪い笑みを浮かべながら緋哉あかやに問いかける


「お前、なんでその事知ってるんだよ…

せっかくカモフラージュの為にカメラマンとかまでやってたのに…」


緋雪の言動に緋哉あかやは驚きを隠せない様子だ。


「まあ、わたしも業界に身を置いてる訳だしねぇ…アンテナは常に張ってるつもりだもん。」


「はぁぁ…緋雪には敵わないな…

正直なところ茜はいいアイドルになると思う。雪菜は微妙なところだけどあいつは結構他人に乗せられるとすごく伸びる事もあるから正直なところわからん…」


「やっぱお父さんもそう思う?

わたしもあ〜ちゃんとお姉ちゃんはアイドル向いてると思うんだよね…」


「今日はその序章って訳か?」


「そんなに急ぐ気はないけどいつか一緒のステージに立てるまでになって欲しいな…なんて。」


「俺はお前ら次第だと思うから何も言わないよ。」


緋哉あかやは優しい笑みでそう言った。


「まあ、あたしも二人の意見を尊重するけどちょっとでも興味があるなら引き込んじゃおうかなって…

まあ、今日のこれはうちのクズPが二人を利用しただけだし完全予想外よ。」


「あの葛原くずはらがそんな事するなんてなぁ…

俺のマネやってた頃は潔癖なくらい真面目だったのに…」


「クズPはある意味今でも真面目だと思うよ?

そういえば…!わたしもあ〜ちゃんとお揃いのケータイに変えようと思ってたのに!!」


緋雪は突然思い出したように軽く叫んだ…


「まあまあ、あんな事あったんだし今度でいいだろ。お前の復帰祝いにでも買ってあげるさ。あんまり長引かせると世間の無駄な詮索は余計大きくなるぞ?」


「そうだね。

早く決めて復帰しないとだよね。クズPを早く説得しなきゃ!」


「俺から葛原に言ってやろうか?」


「いい。あたしの力で納得させたい。

ある意味最終目的地点だったからね。

サイコーの宮永緋雪をみせたいじゃん?」


そう言った緋雪の笑顔はとても愛らしく、それでも覚悟のこもったまさしくアイドルの笑顔であった。

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